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2007年12月24日(月)
第43回全同志社メサイア演奏会


とき:2007年12月24日(月)
ところ:京都コンサートホール 大ホール
曲目:G.F.ヘンデル / オラトリオ「メサイア」
入場料:S席:2000円 A席:1000円


指揮:山下一史
ソプラノ:松下悦子 アルト:児玉祐子
テノール:小貫岩夫 バス:井原秀人
チェンバロ:井幡万友美 オルガン:大代恵

*チケット前売り -発売中-
 京都コンサートホール
 同志社大学生協/京田辺旅行カウンター
 同志社大学生協/今出川プレイガイド
 JEUGIA大阪梅田店、三条店(5階管楽器売場)、
 弦楽器店

 チケットは数に限りあり。また、当日券なしの予定。

主催:全同志社メサイア演奏会実行委員会
後援:学校法人同志社


「今年も素敵なメサイアがイヴの夜に響きわたります。」(井幡)
2007年11月3日(土)
京都楽癒会主催 J.S.バッハ:平均律連続演奏会Vol.5


日時:2007年11月3日(土)2時開演
場所:京都大学YMCA会館2階ホール

プログラム
 J.S.バッハ:平均律第2巻No.9〜No.16
 フルートソナタイ長調BWV1032
 ヴァイオリンソナタト長調BWV1019

 チェンバロ 井幡万友美
 フルート   津田佐代子
 ヴァイオリン 西脇洸一

「5回目になったこのバッハ連続演奏会。今回も津田さんの爽やか なフルートの音色と西脇先生の謎(?)ヴァイオリン演奏と共にバッハの世界を繰広げます。」(井幡)
2007年9月9日(日)
第18回 京響こどものためのコンサート


日時:2007年9月9日(日)14時開演
場所:京都コンサートホール      

「ドイツ・オーストリア」
〜ウィーン・ライプツィヒ・ドレスデン〜
○モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
○バッハ:管弦楽組曲第2番から
○ベートーヴェン:交響曲第7番から
○ワーグナー :楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
○マーラー :交響曲第1番 「巨人」から第2楽章

「バッハの“管弦楽組曲”のチェンバロパートで参加させてもらいます。」(井幡)
2007年8月9日〜9月2日
コルマール
(9月1、2日) ⇒詳細はこちら
コルマールでリサイタル
(8月31日)   
ストラスブールフランスアルザス総領事館領事館官邸でのリサイタル
(8月9日)
「les Vendredis de la Chartreuse」音楽祭でのリサイタル
(8月10日) ⇒詳細はこちら

“クラヴサン、日出ずる国に目覚める”

  日本人クラヴサン奏者井幡万友美が「Aux Vendredis de la Chartreuse」音楽祭でたぐいまれな演奏を披露した。会場には想像を超えたバロックからジャズ風の音までもが響き渡っていた。
 
舞台上の日出ずる国のアーティストから降り注いだ光はライプツィッヒの生んだ天才J.S.バッハを輝くものにし、K.Ph.E.バッハの「ラ・フォリアによる12のヴァリエーション」は演奏者の非凡な妙技のなかで静かに甦った。プログラムには日本の現代作曲家(武満徹・池上敏・西邑由記子)の作品を取り入れていたのだが、井幡万友美の才能と技巧が全ての作品に新鮮な表現形式をもたらしていたと言えよう。

(2007/08/14 フランス・モルシェイム紙)

2007年7月22日(日)
Bar「山花」3周年記念パーティー


日時:2007年7月22日(日) 21:00スタート
場所:Bar「山花」
 http://www.bar-sanka.com

ほろ酔い気分で演奏します、うふっ(井幡)



→拡大表示

2007年7月16日(月・祝)
第17回 京響こどものためのコンサート


日時:2007年7月16日(月・祝) 14:00 開演
場所:京都コンサートホール

「イタリア」〜ローマ・ミラノ・ヴェニス・ナポリ〜
指揮:大友直人
◇ソプラノ:菅英三子
◇テノール:松本薫平
◇ヴァイオリン:登坂理利子

●ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
●プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」
●ヴェルディ:歌劇「椿姫」から「乾杯の歌」
●ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」から「春」
●イタリア民謡:オー・ソレ・ミオ ほか


ヴィヴァルディーの四季の通奏低音で参加させてもらいます。(井幡)

2007年7月8日(日)
第6回Les Petits Anges「私たちのコンサート」


日時:2007年7月8日(日)午後2時30分開演
場所:び・ぜん・ぎゃるりホール

6回目を迎える私の教室の生徒さんのコンサートです、毎回皆さん熱演ですよ〜(井幡)

2007年5月20日(日)
「井幡万友美チェンバロリサイタル」

〜悪魔のように繊細に 天使のように大胆に それぞれの世界〜


日時:2007年5月20日(日)午後2:30開演(午後2:00開場)
場所:府民ホール「アルティ」


チケット料金(全自由席)
一般 ¥3.000(当日¥3.500)税込み
学生 ¥2.000(当日¥2.500)税込み
前売り所
 エラート音楽事務所 075(751)0617
 アルティ 075(441)1414
 電子チケットぴあ 0570(02)9990(Pコード:252-609)
 ローソン・チケット 0570(000)777(Lコード:52518)
マネージメント:エラート音楽事務所 075(751)0617 http://erato.musical.to/
後援:同志社女子大学音楽学会《頌啓会》京都音楽家クラブ

曲目
G.M.ルティーニ:ソナタ ハ長調
M.コレット:第2組曲 ニ長調
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルグ ソナタ Wq49−1 イ短調
J.S.バッハ: 幻想曲 ハ短調 BWV906
西邑由記子:スィート ダンス スイート(1995年委嘱作品)
J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 BWV816 ト長調

自主企画公演です。久々に全プログラム全てソロで弾きます☆(井幡)

演奏会批評
(「音楽の友」7月号Concert Reviews)

まず、G.M.ルティーニ「ソナタ」、M.コレット「第二組曲」、C.P.E.バッハの「ヴュルテンベルクソナタイ短調」を続けて弾いた。

井幡は18世紀のイタリア、フランス、ドイツの作曲家3人の作品をサロンコンサート風のアットホームな演奏で披露。彼らの共通性と差異を鮮明に浮き彫りにした。流麗なルティーニ、滑稽味を帯びながらも挑戦的なコレット、情熱を内面へ拡散していくC.P.E.バッハと、新しい時代へそれぞれの音楽でアプローチする様を、"現在進行形"的に提示していたのが興味深い。

後半はJ.S.バッハの「幻想曲ハ短調」と「フランス組曲第5番」の間に、日本の現代作曲家・西邑由記子の「スウィート・ダンス・スイート」を挟んだ。しっかりした構成のなかに深い想いを滲み込ませてといるバッハと、西邑の組曲が緊張感をもって拮抗しながらも、最終的には違和感なく共存する。

スウィングジャズのような雰囲気の第1、第2曲に対し、ドビュッシーを思わせる第3曲、バッハを思わせる第4曲と言う西邑曲の構成は、現代からバッハまでをつなぐのと同時に、バッハ自体を非常に新鮮な音楽として引き出す役割も果たしていたようだ。技巧面でもしっかりした好感の持てる演奏である。
(「音楽の友」7月号Concert Reviews)