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近刊のお知らせ
○「思想のアンソロジー」
四六判/288P 予価1900円+税 1月25日刊行予定 筑摩書房
・宣伝文
思想家・吉本隆明は何を読み、どこに着眼し、どう考えてきたのか
――膨大な書物とむきあい思索を重ねてきた著者が、その軌跡をアンソロジーに仮託する渾身の書。
※これが筑摩書房の1月の新刊案内に載っていたすべてです。先にお知らせした“古代〜現代までの思
想に関与する記述およそ60篇に、吉本氏の独自の口語訳・解説・注をつけたもの”という情報と合わせ
て考えると、288割る60ですから1編平均4頁ということになります。正直なところいまいちイメージがつか
めませんが、もしよろしければご予約ください。
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三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924 FAX:075-231-0125
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本日入荷。
○「キネマの文學誌」齋藤慎爾・編
B5判/ハードカバー/355頁 定価4700円+税 深夜叢書社
・帯の文
明治以降百年を超える映画史と文学史を縦貫させる初の試み
キネマの黎明とシネマの爛熟を観た漱石、芥川、谷崎、そして現代に至る文学者たちの映画賛歌
スクリーンから読み解く近現代日本の精神史
夢の映画文学史
彼らは何を観たのか
1908〜1944
石川啄木 夏目漱石 芥川龍之介 谷崎潤一郎 佐藤春夫 横光利一
山本周五郎 岡本かの子 川端康成 牧野信一 尾崎翠 堀口大學
寺田寅彦 室生犀星 保田與重郎 内田百間 太宰治 他
1945〜1959
志賀直哉 梅崎春生 北原武夫 小林秀雄 石川淳 坂口安吾
江戸川乱歩 中野重治 花田清輝 辻まこと 安部公房 江藤淳 他
1960〜1969
尾崎士郎 野間宏 石上玄一郎 瀧口修造 高見順 島尾敏雄 山川方夫
大岡信 松本清張 埴谷雄高 倉橋由美子 安岡章太郎 武田泰淳
飯島耕一 種村季弘 秋山清 他
1970〜1984
谷川俊太郎 澁澤龍彦 三島由紀夫 吉増剛造 出口裕弘 寺山修司
石牟礼道子 五木寛之 宇野千代 幸田文 森茉莉 中井英夫
池波正太郎 小川国夫 池澤夏樹 松浦理英子 他
1985〜2000
四方田犬彦 吉岡 実 大岡昇平 吉本隆明 久世光彦 中村稔
色川武大 関川夏央 塚本邦雄 塩野七生 田中小実昌 須賀敦子
吉本ばなな 白洲正子 阿部和重 川本三郎 他
※吉本氏のは「『それから』という映画」、2段組で2頁半。1987年
潮出版社刊行の「夏を越した映画」所収。
※なにぶんにも大冊ですから送料は465円かかります。入荷は数冊です。
お待ちいただけるようでしたらご注文ください。
川崎市の方からメールをいただきました。
○“今朝、「日経新聞」に付録として月に1度ついてくる「日経マガジン
12月号」を見ていましたら、吉本さんのインタビュー構成の記事が写真2
葉とともに掲載されていました。「物書きよりも生活者として」という2
ページの記事です。”ということです。
※今朝の新聞ですから、昼過ぎまでにコンビニとかキオスクで探されれば
購入できるでしょう。うちも購読していませんから、後で買いに行ってみ
ます。(※近所のampmでは本紙のみでした。月極め宅配客限定かもしれません)
なお、日経のサイトでは有料で読めますが、会員登録が必要です。
本夕入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集61:太宰治試論・情況の根源から」
全94頁 頒価1200円+税 (これ1冊の送料は80円)
・目次
太宰治試論
文学の現在
情況の根源から
編集ノート
※「編集ノート」によれば、「太宰治試論」は「国文学 解釈と教材 の研究」1976年5月号が初出で、
その後、大幅加筆の上「悲劇の解読」に収録。
「文学の現在」は講演で「而シテ」第5号(1976年刊)が初出。
「情況の根源から」も講演で「乾坤」創刊号(1976年刊)が初出。
弓立社さんからの情報によりますと、
○“いつのことか分かりませんが、「プレジデント」に3枚ほど書いた、と伺いました。あるいは、新年号
かも知れません。”とのことです。
「プレジデント」は平素扱っていませんからよくわかりませんが、同誌のサイトを見た限りでは、
「12月4日号」、「12月18日号」、そして「1月1日号」には見あたらないようです。
同誌は月2回刊行です。次号は年末か年明けかでしょう。
昨日発売
○「文藝春秋 1月号」税込み定価750円
“いじめ自殺 あえて親に問う:虐める子も虐められる子も育てられ方が問題だ”
この(たぶん)インタビュー記事は3段組で6頁分です。
※これ1冊の送料は100円ですが、在庫は5冊ほどしかありません。
○だいわ文庫「ひきこもれ」には、新たなあとがきも解説も一切附されていませんでした。
元版をお持ちの方には100%ご不要でしょう。
これから出る本
○「思想のアンソロジー」2007/1/25刊行予定
本体予価1900円 筑摩書房
“内容は古代〜現代までの思想に関与する記述およそ60篇に、吉本隆明氏の独自の口語訳・解説・注を
つけたもの。”だそうです。この書名ではわかりませんが、以前は日本思想史とかいう仮題でしたから、
この60篇とはすべて日本のものでしょう。さらなる詳細がわかればお知らせします。
本日入荷
○「SIGHT 2007冬」 定価780円(税込) ロッキング・オン
“特集:君は読んだか!自民・憲法改正案の本音”
吉本氏はインタビュー「9条と日本の戦後思想」8頁分です。この特集のその他のメンバーは藤原帰一、
小熊英二、中村哲、小林節、伊東真。 吉本氏の連載の方はお休みです。
余分は数冊しかございません。追加発注しましたから、お待ちいただける方はご注文ください。
これ1冊の送料は80円です。
○「吉本隆明詩全集2:日時計編」
四六判/上製/252頁 定価2000円+税
解説:吉増剛造(15頁分)、解題:無署名(3頁分)、
折り込み別冊「吉本隆明年譜(1)」高橋忠義・編
・内容(「MARC」データベースより)
吉本隆明の詩的精神の営々たる蓄積、原点を形成する豊穣な草稿群をまとめた「詩全集2」は、
「日時計篇1」として、1950年に制作された148篇の詩作品を収録。
