都市環境デザインセミナー　97年第2回記録 【国際セミナー】 外国人の見た関西の都市環境 ＊　＊　＊ 貴方は人目(97.07.28〜)の訪問者です。 ＊　＊　＊ 日時：1997年3月29日（土）13〜17:30 場所：ドームシティガスビル（４Ｆ会議室） ＊　＊　＊ 　　　 本記録は大阪大学大学院の岩田糧、宮田幸浩、柴田祐さん、神戸大学大学院の竹田衝吾、木村正和さんがテープ起ししたものに、 講演者が加筆、 修正くださったものです。

外国人の辛口批評

AUR建築・都市・研究コンサルタント
長島孝一（Koichi Nagashima）

• ケオティック（混沌的）なところが魅力か
• 総合性にかけたまちづくり
• 無造作なまち
• 商業主義の跋扈
• 積み残しのまちづくり
• 一律主義
• 縦割り行政
• 欧米の物真似

ランドスケープ・アーキテクトが見た関西の都市デザイン

イギリス・オックスフォード生まれ
デイビッド・N・バック（David N. Back）

• 日本庭園から学ぶこと
• 日本の風景
• 高密な都市
• OBPへの批判
• ファンクションによる設計ではダメ
• 雑多な町
• 大阪南港野鳥園
• 新梅田シティ
• 日本のアパートのつくり方
• 電線
• 巨大なインフラストラクチャー
• 私の仕事
• ランドスケープの地位の強化を

アジアから見た日本の景観

インドネシア・サラティガ生まれ、大阪大学工学部環境工学科
エバウニ・エリサ（Evawani Ellisa）

• 日本の風景
• 日本の都心
• お金持ち、日本
• 美しい日本
• 歴史的町並み
• 伝統と宗教
• 誰が美しい街を望んでいるのか

インビトウィーン・スペースに見る街と人のつながり

ザイール生まれ／永田・北野建築設計事務所
ルクムエナ・センダ（Nsenda. B. Lukumwena）

• 牛は美しいか
• ベクター、ノード、ビルディング、インビトウィーン
• 見えるレイヤーと見えないレイヤー
• 日本のコンテキスト
• サンフランシスコの風景
• インビトウィーンスペース
• パブリックスペース
• インフィル
• 商業空間
• 日本のインビトウィーンスペース
• 電線
• テンポラリーなものの意味
• 骨格としての空間構成
• デザイン規制
• 街路と人間の関係
• 住宅街
• 法律との関係
• 私の作品

「埋立地帝国」日本を西洋から見る

イタリア・トリノ生まれ、通訳
シルビア・ヘルテル・野村（Silvia Hertel Noumura）

• ポルティコとアーケード
• 人間が歩けるまち
• 「埋め立て地帝国」日本
• モースが見た日本
• 発展に犠牲はつきものか

討論・モダニズムと文化の固有性をめぐって

司会　鳴海邦碩（Kunihiro Narumi）

• モダニズムとアジアの混乱
• 日本的なるものを活かせるか
• 便利さではなく人間らしさが好き
• どこの文化であるかが問題ではなく、選ぶ力がほしい
• まとめ

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