今日は松江のまちづくりについてお話しいたします。 松江は空襲に遭わなかった古い城下町で、 17世紀の始めに極めて計画的に作られた街です。 現在の道路網も、 その頃とほとんど変わっていません。 今新しいまちづくりが始まりつつあるのですが、 市街地には城北地区(侍の町)、 白潟地区(町人の町)、 雑賀地区(足軽の町)に城下町の面影があり、 そこに残る昔の細い道をまちづくりの手がかりにできないかと考えているところです。
では、 スライドを見ながら紹介していきます。
リレートーク2
松江のまちづくり
寺本建築・都市研究所
寺本和雄
はじめに
島根県松江市から来た寺本です。 出雲の国松江松平藩というのが古い呼び名ですが、 古くは尾道と松江は出雲街道で結ばれていて、 中国山地の鉄や宍道湖のウナギがこの街道を通って尾道へ運ばれたそうです。
以上で、 松江の路地を手がかりにしたまちづくりについての紹介を終わります。