○「吉本隆明詩全集5:定本詩集」
四六判/上製/301頁 定価2400円+税
解説:北川透(11頁分)、解題:無署名(16頁分)、
折り込み別冊「吉本隆明年譜(2)」高橋忠義・編
・内容(「MARC」データベースより)
吉本隆明の詩的精神の営々たる蓄積、原点を形成する豊穣な草稿群をまとめた「詩全集5」は、
1946〜68年に制作された「固有時との対話」「転位のための十篇」「定本詩集」を収録。
近刊のお知らせ
○「学生諸君!;さっそうたる明日へのメッセージ」
企画協力と解説 齋藤慎爾/四六判/上製/279頁 定価1600円+税
12月中旬刊行予定
漱石・賢治・太宰・陽水ほか著となっていますが、帯の文によりますと「32人の真の大人が発信する
学ぶとは、自立とは、生きるとは何か」というテーマのアンソロジーです。もちろんすべて旧作からの収録です。
吉本氏の文は「現代学生論:精神の闇屋の特権を」(8頁分)。これは1961年4月17日付「週刊読書人」に掲載
され、後に「全著作集 第13巻」に収録されたものだそうです。
その他のメンバーは、寺山、漱石、谷川雁、色川武大、朔太郎、足穂、倉橋由美子、渡辺京二、今西錦司、
金子光晴、石牟礼、ル=グウィンなど
半年以上前に出た本ですが知ったばかりです。少量入荷しました。
○「アリーナ2006(第3号):特集・今ここにある東アジア」
中部大学国際人間学研究所・編 B5判/427頁 定価1,800円+税 人間社
2006年4月の発売だったようです。
吉本氏の特別インタビューは「歴史の事実をめぐって」というタイトルで、聞き手は大山誠一さんです。
2段組で11頁分。大山氏は“聖徳太子は実在しなかった”説でたいへんに有名な古代史研究者で、
「聖徳太子の真実(平凡社)」や「〈聖徳太子〉の誕生 (吉川弘文館)」などの著書があります。インタビュー
の他に大山氏の「吉本邸訪問記」3段組5頁分も掲載されてます。この訪問インタビューは2005年早春。
他の記事は「今ここにある東アジア」がメインで、「特集・内藤誠の世界(四方田犬彦ほか)」もあります。
これ1冊の送料は240円です。初回入荷分はすぐに売れてしまいそうです。
お待ちいただけるようでしたらご注文ください。
○筑摩書房の新刊「思想のアンソロジー」はいまのところ来年1月末の予定だそですが、確定ではないようです。
ちょっと前に出たのを見落としてました
○遠山啓・著「文化としての数学」 光文社文庫 定価(本体476円+税)
※この本は1973年に国民文庫として出版された本の復刊です。
吉本氏の解説、「遠山啓−西日のあたる教場の記憶」がつきましたが、これは「海」1979年11月号が初出
(原題:遠山啓さんのこと)で、後にちくま文庫の「追悼私記」にも収録されたものの再録です。
たいへんお待たせしましたが、やっと入荷しました。
○「アナキズム 8号:特集・DIY いま/ここ/自分たちで」
定価1000円(税込) 『アナキズム誌』編集委員会
※これ1冊の送料は100円です。
※吉本氏の講演は「『表現論』−'66コンミューン・春の講座」
2段組で18頁分。1966/05/14と1966/07/02の2回。どちらも講演のみで、質疑応答は省略されています。
なお、先にお知らせ済みですが、この講演は未刊行とのことです。
その他の<吉本>関係記事としては、久保隆「『試行』的場所−自立誌が流通する時」(2段組15頁)があります。
個人的には高野慎三「霞を食って−北冬書房の30年」がまことに興味深く、かつ長年の疑問の多くに答えてくれ
るものでした。詳しくはブログ「三月記(仮題)2006/11/19」に。
○先にお知らせした、思潮社「吉本隆明詩集成」は「吉本隆明詩全集」とタイトルが変更になり、今月末か来月頭に
第1回配本予定です。
第1回配本は
「第2巻 日時計篇T」 本体2000円 256頁
「第5巻 定本詩集」 本体2400円 304頁
本日入荷しました。ご予約者には本日発送しました。
○「吉本隆明全講演ライブ集:第15巻〈DVD版〉(通巻17) 『シンポジウム 太宰治論』」
第一部 吉本隆明講演
第二部 講演・質疑
第三部 討議・シンピジウム
DVD2枚/テキスト60頁 定価(本体9000円+税450円)
吉本隆明全講演CD化計画・発行
・箱裏の文
吉本隆明の太宰治についての講演「物語ドラマと人称のドラマ」をめぐって行われた、三人の講師を巻き込んだ、
三部構成・六時間半にわたる大シンポジウム
※このシリーズに限り送料は無料サービスです。
○『アナキズム』第8号はまたまたまた遅れて、今のところ20日前後の予定のようです。
○筑摩書房刊行の「立原道造全集の内容見本」をやっと入手しました。
吉本氏の推薦文は「現代詩最後の古典」と題する500字程度の文です。
他に沢木耕太郎、磯崎新、小池昌代の各氏の推薦文と年譜がついてます。
「立原道造全集」は中村稔ほかの編で全5巻。35年前に出た旧全集の改訂版ではなく、新編集による決定版とあります。
第1回配本第1巻「詩1/短歌俳句/物語1/戯曲」は刊行済み。定価7980円(税込み)。以降は3ヶ月に1回配本予定。
この「内容見本」は〈吉本〉本通販のご常連様には、次の通販の機会に同封いたします。
「内容見本」のみのご注文は筑摩書房へどうぞ。
○昨日お知らせした「清原卓行を偲ぶ会」の記事は、読売新聞のサイトにて全文読めることがわかりました。
カラー写真付き。→こちら
○「DVD版『シンポジウム 太宰治論』」は予定が早まり、14日か15日に入荷の予定です。
非〈吉本〉本のお知らせ
○清岡卓行「ひさしぶりのバッハ」
定価1800円+税 思潮社 (これ一冊の送料は80円です)
※「最晩年の八つの詩篇と既刊詩集未収録の七つの詩篇」を収録した、(たぶん)最後の詩集です。
ごらんになられた方が多いかと思いますが、読売新聞の7日朝刊の文芸欄に、〈吉本〉関係記事が載ってました。
この記事はどういうわけか年月日を書き落としていますから、いつあったのか不明ですが、6月に亡くなった清岡
卓行さんを偲ぶ会(発起人・大岡信さん)が市ヶ谷であり、そこで吉本氏は献杯の挨拶をされたとのこと。車椅子
に座ったまま遺影の前でマイクを握っておられる写真が掲載されていますが、車椅子姿の写真は「老いの超え方」
にも載っていなかったようで、初めて見たような気がします。京都版はモノクロでしたが、岐阜の方から送っていた
だいた中部版はなかなか鮮明なカラー写真でした。この写真で見ると自分の手で車輪を回して進むことも可能な
