新日本婦人の会は平和団体です

 新婦人は、1962年10月19日の結成当初から、平和を守りたいと行動してきました。
 現在は、平和を守るための署名宣伝行動(核兵器をなくそう、憲法九条を守ろう など)や、原発反対のとりくみを行っています。府内の各支部や班では、毎月6日・9日を平和宣伝デーとして、宣伝や署名運動に継続してとりくんでいます。

憲法を変えさせない

 新婦人の5つの目的の中に、「憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します」という一文があります。しかし今、憲法を変えたい勢力の動きが強まっています。
私たちは学習会に数多くとりくみ、改憲の狙いについて知るとともに、そのことを街頭での宣伝活動を通して多くの方に伝える運動もしています。
新婦人しんぶんの記事や、「憲法紙芝居」もわかりやすいと好評です。

「憲法改悪を許さない全国署名」

新婦人は会の目的の一つに、 「憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します」を掲げ、長年にわたって「戦争する国」の企てを阻止するための運動を続けています。
 現在はさまざまな思想信条の人々が、「9条改憲」反対の一点で手をつなぎ、「全国市民アクション」として署名に取り組んでいます。もちろん、私たちもこの署名に積極的にとりくんでいます。
署名用紙は、お近くの新婦人支部事務所または京都府本部までご連絡くだされば、お届けします。署名内容の詳細やダウンロード用署名用紙など、「全国市民アクション」の特設ページをご覧ください。

核兵器をなくそう

 新婦人は創立以来、「核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ろう」を目的に掲げ、核兵器廃絶署名などにとりくんでいます。
 2015年にはNPT核不拡散条約再検討会議が開かれました。私たちはこの会議に向けて署名をつみあげようと、全国の仲間と連帯して府内の各支部や班で6・9行動などを行い、京都府本部は5万筆を超える署名が集まりました。世界中から集められた署名は6,336,205筆となり、国連に届けました。
←京都府本部でタペストリーを作成しました

こうした世界と連帯した草の根の運動がついに実を結び、
2017年7月7日に核兵器禁止条約が122の国と地域の賛成をもって採択され、2020年10月24日に50ヵ国目となるホンジュラスが批准。そしてその90日後の、2021年1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。
新婦人は創立以来、「核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ります」を目的の一つに掲げ、行動を続けてきました。いまやその思いは世界中で運動を続ける人たちと連帯し、このような大きなうねりを生み出しました。
しかしアメリカやロシアなどの核保有国や、「核の傘」に守られているとする日本は、「核兵器を一方的に禁止することは世界の安全保障の現実を踏まえていない」として、条約への参加はいずれも拒否しています。いま私たちにできることは、日本がこの条約に調印し参加するように、署名や宣伝などでゆるぎない世論を作り上げながら、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名にとりくんでいます。ぜひご協力をお願いいたします。
 私たちはこうした平和宣伝活動のほかにも、原爆パネル展や学習会にもとりくんでいます。

原発はいらないの運動

新婦人独自の「原発はいらない」のとりくみを行うほか、他団体と協同して原発反対の集会や運動にとりくんでいます。府内の各支部では学習や交流、宣伝行動にとりくんでいます。

米軍基地問題にとりくんでいます

Xバンド設置予定地 2013年4月25日、京丹後市・経ヶ岬の自衛隊基地に、米軍の専用レーダー基地を建設しようとする計画に対して、京都府本部は地元支部の会員と共に、京丹後市・伊根町・与謝野町・宮津市に「地元自治体として反対を表明してください」と、申し入れをおこないました。
左の写真はレーダー基地が設置される前の状態で、2014年5月には住民の不安がぬぐわれないまま、工事が始まり、現在はこの右手にXバンドレーダーが設置されてしまいました。
 私たちは「京都に米軍基地はいらない府民の会」と連帯して北部米軍基地問題にとりくんでいるほか、沖縄をはじめ、日本のどこにも米軍基地はいらないと、学習や運動をしています。

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