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アイネイアース( AijveivaV or AijnevaV)

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 アプロディーテーの息子。ローマ創建のある物語によると、アイネイアースはローマの建設者である。聖なる物神パッラス・アテーナーの像がトロイに奪われていたのを取り返して、ローマの地に運び、ウェスタ神殿に据えつけたという。アイネイアースも、すべての聖王と同じように、冥界を訪れ、そこで魔力のあるヤドリギの枝をしっかりと手で握った。そのために、再び、地上に帰ることができた[1]。


[1]Graves, W. G., 101.

Barbara G. Walker : The Woman's Encyclopedia of Myths and Secrets (Harper & Row, 1983)



 アプロディーテーの恋人(したがって聖王ということになる)アンキーセース(=AgcivshV)の息子。したがって、アンキーセースはアイネイアースによって殺されるはずが、神話作家たちは、トロイア落城のおり、助け出されることにされる。


[画像出典]
Aeneas' Flight from Troy
1598
Oil on canvas
Galleria Borghese, Rome

 トロイ落城にさいし、アイネイアースは父親アンキーセースと、子どものアスカニウスとをともなって落ちのびた。この場面は、好んで画題に採りあげられた。
 アイネイアースは、長い漂白のすえ、ローマ建設の祖とされた。これを主題に扱ったのが、ウェルギリウス(前70-19)の叙事詩『アイネイス(Aeneis)』12巻にほかならない。