タイプのようです。
この記事に紹介されている吉本氏の挨拶は
「かって詩の同人を集めて水餃子をふるまってくれた。半世紀会わなかったが、作品の交換はずっと続けてきた。
私の至らない交わり方の代償のように、水餃子を食べるたびに清岡さんの作品を思い出すことが、これからの交
流だと思っています」というものでした。
半世紀会わなかったというのは、ご本人の記憶違いか記者の聞き間違いでしょう。わかってる限りでも1970年代
初めの「ユリイカ」にて、お二人と大岡、鮎川両氏の4名で、近代詩や現代詩を語る座談会を何回かされています
から、せいぜい35年間です。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集60:色材論・初期化学論文」
全85頁 頒価1200円+税 (これ1冊の送料は80円)
・目次
色材論I〜III
Phenomenon of Bronze in Surface Coatings
一酸化鉛結晶の生成過程における色の問題
編集ノート
※「編集ノート」によれば、「色材論」は多摩美大における講演記録で、「磁場」第7号から第9号に掲載。
1975年頃の講演のようです。
化学論文は「色材協会誌」の1951年8月号と1953年2月号に掲載されたものでどちらも横書きです。
署名は「東洋インキ製造株式會社 吉本隆明」となってます。
近刊のお知らせ。急にテンポが上がってきましたが今回はDVDです。
○「吉本隆明全講演ライブ集:15巻(通巻17)
DVD版『シンポジウム 太宰治論』」
予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
※「吉本隆明〈太宰治〉を語る シンポジウム津軽・弘前'88の記録」の全記録をDVD2枚に収録したものとのことです。
全部で6時間半ほどもあるそうですからなかなかお買い得かと思います。
なおこの記録は、1988年に大和書房から出版されています(※現在絶版)。
※いまのところ11月20日発売の予定です
※このシリーズに限り送料は無料サービスです。ご予約ください。
※ご予約者でこの巻のみご不要の方はご連絡ください。
○「吉本隆明全講演ライブ集」近刊予定
●16巻(通巻18)『小林秀雄・中原中也・立原道造』(2007.1)
小林秀雄を読む、小林秀雄と古典、中原中也・立原道造−自然と恋愛
●17巻(通巻19)『竹内好・埴谷雄高・寺山修司・中上健次』(2007.3)
竹内好の生涯・埴谷雄高『死霊』について・寺山修司を語る・中上健次私論
●18巻(通巻20)『芥川龍之介・堀辰雄・立原道造』(2007.5)
芥川龍之介、芥川・堀・立原の話
おまけ
○春秋社新刊「思想とはなにか」の書店店頭用宣伝物について
昨日の新刊配本の際に、書店の店頭にPOPとして使用するべき宣伝物が同梱されていました。
内容は吉本氏自作の広告文とその自筆生原稿の一部のコピー写真です。
B6判/やや厚手のコーティング紙/カラー印刷。
この広告文は「思想とはなにか」の序に転用されましたから本書で読めるのと同文です。
生原稿のコピーはなかなか鮮明でおよそ半分の10行程度を見ることができます。
例の拡大装置の使い勝手が良くなってこられたようで、以前よりもかなりしっかりとした字が書けるよう
になられていることがわかります。わりと小さな字で訂正されている部分もあります。
この宣伝物は、昨日、同書の通販発送の際に一部の方には同封いたしましたが、枚数不足のためすべてには
入れられませんでした。現在追加をお願いしておりますから、「〈吉本〉本通販のご常連様」には次回以降の通販
の際に同封できると思います。なお勝手ながらこの紙のみのご注文はお受けいたしかねますのでご了承ください。
本日入荷しました
○「生涯現役」吉本隆明(聞き手=今野哲男)
洋泉社新書y163 定価(本体780円+税)
※これ1冊の送料は80円です。
・目次
まえがき 吉本隆明
序章 老いとの対峙――自然と和解する意欲をめぐって
第一章 老いのからだ――肉体の衰えをめぐって
第二章 老いのことば――日本語と歴史の考え方をめぐって
第三章 老いと「いま」――格差社会をめぐって
終章 老いの思想――親鸞とマルクスをめぐって
あとがき 今野哲男
※今野哲男さんは1953年生まれ。元「翻訳の世界」編集長、現フリーランスの編集者・ライター。
こちらも本日入荷しました
○「思想とはなにか」(共著者・笠原芳光)
四六版上製カバー装/284頁/定価(本体1800円+税) 春秋社
・帯の文
対論・語り得ぬものを語る−
戦後日本を代表する知識人・吉本隆明による〈思想〉の作法
・目次
序 吉本隆明
1 思想とはなにか
2 詩歌のなかの思想−文学における思想I
3 近代文学の経験−文学における思想II
4 人間精神の始源性−宗教における思想1
5 イエスから良寛まで−宗教における思想1I
6 思想の未来−社会・政治における思想
あとがきにかえて 吉本隆明
跋 笠原芳光
※これ1冊の送料は160円、「生涯現役」と2冊でも160円です。
○『アナキズム』第8号はまたまた遅れて、今のところ今月半ばの予定のようです。
○猫々堂資料集 第60集「色材論ほか」は明日か明後日の入荷予定です。
○筑摩書房の「立原道造全集」の内容見本に吉本氏の推薦文が載っているそうです。ただいま取り寄せ中です。
○筑摩書房から12月中旬に吉本氏の新刊「思想のアンソロジー」が刊行予定となってます。内容詳細がわかり
次第お知らせします。以前「日本思想史」執筆中と何かの記事に載っていたものでしょう。
ちょっと前に出た本を見落としてました。
○「プレイボーイの人生相談:1966-2006」
週刊プレイボーイ編集部・編 定価1400円+税 集英社
・宣伝文
真の教養人による人生相談の最高傑作。古くは柴田錬三郎、今東光、開高健、最近では松本人志、
リリー・フランキーなど、錚々たるメンバーによる珠玉の人生訓や哲学を集めた記念碑的1冊
※「錚々たるメンバー」に吉本氏が含まれることをうっかりして、仕入れておりませんでした。
吉本氏は1999.05-2000.01に「悪人正機頁」と題して連載してました。この本には3段組で16頁分載って
いますがもちろん全部ではありません。この連載は聞き手が糸井重里さんでしたが、毎回嘘の読者から
の質問に答えるスタイルになってました(29歳会社員とか)。
この連載を元にした本は、2001年に朝日出版社から「悪人正機」として出版され、現在は増補されて新
