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12月01日号にてお知らせしました『歴史としての天皇制』の詳細がわかりました。
○『歴史としての天皇制』網野善彦・吉本隆明・川村湊
46判上製/288ページ/予価2800円+税 作品社 3月下旬刊行予定
内容は、
第1部が3名の鼎談で「歴史としての天皇制」(86頁分)
この鼎談の初出は河出書房の『文藝』1987年秋季号、
その後、吉本氏の『非知へ 信の構造・対話篇』(1993年・春秋社)
に収録済み。※在庫あり。3000円+税
第2部は網野・川村の対談で「列島と半島の社会史」
この対談は作品社から刊行された『列島と半島の社会史』と同じです。
今回新たに増補されるのは、川村氏の解説の予定だそうです。
したがいまして、残念ながら〈吉本〉本としましては初単行本化ではありませんでした。
いまさら言ってもしかたありませんが、網野・吉本の対談本が読みたかったと思います。
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三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924 FAX:075-231-0125
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12月29日発売予定。
○「生きていくのに大切な言葉―吉本隆明74語」 勢古 浩爾・著
新書判 256p 定価:本体1,100円+税 二見書房
[BK1のサイトに載っていた内容説明及び著者紹介]
「一人の小さな民衆としての吉本さん」の言葉集であり、かつ類のないユニークな吉本隆明論。
見上げる嫉視も見下す傲慢もない・追従しない・遁走しない…。
繰り出される言葉にウソがない男の発言の力を見よ!
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。
現在、洋書輸入会社に勤務。
著書に「まれに見るバカ」「わたしを認めよ!」「思想なんかいらない生活」など。
※まったく知らなかったのでぜんぜん予約してません。
たぶん年内には入荷しないと思われますが、ひょっとしたら少々は入荷するかもしれません。
○「際限のない詩魂:わが出会いの詩人たち」
詩の森文庫001 新書判 定価:本体980円+税 思潮社
○『吉本隆明全講演ライブ集第8巻「宮沢賢治」』
CD6枚 (本体9000円+税) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
○「吉本隆明論:戦争体験の思想」
著者:梶原宣俊 定価:本体1200円+税 新風舎
先にお知らせしました3点入荷しております。
○『吉本隆明全講演ライブ集第8巻「宮沢賢治」』
3講演収録 CD6枚 約420分 (本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
「宮沢賢治を語る」 1990.2.10 朝日カルチャーセンター主催
「宮沢賢治 詩と童話」 1992.7.29 日本近代文学館主催
「宮沢賢治エリアンの詩と歌」 1983.10.26 無限ゼミナール現代詩講座
※送料は無料サービスです。
刊行遅延のお知らせ
○「イエスとはなにか」笠原芳光/佐藤研 編 春秋社
※当初11月末の予定でしたが、吉本さん以外の、どなたかお一人の遅れにより、
1月以降に延びたそうです。
思潮社 「詩の森文庫」
新書判/@定価:本体980円+税
12月20日あたりに一挙10冊刊行の予定。ご予約ください。
送料は、1冊160円、2〜3冊210円の予定です
○001 吉本隆明「際限のない詩魂:わが出会いの詩人たち」
[目次]
斎藤茂吉 1編
高村光太郎 4編
石川啄木 1編
萩原朔太郎 1編
折口信夫 1編
金子光晴 3編
宮沢賢治 3編
吉田一穂 1編
中野重治 1編
秋山清 1編
永瀬清子 1編
安東次男 1編
鮎川信夫 3編
清岡卓行 1編
田村隆一 1編
谷川雁 1編
中村稔 1編
岡井隆 2編
諏訪優 1編
菅谷規久雄 2編
岸上大作 1編
中島みゆき 2編
(解説:城戸朱理)
○002 谷川雁「汝、尾をふらざるか:詩人とは何か」
[目次]
原点が存在する
吉本隆明−庶民・吉本隆明
ほか
(解説:斎藤慎爾)
○003 埴谷雄高「幻視の詩学:わたしのなかの詩と詩人」
[目次]
吉本隆明における戦後
吉本隆明の印象
ほか
(解説:斎藤慎爾)
○004 鮎川信夫「近代詩から現代詩へ」
○005 大岡信「昭和詩史」
○101 田村隆一「自伝からはじまる70章」
○102 天沢退二郎他「名詩渉猟」
○103 吉野弘「詩のすすめ」
○104 辻征夫「私の現代詩入門」
○105 野村喜和夫「現代詩作マニュアル」
※000番台はクリティック、100番台はエッセイ、各99冊刊行の予定とのことです。
こんなのが出てました。発注しましたからたぶん来週入荷するでしょう。
○「吉本隆明論 戦争体験の思想」
著者:梶原宣俊 (かじわらのぶとし)
ジャンル:評論・研究
価格:\1260(1200)
判型:四六判 ソフトカバー 160頁
発行所:新風舎
【概要】
吉本思想の真髄を知れ――
第二次世界大戦を契機に日本は変わった。その変遷の中で思想家・吉本隆明は
何を考え、何をメッセージしたのか?
