2009年8月23日(日) シンガポール派遣 1日目
朝、8:15に食堂前に集合した派遣団の16名の部員たちは、1・2年部員や保護者、先生方の見送りを受け、
元気に関西空港に向けてチャーターバスで出発しました。心配された新型インフルエンザも部員には無縁で、
メンバー全員、無事に出発できたことに文化庁や学校関係者も胸をなで下ろしました。
バスは10:00前に関西空港に到着し、部員の保護者の方がバスに併走してトラックで運搬してくださった
太鼓を、全員で降ろし、空港のカートに乗せて、チェックインカウンターまで運びました。チェックインの後
、関西空港の特別室で添乗員さんからの旅行のオリエンテーションや校長先生の出発の挨拶を受け、部員の気
持ちも少しずつ高まってきたようでした。そこからさらに移動し、私たちが乗るJAL721便が見える30番ゲ
ートの待合室で搭乗開始を待ちました。2週間前に学校で行った事前説明会でもらった「シンガポール指さし会
話帳」に目を通す部員や演技の練習をする部員もいました。
予定よりやや遅れて13:00から搭乗を開始し、30分ほどして、私たちを乗せた飛行機はシンガポールに向
けて飛び立ちました。途中、少し揺れが大きくなり、「ベルト着用」のサインが1回出ただけで6時間半の飛行
の後、飛行機は無事、シンガポールのチャンギ国際空港に着陸しました。
入国審査の後、いよいよ太鼓をターンテーブルからひとつずつ回収し、それぞれの分担に従って、一人2〜3個
ずつ空港のカートで税関まで運びました。税関での一括申請の後、東京から先に着いていた文化庁関連のスタ
ッフの方々の出迎えを受け、空港の外に出て、チャーターしたトラックに積み込みました。積み込みの後、現
地時間(日本より1時間遅れ)の20:00過ぎに部員たちはバスで宿舎のヨークホテルに向かいました。
ホテルではバンケットルームで結団式があり、文化庁の担当者や校長先生のあいさつの後、部員一人一人が今
回の派遣事業成功に向けて抱負を述べました。「シンガポールの学生たちとのコラボが楽しみです。」、「交
流を楽しみたいです。」などと、全員が積極的に行動したいという意欲があふれたスピーチばかりでした。結
団式の後、夕食を頂き、近くのコンビニで水を仕入れた後、部員たちは明日の演奏に備えて、締太鼓を締めた
り、必要な打ち合わせをしたりして、23:00には就寝しました。
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