潮文庫になっていますが、こちらは聞き手が糸井氏になっています。その他やや違いはあるようですが、
基本的にはこの文庫でだいたい全部読めるようです。週刊誌連載の方はいずれ猫々堂さんが初出復元
を発行してくれるかもしれません。
少量入荷しておりますからお入り用の方はご注文ください。送料は160円です。
なお本としてはA5判で280頁もありますから、他の回答者に関心がおありの場合はかなりお買い得な本
ではあります。他の主なメンバーは岡本太郎、赤塚不二夫、野坂昭如、遠藤周作、石原裕次郎など。
親切な方からお知らせいただきました
“『小説現代』11月号に、吉本隆明さんの原稿が掲載されています。「大特集 私の心の一冊」の中で、
「心身健康な時期の太宰治」というタイトルで、太宰の『富嶽百景』について書かれておられます。”
とのことです。
『小説現代』11月号は本日発売で税込み880円。発行・講談社。
吉本氏の文は3段組2頁分です。
うちの店には1冊も入荷しておりません。
1週間ほどお待ちいただけるようでしたら仕入れますからご予約ください。
送料は100円の予定です。
発売遅延のお知らせ2件
○『アナキズム 第8号』は20日頃発行予定でしたが、少し遅れて、いまのところ11月上旬の予定だそうです。
○「思想とは何か」(春秋社)は10月上旬刊行予定でしたが、これも11月上旬の予定になったそうです。
どちらもあくまでも予定ですから、まだ確定ではありません。
新本特価のお知らせ
○「戦後50年と私」安原顕・編
元定価1748円+税を50%引き 1995年 メタローグ刊行
(「MARC」データベースより)
日本が50年の歳月をかけて培ったものは何か? ナッシング。
埴谷雄高「行きつくところは全滅亡」、
淀川長治「金持ちになった日本人の下品さ、下等さ」、
西沢潤一「道義が地に落ちた国、日本」など45人の複雑な思い。
※吉本氏は「敗戦から50年経った」と題する4頁分です。
その他のメンバーは谷川俊太郎、鶴岡真弓、林静一、中井久夫、ほか
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集59:心的現象論(関係論)」
全151頁 頒価1600円+税
(これ1冊の送料は80円※クロネコメール便が値下がりしました!)
・目次
関係論I〜IX
編集ノート
※「編集ノート」によれば、「関係論」は「試行」第37号から第45号まで連載され、後に三交社発行の
「吉本隆明が語る戦後55年」に再録されているとのことです。
※続刊予定
第60集「色材論ほか」11月上旬刊行予定。
第61集「太宰治試論ほか」12月刊行予定
第62集「西行 僧形論・武門論ほか」1月刊行予定
※前号の訂正※
『アナキズム』第8号の定価は1000円+税とお知らせしましたが、
税込み定価1000円の間違いでした。スミマセン。
○近刊のお知らせ2件
[01]『アナキズム』第8号 「特集・DIY―いま/ここ/自分たちで」
10月20日頃発行予定/180頁超予定/定価1000円(税込み)
『アナキズム』誌編集委員会・発行
編集委員のお一人からいただいたメールの一部です
<今号に、吉本隆明さんの1966年に行われた未発表講演録を掲載予定です。松田政男氏、笹本雅敬氏
らが主催した「'66コンミューン・春の講座」で2回に分けて行なわれた『表現論』と題された講演です。
川上春雄さんがかつて制作した年譜にもそのことは記載されています。
高知の松岡さん、山梨の宿沢さんにも確認して未発表のものであるということが判明しております。
吉本さんから快く掲載についてのご了解を得たうえで、起こした文章を読みやすく構成し直したもの、
掲載頁数は18P(400字計算で40枚超の分量です)。
前年に、『言語美』の連載終了・単行本化、『心的現象論』の連載開始、そして66年末には『共同幻想論』が
開始されるという時期、この講演は吉本さんの壮大な仕事が見事にクロスされて展開されている貴重なもの
だと思っています。
なお、特集の方では、高野慎三「霞みを食って―北冬書房の30年」、久保隆「『試行』的場所―自立誌が流
通する時」などの論稿も掲載予定。>
※少部数発行の雑誌ですからお早めにご予約ください。
ご予約状況をみて多い目に仕入れる予定ですのでよろしくお願いします。
なお、音源が残っているそうですから、いずれ全講演CDにも収録されるかと思います。
[02]「生涯現役」吉本隆明(聞き手=今野哲男)
11月6日発売予定 洋泉社新書y163 定価:本体780円+税
[帯と裏表紙の文]
「老い」の孤独のさなかから、
老人になってはじめて見えてくるものを語る、
吉本流「老いの処方箋」の決定版!
老いてなお現役であるための決意と覚悟の書!
「老い」は、階段を踏み外すように突然訪れる。
われわれはこう考えがちである。「老い」は自然にやってくると。
だが、黙っていたら老いなんて誰でも同じようにやってくなんて思っ
ているのは、大いなる錯覚である。
「老い」と対峙せず、若さを保とうとするとすれば落とし穴に落ちる。
生涯現役であるために、われわれはどんな場所にたてばよいのか?
己をめぐる幾多の困難を前に、一度として目をそらさずに発言し続け
る著者が、「老い」の孤独のさなかから、老人になってはじめて見え
るものをなお変わらぬ態度で語った、吉本流「老いの処方箋」の決定版!
※こちらもぜひご予約ください。これ1冊の送料は80円の予定です。
近刊のお知らせ
○「吉本隆明詩集成」全7巻
四六判上製。定価未定。10月刊行予定。思潮社
第1巻 初期詩篇
第2巻 日時計篇1
第3巻 日時計篇2の上
第4巻 日時計篇2の下
第5巻 定本詩集
第6巻 記号の森の伝説歌
第7巻 新詩集以後・言葉からの触手
思潮社編集部からのメールの一部をご参考までにどうぞ。
「『吉本隆明詩集成』についてですが、基本的には『全詩集』の普及版という位置づけです。ですから書き
下ろしの解説のほかは、『全詩集』を大きく更新するようなものはありません。
ただ全面的に校訂をしなおしておりますし、『全詩集』についての指摘等もすべて反映させてあります。
年譜も新たに校訂増補されていますので、さらなる決定版になるのではないかと思っております。
定価はまだ決まっていませんが、なるべく手に取りやすい価格でと思っております。
なお、内容見本についてですが、いまのところつくっておりません。」
※「全詩集」をお買いあげの方々には98%ほどご不要かと思います。
どの程度売れるのかどうか見当がつきませんが、定価は各2000円(揃い14000円)くらいでしょうか?