そしてその根底には?
吉本隆明の生涯をたどりながら、思想の生成過程を構造化し、戦後思想の到達点
を明らかにする労作。
【プロフィール等】
■1946年、福岡県生まれ。71年、熊本大学法文学部社会学科卒。読売新聞西部本社
を経て、広島移動大学(KJ法)事務局長。72年、広島YMCA研修センター所長。
92年、広島YMCA国際ビジネス専門学校校長。98年、福山YMCA館長。99年、広島
YMCA副総主事兼務。03年、福岡YMCA総主事となり、現在に至る。
■主な著書に『情報喫茶アスキスからの発想―高度情報社会を生き抜く法』(IN通信社)、
『専門学校教育論』(学文社)、『私のおすすめパソコンソフト』共著(岩波アクティブ新書)、
『選ばれし者の悲哀とリリシズム 太宰治の思想』(文芸社)など。
→新刊チラシを見る
※以上は発行所の新風舎のサイトからコピーペしました。
いわゆる自費出版本と思われます。現物を見ておりませんので、これ以上のことは何も
わかりません。
本日発売の3件(たまには見落とさない日もあるということで…)
○「SIGHT vol.22」税込み定価780円 ロッキング・オン
『連載 吉本隆明 自作を語る』の第2回は「マチウ書試論」です。
※うちにも入荷しましたが余分はほとんどありません。
○新装復刊「漱石的主題」佐藤泰正との共著 定価1900円+税 春秋社
これには佐藤氏の「新装復刊へのあとがき」のみ増えています。
同社の新装復刊は「決定版親鸞」「信の構造1」「同2」と出てますが、
これらには新たなあとがき等は増えていないようです。
○「現代詩手帖12月号」に『詩の森文庫』の折り込み広告がありました。
ラインアップは9冊で、吉本本は「際限のない詩魂:わが出会いの詩人たち」となっています。
過去に書かれた詩人をめぐる文章を集めた小論集のようです。解説は城戸朱理。
このシリーズは以下埴谷雄高、田村隆一、鮎川信夫と続いていますが、
刊行順序も刊行時期も定価も未定のようですから、まだ少し先でしょう。
また見落としていたのを「一購買者」氏からお知らせいただきました。
11月30日発売の「新編 中原中也全集:別巻」定価13,000円+税 角川書店
の月報に,吉本さんが 〈中原中也について〉 という一文を寄せておられます。
現在およびこれからの詩人のありかた、および御自身の生きかたに関しての、
御発言というべきでしょうが…
ということです。うちの店にも定期購読者分が入荷していましたので見ることが
できました。2段組で2頁半(2800字位)、インタビューではなくて執筆されたもののようです。
著作権等の問題がありますので、うちの店としてはコピーを配布することはいたしかねます。
図書館ででもお探しください。
