橘書道会は昭和11年,故谷辺橘南先生によって作られた会です。谷辺先生は橘書道会の初代会長として自詠歌書の普及に努力されました。自詠歌書とは,ただ書作品だけを作るのではなく,そこに書かれている言葉,つまり,短歌も自分で作ろうというものです。自詠歌書を作ろうという谷辺先生の意志は今も橘書道会の根幹として引き継がれています。
現在は,島田雨城先生を会長とし,会員の多くは,日々自詠歌書の制作に精進しています。毎年,3月には,その成果の発表の場として,京都市の美術館で「書窗展」を行っています。この「書窗展」も平成10年には第40回を迎え,記念展として,役員による「屏風展」を盛大にとりおこないました。さらに,この「屏風展」は,平成10年6月9日(火)〜14日(日),東京のセントラル美術館で多くの方々にも見ていただきました。
また,橘書道会が毎月,発行している会誌「書窗」が平成11年に発刊500号を迎えました。 同年9月には文化博物館において,「書窗500号記念展」を盛大に行いました。
このほか,日々の活動として,会員さんには,書窗を通しての毎月の競書があります。内容は,一般仮名(半紙)・一般漢字(半紙)・仮名条幅・漢字条幅・仮名臨書・漢字臨書の6科目で希望のものに出品できます。作品は,毎月の審査日(第1日曜日)に審査を受け,昇級することができます。