新本特価のお知らせ
○「私の好きな映画・ベスト5」安原顕・編
元定価1748円+税を50%引き 1994年 メタローグ刊行 ※売り切れました
[宣伝文]
淀川長治、吉本隆明、辻邦生、小林信彦、蓮実重彦、S・エリクソンら89氏が厳選する想い出の名画
「ベスト5」。想い出の名画500選。
※吉本氏は2頁分。稲垣浩「海を渡る祭礼」ほか。
○「私の『本』整理術」安原顕・編
元定価1456円+税を50%引き 1994年 メタローグ刊行
[宣伝文]
究極の本整理術は本を買わぬこと。「本整理」に妙手などないと言いつつ、辻邦生、中村真一郎、佐伯彰一、
吉本隆明ら49氏が涙ぐましい苦労話を初公開。
※吉本氏は4頁分。
タイトルは「いずれ物書き自身を廃棄処分にする時代がくるだろう」
※以上2冊の文章が、単行本に収録済みかどうかは未調査ですが、まだ
だったような気がします。2冊とも在庫僅少です。
今朝の朝日新聞に
○「吉本隆明さんと考える現代の『老い』」というインタビュー記事が掲載されています。
見出しは「患者の個人差と向き合え」、「政治家次第で国民は変化」の2本です。
写真はポートレートと書斎風景の2枚。全体で頁の3分の2くらいの量です。
地方によって掲載日が異なるかもしれません。
近刊のお知らせ
○『日本思想史』(筑摩書房)
10月下旬刊行という噂を聞きましたので、筑摩書房に訊ねましたところ、
「今現在、11月下旬刊行で進行しています。年内には何とか…、というところです。」との返信が届きました。
まだまだ時間がかかりそうですから、気長にお待ちください。
本日入荷しました。ご予約者にはEXパックにて発送しました。
○『吉本隆明全講演ライブ集 第14巻(通巻16巻):西欧の文学と思想』
4講演(CD6枚組)・テキスト(112頁)付き
定価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
・内容
「ドストエフスキーのアジア」
「ホーフマンスタールの視線」
「経済の記述と立場」
「ポーランド問題とは何か」
※このシリーズに限り送料は無料サービスです
三月書房から「ご送金方法に関する」お知らせ
いつも通販をご利用いただきありがとうございます。
・お代のご送金は「郵便振替」が基本ですが、送金手数料が窓口100円からとなっております。
お客様も郵便振替口座をお持ちになりまと、振替送金手数料は一律15円と格安になります。
口座を開くのは簡単ですし、あらゆる取引に利用できてたいへん便利です。
・郵便貯金の「ぱるる総合口座」のネット送金も窓口より安い上に、24時間利用できて便利です。
三月書房も口座があります。
・また「イーバンク」や「ジャパンネット銀行」などのネット専業銀行の口座を持たれますと、同一銀行間は
無料ないし50円程度で24時間利用できてたいへん安全かつ便利です。三月書房もこの2行の口座はございます。
・それから新生銀行は他行あてのネット送金も、月5件までは無料と大サービスをしています。
本日入荷しました
○「甦るヴェイユ」 定価1400円+税 新書判/213頁 洋泉社
・目次
1 初期ヴェイユ;
2 革命と戦争について;
3 工場体験論;
4 痛みの神学・心理・病理;
5 労働・死・神;
6 最後のヴェイユ
あとがき
新書版のためのあとがき
※元版は1992年、JICC出版局刊
近刊のお知らせ
○「吉本隆明全講演ライブ集:14巻(通巻16)『西欧の文学と思想』」
予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
・内容
「ドストエフスキーのアジア」
「ホーフマンスタールの視線」
「経済の記述と立場」
「ポーランド問題とは何か」
※いまのところ9月12日入荷の予定です
※このシリーズに限り送料は無料サービスです。ご予約ください。
○「思想とはなにか」(聞き手・笠原芳光)
四六版上製カバー装/280頁/本体1800円 春秋社
10月上旬刊行予定
・宣伝チラシの一部
文学から社会思想までの豊かな思索あふれる対話
今、吉本隆明はなにを考えているか
思想について
文学における思想
宗教における思想
社会・政治における思想
※これ1冊の送料は160円の予定です。ご予約ください。
近刊のお知らせ
○「甦るヴェイユ」 定価1400円+税 洋泉社MC新書
9月8日頃刊行予定
※1992年JICC出版局[現・宝島社(洋泉社の親会社)]発行で、長らく絶版になっていた本の復刊。
2006年8月付け「新書版のためのあとがき」が3頁分附されています。
※この洋泉社Modern Classics新書シリーズは、定価がふつうの新書の2倍見当ですが、
渡辺京二「神風連とその時代」、田川建三「宗教とは何か(改訂増補)上・下」など、
なかなか渋い復刊本が並んでいます。
非<吉本>本入荷のお知らせ
7月2日号にて宮城賢の新刊2点お知らせしましたが、昨年にも3点出ていたのを今頃気づいて少し仕入れました。
◎宮城賢「時のおもかげ 宮城賢詩抄」定価2000円+税 美研インターナショナル
※2005年5月発行、旧作と近作からの選詩集
◎宮城賢「時代の波の渚に佇んで」定価1300円+税 美研インターナショナル
※2005年7月発行、近作詩集
◎宮城賢「時代の風景」定価1300円+税 美研インターナショナル
※2005年7月発行、ゴヤの絵と組み合わせた新作詩集
きょうの新刊
○新装版「アフリカ的段階について:史観の拡張」
定価1600円+税 春秋社
※「新装版によせて」4頁分が新たに附されたほか、カバーのデザインと帯の文は変更されています。
この本は1997年に非売品の私家版として「試行」の予約読者等に配布された後、1998年に春秋社
から市販版が刊行されました。
近刊のお知らせ
○「思想とは何か」春秋社 9月下旬刊行予定
※まだ詳細不明ですが対談本のようです。
詳細がわかり次第お知らせします
きょうの新刊
○「SIGHT 29号(2006/秋)」定価743円+税 ロッキング・オン
“吉本隆明自作を語る第8回『花田清輝との論争』”2段組8頁
これ1冊の送料は100円です。
非<吉本>本 新刊のお知らせ
○道の手帖「埴谷雄高 新たなる黙示」定価1500円+税 河出書房新社
主な内容
入門:可能性としての埴谷雄高(鹿島徹)
対談:『死霊』は復活する(島田雅彦/鹿島徹)
埴谷雄高コレクション:
二一世紀の埴谷雄高:長原豊、安藤礼二、人見敏雄
埴谷雄高論集成:武田泰淳、谷川雁、鶴見俊輔、菅谷規矩雄、池田晶子
※詳細はAmazonでどうぞ。吉本氏の文も談話も載っていません。
