中国から豆腐が、伝えられたのが700年代中ごろといわれています。
湯葉も同じ頃に伝えられたと考えられています。
 ゆばは、古い書物によると「豆腐上物」「豆腐皮」「豆腐媼」「湯媼」「湯葉」「湯波」と書かれているようです。
 また、今は「ゆば」「湯葉」「湯波」と書くことが一般的です。
 1200年代末ごろから、禅宗をはじめとするお寺などで参詣客などに出されていた精進料理の素材として豆腐・湯葉が使われていました。「豆腐百珍」1782年「続編」「付録」「余禄」を、あわせて豆腐278種、湯葉5種品目がありました。
 昔から食べられていた「湯葉」「湯葉料理」は、日本で独特の発達をしてきました。
生湯葉

湯葉寅の朝は早い。まだ夜も明けぬ朝靄のしじまの中、町家の天窓から大豆の香り豊かな湯気がたちのぼっています。
 恵まれた京の涌き水と厳選された大豆、いいものにこだわって創り出す伝統の味。丹精こめて一枚一枚引き上げていく・・・長年つちかった技と感が、大豆本来のほんのりとしたあま味・自然な香りを、ふんわりとしたやわらかさの中に引き出していくのです。
 
刺身や汲み上げ湯葉は、わさびやしょうが醤油・ポン酢でどうぞ。旬の素材を巻いてみたり、包んで揚げたりして、京湯葉のあえかな味をお楽しみください。

干し湯葉(乾燥湯葉)
京湯葉は、京料理の手法とともに古都の伝統の中でつちかわれた味です。
干し湯葉は、種類がたくさんございます。一つ一つの特徴や使い方又、名前の由来なども紹介しております。
料理法

 京湯葉は、旬の食材とマッチし味を引き立てる、ヘルシーで滋養豊かな食品です。
もっと身近に、ご家庭の食卓で召し上がっていただけますように、簡単なレシピ−も用意いたしました。お肉よりもヘルシーでお安い湯葉寅の湯葉で、団欒の食卓に一品添えてみてください。

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