もちろんこの別巻をお買いあげくださるのでしたら至急取り寄せます。この別巻は「写真・図版」篇と
「資料・研究」篇の2分冊セットです。
※ちかごろ見落としてばかりですが、また何かお気づきの方はぜひお知らせください。
本日入荷(本当は昨日の新刊でしたが入荷が遅れました)の新潮文庫
○「悪人正機」聞き手・糸井重里 定価:本体514円+税
2001年朝日出版社刊本そのままではなくて、「病院から戻ってきて」という最終章が増補さ
れていました。約30頁分。その第1節は「リハビリ訓練は、バカバカしいからしたくない」とい
うあまり〈感心できない〉お言葉からはじまっています。それから、文庫版のあとがきも書き
下ろしで附されています。これ1冊の場合の送料は160円です。
遅れっぱなしの近刊の近況ですが
○彩流社の芹沢氏との対談本「思想としての幼年(仮)」は、同社のサイトを見ますと12月刊と
なってはおりますが、いまだに(仮題)なので、あまり進展がないような感じです。
○1年以上延期されている作品社の「全南島論」は、同社のサイトによりますと2005年の6月
以降の予定となっております。これはもうほとんど無期延期という感じです。
そのかわり同社の2005年3月刊行予定の本として、新たに、
「歴史としての天皇制」網野義(ママ)彦、吉本隆明、川村湊 予価:3200円(税別)
という、実に魅力的な本が登場しているのを見付けました。きっとこれも遅れるでしょうがご
期待ください。
本日入荷しました
○猫々堂「吉本隆明資料集42:文学者の戦争責任」
・目次
まえがき:文学者の戦争責任
高村光太郎ノート
前世代の詩人たち
「民主主義文学」批判
戦後詩人論
編集ノート(松岡祥男)
全88頁 頒価1200円+税 通販送料160円
※この本は1956年に武井昭夫氏との共著として刊行された「文学者の戦争責任」の復元
ですが、武井氏の部分は全面カットされています。
吉本氏の5本の文章は、その後各種単行本や著作集等にばらばらに収録されていますが、
まとまって読めるのは便利でしょう。
あの2チャンネルの情報なので絶対確実とはいえませんが、〈吉本〉本を数冊刊行
している/た光芒社(旧・丸山学術図書)が廃業されていたようです。
検索してみましたが、新刊は2002年は1冊のみ、そして2003年1月に1冊出たのを
最後に以後は何も出ていないようですから、順調でなかったらしいことだけは確かです。
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一般書籍@2ch掲示板「出版社倒産情報 」
709:無名草子さん :04/10/03 22:43:11
どなたか光芒社の情報ご存知ではないですか?
ホームページは無くなってるし、電話は通じないし・・・
ひょっとしてもう逝っちゃってる?