親切な方が知らせてくださいました。聞いたこともない検索サイト「グッドプランニング」の独自コンテンツで、
もちろん閲覧は無料です。見出しは【たたかってきた男/思想家】 特別インタビュー
この会社の役員の人が今年の8月5日に、吉本宅でされたインタビューを、写真付きで掲載してあります。
どういう形のインタビューだったのかは不明ですが、アンケートとその回答のような記事になっていて、
なにかものたらないような気がします。
本日午後入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集58:島尾敏雄の世界」
全151頁 頒価1500円+税 (これ1冊の送料は160円)
・目次
島尾敏雄の世界
島尾敏雄の原像(『われらの文学 島尾敏雄』解説)
島尾敏雄の世界−戦争小説論−(『群像』1968/02)
家族小説論(『吉本隆明全著作集9』書き下ろし)
島尾文学の源流(『國文学』1973/10)
難しく潔よくない道(談話記事)
編集ノート
※「編集ノート」によりますと、「島尾敏雄の世界」の4編は「吉本隆明全著作集9:島尾敏雄」、
筑摩叢書「島尾敏雄」に収録されている文の初出復元とのことです。
談話記事は「琉球新報」2004/12/07掲載記事。
本日発売の週刊誌
○「サンデー毎日」9月3日号に、談話が載っています。
小泉総理の靖国参拝特集記事で、吉本氏の談話は1頁分程です。
見出しは「靖国論争にとらわれては日本は変わらない」。
○先日お知らせしました共同通信の配信記事の件ですが、結局「京都新聞」には掲載されませんでした。
8月5日付の「高知新聞」のコピーを猫々堂さんからいただいきましたが、「この先の日本 戦後61年夏:
第1部 原点はどこに」の第4回が吉本氏のインタビュー記事でした。テーマが「マネー」で見出しは
「格差は資本主義の必然」となってます。1頁の4分の1位の量です。第1部は全5回で他は堤清二さん
などだったようです。
非〈吉本〉本のお知らせ
○『沖縄の方言札ーさまよえる沖縄の言葉をめぐる論考ー』
井谷泰彦著 ボーダーインク刊 定価1600円+税 詳細はAmazonへ
「群像」9月号の吉本氏と中沢新一さんとの対談の最後ところで、吉本氏が「最近、沖縄学者さんが書い
た方言札という表題」と語っておられますが、その学者さんの本がこれです。この本は5月に出たばかり
ですが、著者が吉本氏に謹呈されたばかりの本を読んで、おそらくその直後にあった対談の席で触れら
れたわけです。吉本さんの読書力が、例の機器のおかげでやや回復していることがわかります。
この情報は著者の井谷氏からご著書と共にいただきました。現在、この本は取り寄せ中です。
某氏より情報が届きました。ぜんぜん知りませんでしたが、吉本氏は母校の特任教授に就任
されていたのですね。
「吉本隆明氏ネタで、ちょっと驚いたものがありましたのでメール差し上げます。
http://jrecin.jst.go.jp/html/kyujin/main/D106080260.html
で、フェローを募集しているのですが、業務内容がすごいです。
担当業務: 人文学院特任教授の吉本隆明氏の自宅に出向き,
「芸術言語論」の連続レクチャーをビデオに収め,編集する.
2007年4月以降,このビデオを素材に,「吉本隆明を読む」といった
講義を,非常勤講師として担当いただけるなら,なお好都合です.
業務内容のすごさもさることながら、
このビデオが発売されるといいなと思ってます。」
※応募期間は30日までですから、有資格者はぜひ応募してみてください。
報酬は明記されてませんが、無料でも面白そうな仕事です。
1日遅れですが本日入荷しました
○「群像 9月号」定価920円(税込) 講談社
※吉本氏と中沢新一さんの対談「超人間、超言語」は、目次に「『超人間』を突破口に、学問や思考を
再構築する」とあります。
各節の見出しは「潜在的な人間の本質」、「親切が奪う二つの自由度」、「仏語より自由度が高い英語」、
「少女系巫女の不思議さ」、「神話と古語の場所」、「成熟のない長寿時代」、その他。
2段組で20頁もありますからなかなか読み応えがありそうです。いずれは増量されて、単行本になるのか
もしれません。
※昨日までのご予約者には本日発送します。現在、在庫はほとんどありません。
追加を発注しましたから、お待ちいただける方はご注文ください。
○まだ現物は見てませんが、猫々堂さんの話では、8月5日の「高知新聞」に、吉本氏の談話記事が載って
いたそうです。共同通信配信の終戦ネタだそうですから、15日までに他の地方紙に掲載される可能性があ
るでしょう。見落としたかもしれませんが、昨日までの「京都新聞」には載ってなかったようです。
たぶん7日発売の
○「群像 9月号」に吉本氏と中沢新一さんの対談が掲載されます。
タイトルは「超人間、超言語」となってますが、ページ数は不明です。
現物が入荷したら詳細をお知らせいたします。
短いものでもかまわない方はご予約ください。
今週月曜に発売された
○「アエラ 8月7日号」に吉本氏のコメントがごく少し載ってます。
「辺見庸は沈黙せず」という3頁の記事ですが、記者が吉本氏宅を訪問して取材したようです。
写真1枚と談話が全部で10行くらいのものです。
またこんなのが見つかったそうです。
○“『PRESIDENT』誌の2006年8月14日号、『「最速本探し」イモヅル式と目次分析法』という記事中に
吉本隆明さんが出ています。カラー写真付き、1.5頁の紹介です。
小山唯史というジャーナリストによるインタビュー構成記事です。” とのことです。
※この雑誌は当店には入荷していません。
ネットで検索しますとこんな雑誌でした。
「吉本隆明、田中里沙らが実践する所望の一冊の検索法」とあります。
ごく僅かな談話と思われますが、とりあえず数冊取り寄せてみます。
本日入荷しました。取次ルートとしては超速です。いつもこうだとよいのですが…。
ご予約者には本日発送します。
○「ぼくのしょうらいのゆめ」
定価1640円+税 A5判 155頁 プチグラパブリッシング
※吉本氏のパートは
1頁目 署名(サイン)のコピー。たぶん万年筆書き。
2頁目 白紙
3頁目 府立化学工業学校5年の集合写真と略歴
4〜8頁 本文(談話)
9頁目 現在の書斎の机上風景のカラー写真
10頁目 年譜
ほかの10名(人名は前号に掲載)のパートもほぼ同じ構成です。
「新刊を見落としている」と、親切な方が電話で教えてくださいました。
○「ぼくのしょうらいのゆめ」
定価1640円+税 A5判 155頁 プチグラパブリッシング
