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・「日時計」(沖積舎)・「歓喜に寄す」(沖積舎)・「キュテーラの鳩の首は動きに応じて輝く」 (ゾーオン社)・「エセ・ロマンティック」(ゾーオン社) |
Kindle版 電子書籍 |
・「割れた鏡面」(エディット・パルク)Kindle版電子書籍―裏側にNの署名を持つ7つの短編―
鏡面を覗き込む時、鏡面もまた〈私〉を覗き込む。何が映っているのだろうか。「鉄槌をもって哲学する」フリードリッヒ・ニーチェによってその鏡面は叩き割
られた。亀裂が走り、砕け、乱反射する無数の破片と化した自我。映っているのは、慣れ親しんだ自分でも他の誰かでもない。これら七つの短編は、その砕かれ
た鏡面の破片である。それらの裏側には、すべて彼の頭文字Nが刻印されているはずである。
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・『レトリカー比喩表現事典』白水社1988年掲載よりP29 P107 P118 P130
交響曲第九番を書き下ろしたベートーベンは、病弱と意志の衰 退のなかで、神経の白い棘のような美しい作品を、弦楽器の立体派風の均衡でまとめ上げた。(弦楽四重奏曲第十六番ヘ長調)(『日時計』)
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