710 :無名草子さん :04/10/03 22:49:11
こまかな出版社ってもうどこもダメでしょ。
おそかれはやかれ
近い将来大手だけになるかもなぁ。
711 :無名草子さん :04/10/04 22:59:08
>>709
自己レスですが自己解決しました。
光芒社廃業だそうです。合掌。
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この709氏が無くなったといってるホームページには、「吉本隆明公式サイト」も付属していました。
吉本氏の動画も見られたような記憶があり、最初は期待していたのですが、その後はほとんど
更新されたことがなくて、あまり役にはたちませんでした。
ところで、光芒社の〈吉本〉本が数冊在庫ございます。
早い話が〈売れ残り〉ですが、お入り用の方はお急ぎください。
各1〜2冊しかありません。
ただし、いずれ新本特価市場に放出されるかもしれませんし、あるいは他社が文庫にしたり、
増補版を刊行したりする可能性も少なくないでしょう。
○「食べ物探訪記」2001年刊 1600円+税(「食べものの話」の増補版)
○「匂いを讀む」 1999年刊 1800円+税
○「食べものの話」1997年刊 1500円+税
○「ミシェル・フ−コ−と『共同幻想論』」中田平と共著 1999年刊 2300円+税
またまたまた見落としていました
○「文藝春秋12月臨時増刊号 特別版:夏目漱石と明治日本」に
『特別談話 漱石の巨きさ』が載っています。4ページ分。
定価 本体952円+税 文藝春秋
昨日発売されたばかりです。うちにも少々入っていたのですが、内容をチェックしておりませ
んでした。月刊文藝春秋のA5判より一回り大きいB5判で、渡辺京二ほかの執筆です。
内容詳細は文藝春秋のサイトでどうぞ。
またまた見落としていましたので、まだ在庫はございませんが、
○「Yomiuri Weekly(ヨミウリウィークリー)11月14日号」の書評ページにインタビューが載っています。
・著者からのメッセージ
「超恋愛論」(大和書房)の吉本隆明さん
「一夫一婦制は、差別のある社会では難しい」
詳しくは読売のサイトでどうぞ
これもまだ在庫ございませんが、いちおう発注はしてみました。
○「学城 ( ZA-KHEM,sp )」【第1号】
学問への道1(弁証法編1) 定価 1,995円 (本体 1,900円 )
日本弁証法論理学研究会・編集 現代社・発売
※まだ未見ですから〈吉本〉関係の文が含まれているかどうかは不明ですが、南郷継正氏による
「巻頭言」 に、「吉本隆明氏 (思想)、三浦つとむ氏 (弁証法)、滝村隆一氏(国家論)などの第
一級の論者を擁して二十世紀後半に華と咲きほこった『試行』誌が姿を消して久しい。
そこで私たちは 二十一世紀を迎えたのを機に、新たな学問の登龍門となる学問誌を発刊する。
題して『学城 ZA-KHEM,sp 』である。
第1号は、学問形成のための基礎論であり、すなわち「学問への道(弁証法編)」である。具体
的な内容に関しては目次を参照してもらうとして、端的には学問形成のための弁証法編である。」
とあるようです。
詳細目次等はこちらで読めます。
○非〈吉本〉本、新本特価のお知らせ
「埴谷雄高は最後にこう語った」聞き手・松本健一 1997年 毎日新聞社刊行
日販の検索サイトによりますと、こんな内容の本です。
「花田清輝、本多秋五、竹内好、武田泰淳、谷川雁、三島由紀夫、吉本隆明、大江健三郎、
江藤淳、中上健次…「永久革命者」埴谷雄高の個人史から日本の戦後文学・精神史を俯瞰する。
『死霊』の作家、最後のロング・インタビュー。
1 『死霊』の作家の戦後50年
2 埴谷雄高は最後にこう語った
3 「永久革命者」の理想と妄想―1980年の対談
元定価2000円+税を50%引きで1000円+税にバーゲンいたします。
送料は160円です。
部数に限りがありますのでお申し込みはお早めにどうぞ。
○「イエスとはなにか」笠原芳光/佐藤研 編 春秋社 予価2625円。
この本は対話集で、編者以外の対談相手は荒井献、吉本隆明、岡井隆、木下長広、
磯山雅となっています。
吉本氏の分は5年位前?に笠原氏と対談されたものが1本収録されるそうです。
これは未発表とのことですが、さほど長いものではないようです。
全326頁の本のうちの20〜30頁程度ではないでしょうか?