・宣伝文
アート、科学、文学からロックまで、各界の第一線で活躍する11人が、子供時代に思い描いた、
“将来の夢” “未来の自分”の像と、今振り返って考える「子ども時代に夢をみる」ことをまとめ
たインタビュー集。子ども時代の作文や絵、写真などを収録した、極めて贅沢な1冊です。
◇登場する方
市川準さん(映画監督)
内田裕也さん(ロックンローラー)
大竹伸朗さん(画家)
関野吉晴さん(探検家・文化人類学者)
祖父江慎さん(グラフィックデザイナー)
高橋悠治さん(ピアニスト・作曲家)
田中泯さん(舞踏家)
谷川俊太郎さん(詩人)
野口聡一さん(宇宙飛行士)
吉本隆明さん(思想家)
和田誠さん(イラストレーター)
※電話をくださった方の話では、吉本氏は写真2頁、インタビュー6頁とのことです。
至急取り寄せます。お待ちいただける方はご予約ください
非<吉本>本 新刊入荷のお知らせ
○「樹が陣営31号」216頁 定価1000円+税(これ1冊の送料は160円です)
【特集】「子ども問題」は「大人問題」である、徹底再考
この号の詳細はこちらをどうぞ
※この号では<吉本>関係の下記の連載は、すべて休載です。
・根本義明−吉本隆明論を読む
・中山勉 −吉本隆明の聖痕
・添田馨 −吉本隆明 論争のクロニクル
※来年2月発売の次号は「三島由紀夫と吉本隆明」の特集とのことです。
かなり先なのでご予約は後日にお願いします。
※バックナンバーも通販しております。
こちらからご注文ください。
○「読売ウィークリー 7月30日号(7月15日発売)」
やっと現物を見ましたが、茂木健一郎「脳から始まる 第14回」は、「大思想家と金魚と猫」と題する2頁で、
吉本隆明さんとの対談ではありませんでした。ようするに訪問記であり、吉本氏の発言は「 」に入った
数カ所だけでした。
本日入荷しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集57:遠い自註(連作詩篇)」
全138頁 頒価1400円+税 (これ1冊の送料は160円)
※「編集ノート」によれば、この「連作詩篇」は1975年10月の「野性時代」臨時増刊号、
そして「野性時代」1976年5月号から1984年3月号まで連載されたものの初出復元とのことです。
思潮社から2003年に刊行された「全詩集」にも収録済みですが、何カ所か相異があるそうです。
なお、このかたちで1冊にまとまったのは初めてだそうです。
※続刊予定
第58集「島尾敏雄の世界」8月下旬刊行予定
○7月14日にお知らせしました「舞台評論 vol.3」は、発行所から卸していただけることになりました。
明日か明後日には入荷するでしょう。
入荷数に限りがございますからお入り用の方はお早めお申し込みください。
「隆明網」さんからお知らせいただきましたが、この雑誌はうちの店には入荷していません。
○「読売ウィークリー 7月30日号(7月15日発売)」に
「脳から始まる 茂木健一郎、「老い」をあの吉本隆明と語る」という記事が載っているようです。
同誌の宣伝サイトによりますと
「今回は茂木さんが日本の戦後を代表するカリスマ的な思想家、吉本隆明さんを自宅に訪問した
折のお話。…。茂木さんが大思想家に「老い」とは何かを問いかけた。」とのことです。
※昨日お知らせした、茂木さんのブログに載っていたのがこの件だったのでしょう。
この雑誌は世間でもあまり売れてないようで、コンビニとか書店でもあまり見かけませんが、
昨日出たばかりですから、きょうなら立ち読みも可能かもしれません。
現物をまだ見ていない(「隆明網」さんも)ので、対談型式なのか、茂木氏の文による会見記の
ようなものなのかも不明です。
これは入荷の予定はありませんが
○白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の特別展
「文芸評論家・奥野健男の仕事」展のパンフ
※猫々堂さんの話ですと吉本氏の文章(談話?)が掲載されているそうですが、上記の文学館のサイトに
はパンフ(図録?)のことは何も記されていません。頼めば有料で通信販売してくれるそうです。
なおこの特別展は7月30日までとなってます。
どなたかから、けっこうなサイトを教えていただきました。
○<7月5日付の茂木健一郎のブログ「クオリア日記」に、氏と吉本隆明の対話についての記事と、
なんと録音した音声ファイルがアップされていました。以下、リンク先です。>とのことです。
※音はまだ聞いておりませんが、たいへんに面白そうです。
茂木氏とともに吉本邸を訪問された2名の名が出てますが、ちかごろ<吉本>本を連続して出版している
光文社関係の人たちのようですから、いずれ対談本かなにかが出るのかもしれません。
本日入荷しました
○「俳壇:8月号」 税込800円 本阿弥書店
※吉本氏は巻頭カラーグラビアにポートレイトが1頁、そして、「聞き書き、詩歌の潮流 第8回」に
「詩歌のゆくえ」というタイトルで10頁掲載されてます。
この記事の聞き手は田中利夫、写真は曽根雄司。
内容は当然の事ながら俳句についてが大部分です。2段組ですから字数はかなりあります。
※これ1冊の送料は110円です。ご注文をお待ちしてます。
完全に見落としていました。
○「群像:8月号」 税込920円 講談社
※吉本氏の「清岡卓行を悼む」が掲載されてます。
現物は未見ですが、さほど長いものではないでしょう。書きおろしか談話かも不明です。
目次等は講談社のサイトで読めます。
発注しましたが入荷するのは来週末でしょう。お待ちいただける方はご予約ください。
これ1冊の送料は120円の予定です。
札幌の方からFAXをいただきました。
○「毎日新聞 7月10日(たぶん夕刊)」の「夕刊とっておき」欄、「特集:団塊へのあふれる期待」に、
吉本氏の「もう一山当てたいって人も」という見出しの談話が載ってます。
この頁の右半分は小倉加代子さんの談話で左半分が吉本氏です。6段分とポートレイト1枚。
この記事は毎日新聞社のウェブサイトで読めます。写真がない以外は同じ内容でしょう。
○発行所から1冊寄贈していただきました。
「舞台評論 vol.3(特集:東北からの大衆芸能)」
A4版/160頁/モノクロ写真多数 定価2000円+税
責任編集・森繁哉
発行所・東北芸術工科大学東北文化研究センター
※この雑誌に編集長との対談「移行する身体―歌や言葉のこと―」が掲載されてます。
4段組8頁分ですが写真も多数ありますから、正味字数は5頁分くらいです。
表紙写真等は三月書房のブログ「三月記(仮題)」に掲載しました。