いちおう11月下旬刊予定となってますが、たぶん遅れそうだと聞いてます。
○「悪人正機」[聞き手・糸井重里]
元版は2001年に朝日出版から出ましたが、11月下旬に新潮文庫に入ります。
○よしもとばななの公式ホームページ連載日記の4と5が刊行されてます。
「こんにちは!赤ちゃん」(Banana's Diary 2003,1−2003,6)
「赤ちゃんのいる日々」(Banana's Diary 2003,7−2003,12)
どちらも新潮文庫で@460円
ときどき爺様の動向もわかります。
ホームページを見ればタダですが、本のほうがかなり読みやすいです。
<復刊>のお知らせ。
長期品切れ中だった下記が12月下旬に復刊されます。
○「〈信〉の構造 3:天皇制・宗教論集成」2400円+税 春秋社
※単なる復刊(重版)なので、元版との変更は無いはずです
これも在庫ございませんが…
○「男の隠れ家12月号:特集書斎&DEN」 あいであ・らいふ刊 680円
「吉本さんの書斎が詳しく載っています。液晶画面を使った拡大読書器も紹介されています。」
との情報を浅草方面の方からいただきました。
前号でお知らせした「散歩の達人」は、その後仕入れることができましたが(現在在庫切れ)、
それにも液晶画面付きの器械で印刷物を読んでおられるグラビアがありました。
うちの地べたのお客の吉本読者には、糖尿病や、弱視で視力の落ちつつある方々がおられ
ますから、もしこれが便利な器械だったらぜひお奨めして、もっと本を買い続けていただきた
いと思い、吉本家にFAXでたずねてみました。
ハルノ宵子さんからいただいた返信によりますと
「あの拡大機は、うちに出入りの電気屋さんが見付けて来たもので、『フォルテシモ』という
秋葉原の小さな会社の『ルーカス』という物です。…基本的にはカンタンな機械だけです。
父にはシャープの液晶モニターを買いましたが、普通の家庭用のTVでも使うことができま
す。」とのことでした。
ついつい液晶ディスプレイに目が行ってしまいますが、本体は吉本さんが右手で握っている
懐中電灯のような形をした機械だったのです。これでスキャンして、TV画面に表示されたの
を読むわけです。FAXされてきた説明書によりますと、14インチのディスプレイの場合、6倍
か12倍の表示が選べ、さらに大画面のディスプレイですともっと大きく表示されるそうです。
(32インチだと約14倍と28倍)
グーグルで「フォルテシモ」を検索しますとこの会社のサイトはすぐに見つかりました。
商品名は「電子ルーペ(持ち運びのできる電子拡大鏡)」となってます。
驚いたことに、吉本氏公認か非公認かは知りませんが、ちゃんと「ルーカスWを使う著名
人。吉本隆明氏 ・・・詩人,思想家」として、電子ルーペを使って新聞を読む吉本氏の写真
まで貼ってありました。
(撮影:春木屋電機・菅谷氏)とあるのが、どうやら吉本家お出入りの電気屋さんなのでしょう。
宣伝に利用されてる「著名人」は、残念ながら吉本さん一人でした。
棟方志功さんがご健在なら、一度試してみられたらよかったのではと思いました。手が3本
なければ役に立たないかもしれませんが…。
ディスプレイ抜きでルーペだけなら3万円台です。われわれでも楽に買える価格ですから、
老後の心配が少し減りました。ただし、吉本さんが使用されているらしいオプションの「白黒
反転セット」は6万円強もするようです。
これは在庫ございませんが…
○「散歩の達人」11月号 交通新聞社 580円
※この雑誌は「大人のための首都圏散策マガジン」ですから、首都圏以外ではほとんど
買えないでしょう。
銀座方面のお客様からの情報によりますと、
「月島・佃島・谷中界隈と、下町にこだわる思想界の巨人の理由」という題で、吉本さん
のインタヴューがカラー5頁分掲載されてるそうです。
「驚くような拡大鏡を使って、活字を読んでいらっしゃる姿が印象的」とのこと。
うちも発注はしましたが、入荷するかどうかは不明です。
お入り用の方は、交通新聞社に直接注文してください。
○「詩とはなにか」詩の森文庫001 思潮社 12月刊予定
※思潮社の新しいシリーズ(現代詩文庫と同じような装幀造本らしい)の1冊として、
吉本氏の過去の代表的な詩論を集めた本が出るようです。
内容詳細は不明ですが、価格は1500円まででしょう。
○「戦後詩史論」名著名詩選 思潮ライブラリー 思潮社 来年刊?
※復刊書シリーズの1冊に予定されています。書名からみて、20年ほど前に大和書房
から出ていた本の復刊かと思われます。
これはかなり先になるでしょう。
◎非〈吉本〉本新刊のお知らせ
○「樹が陣営28号:自由・社会的逸脱・精神医療」
(定価1000円+税、通販送料160円) 編集工房・樹が陣営
※この号には吉本氏に関した記事は見あたらないようです
※詳しくは編集工房・樹が陣営のサイトをごらんください。
※バックナンバーも少し在庫ございます。
在庫一覧はこちらをごらんください
○猫々堂「吉本隆明資料集41」
『試行28[1969.08]』(復刻版) 1250円+税
※この号にて「試行」の復刻第1期は終了です。
16号から28号までの在庫はすべてございます。
お求めはお早めにどうぞ。分売しております。
※「資料集」の今後の予定は下記の通りです。
第42集「文学者の戦後責任」(1956年9月20日発行)の復元。予価1200円+税。
第43集 飯塚書店版「高村光太郎」(1957年7月1日発行)の復元。予価1800円+税
第44集「日本現代詩論争史」(『現代詩』1957年9月号〜58年2月号)他。予価1200円+税
※いままでいただいておりましたご予約は第41集まででいったん終了とします。
続刊につきましてはあらためてご予約ください。
なお、猫々堂に直接ご予約いただきますと送料無料のようですが、
当店の場合は160円かかりますことをご了承ください。
<復刊>のお知らせ。
長期品切れ中だった下記の3冊が11月下旬に復刊されます。
○「〈信〉の構造 1:仏教論集成」2400円+税 春秋社
○「〈信〉の構造 2:キリスト教論集成」2400円+税 春秋社
○「漱石的主題」1900円+税 春秋社
※単なる復刊(重版)なので、元版との変更は無いはずです。
◎非〈吉本〉本新刊のお知らせ
○芹沢俊介&高岡健著「殺し殺されることの彼方:少年犯罪ダイアロ−グ」
雲母書房 定価1700円+税
○村瀬学著「宮崎駿の『深み』へ:食べること・腐ること・産むこと 」
平凡社新書 定価819円+税
○村瀬学著「カップリングの思想:『あなた』の現れに向かって」
平凡社 定価2000円+税
長期品切れ中だった下記の2冊が10月下旬に復刊されます。
○「親鸞(決定版)」2500円+税 春秋社
○「良寛」2000円+税 春秋社
※単なる復刊(重版)なので、元版との変更は無いはずです。
ついでながら、春秋社の<吉本>本の在庫状況は下記の通りです(価格は税込み)
○「〈老い〉の現在進行形」三好春樹と共著 1,680円
○「アフリカ的段階について」 1,680円
○「対幻想〈平成版〉」芹沢俊介と共著 1,890円
○「ほんとうの考え・うその考え」 1,785円
○「〈非知〉ヘ 」(対談集) 3,150円
○「〈信〉の構造 part 1」2,520円
○「対幻想(新装増補)」芹沢俊介と共著 1,890円
下記2冊は版元品切れですが、当店には在庫あります
△「時代の病理」田原克拓と共著 1,733円 ※在庫僅少
△「新・死の位相学」2,730円※在庫僅少
以下は版元にも当店にも在庫ございません。
●「宗教の最終のすがた」
●「死のエピグラム」
●「親鸞復興」
●「未来の親鸞」
●「〈信〉の構造 part 2」 ※近く重版予定らしい
●「〈信〉の構造 part 3」 ※近く重版予定らしい
●「人間と死」
●「漱石的主題」 ※近く重版予定らしい
●「高村光太郎 (増補決定版)」
○「サントリークォータリー」Number 76 autumn 2004 定価500円(税込み)
インタビュー/食は人なり、酒は人なり 第4回
詩人・思想家・評論家:吉本隆明 自分だけの「あの味」を追い求めて
インタビュアー:宇田川悟
東京の下町・月島で育ち、そのとき食べた屋台のレバカツの味が今でも忘れられない
という吉本隆明氏。食べることが大好きで、でもけして食通ではないと語る氏に、80歳
のいま、思いを巡らせていただいた、味についてのあれこれ
※この雑誌は当店では不扱いですが、発行所に申し込まれれば送料無料で送っ
てくれるようです。丸善ほか一部書店では店頭販売をしてるようです。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/quarterly/index.html
○「SIGHT 21号」定価780円 ロッキング・オン
2号ほど連載がお休みになってましたが、この号から「吉本隆明 自作を語る」という
シリーズがはじまりました。
第1回は「『固有詩との対話』『転位のための十篇』」です
○青土社「中村稔著作集 全六巻」の内容見本に推薦文が掲載されてます。
現在配布用を取り寄せ中です。
お入り用でしたら次の機会に同封いたしますからご遠慮なくどうぞ。
なお、9月末刊行の「ユリイカ:特集・中村稔」には、内容見本の現物が折り込まれる
ことが予想されます。
この特集の執筆者予告には吉本氏の名前は見えません。
○「現代詩手帖 9月号」に、添田馨「普遍文学への道:吉本隆明『母型論』の世界」
(2段組10頁分)が掲載されてます。
○「超恋愛論」 B6判・190頁 定価1400円+税 大和書房
[帯の文]
男と女の理想的関係は幻想か
恋愛とは何か、結婚とは何か。
愛が極まるとき、それはどこに到達するのか。
[目次]
はじめに
1 「終わらない恋愛」は可能か
2 男と女の足下にある泥沼
3 三角関係という恋愛のかたち
4 結婚制度のゆくえ
5 恋愛を書くということ
※「ひきこもれ」と同じ編集者による談話本です。
※ご予約者には本日発送します。送料160円。
○猫々堂「吉本隆明資料集40」
『試行27[1969.03]』(復刻版) 1300円+税
本日入荷しました。ご予約者には発送いたしました。
今号は分厚くなったので1300円になってます。
全共闘終末期で東大入試が中止になった頃の発行です。
次の41号は「試行28」の復刻で、42号からは「初出・拾遺篇」となります。
まだ内容、定価等の詳細は発表されてません。
○「吉本隆明全講演ライブ集(08):ビデオ版[2]わが月島」
“月島誕生100年記念講演”ビデオ1本・テキスト40頁付き
発行・吉本隆明全講演CD化計画 本体価格9000円+税
※本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
※このライブ集のシリーズはすべて送料無料です。
○「吉本隆明全講演ライブ集(08):ビデオ[2]わが月島」
発行・吉本隆明全講演CD化計画 予価:本体9000円+税
8月31日刊行予定
※ご予約者には引き続きお送りさせていただきます。
予約中止の方はお早めにご連絡ください
○彩流社の「思想としての『幼年』」は遅れて9月予定です
○作品社の「全南島論」はまたまた遅れて来年になりました。
○「戦争と平和」1200円+税 文芸社
[帯の文]
閉ざされた国家は常に平和を脅かす
自衛隊が多国籍軍へ…!!
どうすれば我々は「リコール権」を行使できるのか、を説く。
[目次]
戦争と平和(約50頁)
近代文学の宿命−横光利一について(約40頁)
附録「吉本隆明の日常−愛と怒りと反逆」川端要壽(約50頁)
あとがき (川端要壽)
※「戦争と平和」は1995年に旧府立化学工業学校講堂にて行われた講演。
「近代文学の宿命」は1979年に全作家全国大会にて行われた講演で、
のちに川端著「修羅の宴」(1986年砂子屋書房)に附載されたもの。
川端氏は吉本氏の府立化学工業学校時代の同級生で作家。吉本関係本としては
「堕ちよ!さらば−吉本隆明と私」(1981年檸檬社、1982年徳間書店、1998年河出文庫)
及び「修羅の宴−吉本隆明と私」(1986年砂子屋書房)の2著があります。
○「三好十郎傳:悲しい火だるま」片倉紀男著 3800円+税 五月書房
吉本氏の序文つき
※この本は昨年6月に日本放送出版協会から出版された「悲しい火だるま:評伝三好十郎」の
改訂増補版です。
元版は某著書からの引用に際して不備があり、クレームを受けて絶版となっていました。
吉本氏の序文につきましては元版とまったく同一ですから、<吉本>本のコンプリート・コレ
クションを目指しておられる方以外は、買い足される必要はないでしょう。
定価が元版の2500円+税から大幅にアップしましたが、価格上昇に見合うほどの増頁に
はなっていません。元版の定価が安すぎたのではないでしょうか?
○「漱石の巨きな旅」 ※本日入荷しました
四六判上製・192頁 税込み1260円 NHK出版
[帯の文]
じぶんの解明がなければ、
じぶん個人も文学もただの遊びとして自滅するほかない。
誰にも理解されなかった漱石のイギリス留学の自負と苦悩、
「満韓ところどころ」の旅の謎。
その二つの「旅」の意味を根底から解明した、
書き下ろしによる本邦未発表の画期的漱石論。
[目次]
序章 二つの旅の意味
一部 「英国留学の旅」
二部 「満韓ところどころ」の旅
漱石年譜ノート
あとがき
※「あとがき」によりますと、1997年にフランスで出版された、末次エリザベートほか訳の
漱石作品集「Voyager avec Natsume Soseki」に収録された文章(日本の出版物だと
序文または解説にあたるのでしょう)に、序章を新たに書き足されたということです。
ようするに末次氏による仏語訳が1997年に刊行されてはいたものの、元の日本語版
は本邦未発表だったということでした。(例の水難事件は1997年の夏のことでしたか
ら、この文章はそれ以前に書かれたものと思われます)
余談ながら、エリザベートさんは当時京都日仏会館の教師をされていて、時々ご来店
いただいてましたが、漱石をフランス語に訳してるとお聞きしたので、参考資料にと関
川夏央と谷口ジローの漫画「坊っちゃんの時代」を押し売りしたことを思い出しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集39」
『試行26[1968.11]』(復刻版) 1250円+税
本日入荷しました。ご予約者には発送いたしました。
○「漱石の巨きな旅」2004/07/24刊予定
四六判上製・192頁 税込み1260円 NHK出版
6月末にお知らせしたのより、ややくわしい[宣伝文]が届きました。
漱石の二つの巨きな旅をめぐり創作の核心に迫る
漱石をたんに国民的作家としてではなく、それを遙かに超えた地点に立つ特別な
存在であることに早くから着目してきた著者が、漱石の二つの旅(英国留学の旅、
満韓の旅)がその後の創作にどのように投影していったのかを、漱石自身の内面
の動きに分け入りながら解明した、
本邦未発表の書き下ろしによる画期的な「漱石論」
※本邦未発表というのはどういう意味なのでしょう?
先にフランスかどこかで発表済みということでしょうか、
それとも、たんに放送屋さんの大げさな宣伝文句なのでしょうか?
書き下ろし本はちかごろまれですが、最近書かれたのか、ずっと以前に書か
れていたものが、たまたま未発表になっていたのかは不明です
「戦争と平和」 四六判 2004年8月上旬刊予定 1200円+税 文芸社
[宣伝文]
戦後の本(ママ)の思想界・文学界に影響を与えつづける巨人・吉本隆明が
永遠のテーマを語る。混迷を極める現代に、何をすべきかを示す道標。
※文芸社は自費出版の最大手ですが、吉本氏の本はまさか自費出版では
ないでしょう。新聞広告などの柱ないしは目玉として、無名でない人の本も
少しは出しているようです。吉本氏は編集者が話のわかる人ならば、出版
社は問わないというのが一貫した姿勢のようですから、きっと聞き手の編集
者が優秀なのでしょう。
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