そこから発行所のサイトへのリンクも貼ってありますから、詳しいことはそちらでごらんください。
※この雑誌は一般には流通していないようです。
うちの店に卸していただけるかどうか連休明けに交渉してみます。
気長にお待ちいただける方はご予約ください。これ1冊の送料は180円の予定です。
本日入荷
○「初期ノート」 光文社文庫版 571頁/定価838円+税。
※「初期ノート増補版(1970年 試行出版部)」の完全文庫化で、
「光文社文庫のためのあとがき」1.5頁分と抄出一覧が新たに附せられましたが、解説や解題はありません。
○詩の森文庫「戦後代表詩選」鮎川/大岡/北川・編 205頁/定価980円+税 思潮社
※吉本氏の詩は「火の秋の物語」と「小さな群への挨拶」の2編が収録されています。
近刊のお知らせ
○「俳壇:8月号」 7月14日刊 税込800円 本阿弥書店
※この雑誌の「詩歌の潮流」という連載の第8回に吉本氏が登場します。
タイトルは「詩歌のゆくえ」で談話もの、全10頁とのことです。
ご予約ください
非<吉本>本入荷のお知らせ
◎村瀬学・著「自閉症:これまでの見解に異議あり!」
233頁/定価720円+税 ちくま新書
・目次
1 自閉症のはじまり
2 自閉症以前の問題
3 これまでの「自閉症論」批判
4 「放浪」とは何か
5 自閉症裁判
終章 「おくれ」とは何か
あとがき
○今朝の「日本経済新聞」文化面に「吉本隆明、大病からの復活」という記事が載ってます。
紙面の3分の1近い取材記事で、ご本人の写真1枚と発言がたくさん載ってます。
「詩学叙説」の続きを執筆中で、年内刊行予定とのこと。
今のところ日経のサイトには転載されていないようです。
非<吉本>本入荷のお知らせ
◎宮城賢「老いの充溢」 定価1300円+税 美研インターナショナル
※これは詩集です
◎宮城賢「戦後日本の明暗とその本質」 定価1000円+税 美研インターナショナル
※こちらは評論あるいはエッセイです
本日入荷しました
○『吉本隆明全講演ライブ集 第13巻(通巻15巻):古典論』
2講演(CD6枚組)・テキスト(88頁)付き
(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
・内容
「実朝論」
「『源氏物語』と現代」
※このシリーズに限り送料は無料サービスです
今月前半に出た本に吉本さんの談話が載っていることを、浅草方面の方に教えていただきました。
うちにも1冊だけ入荷しているのですが、内容には気が付いてませんでした。
○「戦後戦記:中内ダイエーと高度経済成長の時代」 佐野眞一・編著
A5判/336頁 定価1800円+税 平凡社
※吉本さんのは「あの行動の背景」という談話で、2段組7頁分あります。
既発表ではなく、この本のために比較的最近収録されたもののようです。
至急追加を仕入れますが、Amazonあたりで通販される方が早いでしょう。24時間以内の発送で送料無料
(ただしクレジット・カード利用の場合)となってます。詳細はAmazonへ
うちの通販ですと送料は210円です。お待ちいただける方はご予約ください。
本日入荷しました。
○太田修著「叔父の思想:吉本隆明論」
B6判/176頁 頒価1000円+税 修羅出版
・目次
はじめに
第1章 吉本隆明とはどんな思想家なのか
第2章 吉本隆明が闘った人々
第3章 吉本隆明の仕事
第4章 世界史の立場から
第5章 「大衆の原像」論
第6章 老いの愉しみ
おわりに
※入荷数に限りがありますから、ご注文はお早めにどうぞ。
これ1冊の送料は160円です。
○吉本隆明全講演ライブ集 第13巻「古典論」は6月21日ごろ入荷の予定です。
まだ内容等は不明です。わかり次第お知らせします。
本日入荷しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集56:心的現象論(眼の知覚論・身体論)」
全168頁 頒価1800円+税
(これ1冊の送料は160円)
・目次
眼の知覚論
身体論I
身体論II
身体論III
身体論IV
身体論V
身体論VI
身体論VII
編集ノート
※「編集ノート」によれば、「心的現象論」の各論は「試行」第29号から終刊号まで連載されましたが、
まだ一度も単行本化はされていません。「眼の知覚論」は「試行」第29号に、「身体論I〜VII」は同
30号〜36号に掲載された分の初出復元です。
三交社発行の「吉本隆明が語る戦後55年(全12巻・別巻1)」の第7巻以降に、「眼の知覚論」、
「身体論」、「関係論」が再録されましたが、これは脱落が多いそうです。
なお、猫々堂による「心的現象論」は、いまのところ全5冊の予定と聞いています。
※続刊予定
第57集「遠い自註(連作詩篇)」7月下旬刊行予定。
第58集「島尾敏雄の世界」8月刊行予定
第59集「心的現象論:関係論」9月刊行予定
○上記「資料集56」に太田修著「叔父の思想:吉本隆明論」の折り込み広告が入ってました。
発行所は「同人誌・修羅出版部」となっています。仕入れ可能かどうか、いまから問い合わせてみます。
近刊のお知らせ
○「初期ノート」 光文社文庫版 7月12日刊行予定。
頁数/予価等は不明。
※「初期ノート」 昭和39年 試行出版部 ※絶版
「初期ノート増補版」 昭和45年 試行出版部 ※絶版
「吉本隆明全著作集15:初期作品集」昭和49年 勁草書房
※版元品切れ(当店には1冊のみ在庫あり)
「初期ノート」は過去に3回、故川上春雄さんの編纂本が出版されています。
「全著作集版」は「増補版」に7編がさらに増補されましたが、今回の文庫にこれらがすべて収録され
るのかどうか、あるいはさらなる増補があるのかどうかはまだ不明です。
また、ご本人のあとがき類が新たに附されるのか、どなたかの解説が附くのかも不明です。
判明次第お知らせします。
非<吉本>本近刊のお知らせ
◎村瀬学・著「自閉症:これまでの見解に異議あり!」
予価740円+税 ちくま新書 7月5日刊行予定
・宣伝文
いつもと違う順序や配列を強要される時、人は誰でも少しパニックになる。自閉症にも、
このメカニズムが働いている。彼らと我々は同じ地平にいることを解説する。
きょうの新刊
○「SIGHT 28号(2006/夏)」定価743円+税 ロッキング・オン
この号から全面リニューアルされて、判型はA5になりました。
「諸君」「WILL」「論座」あたりと同型です。
吉本氏の書き下ろし「言語論要項:芸としての言語」は2段組20頁の本格的な言語論です。
前号まで連載されていた「吉本隆明 自作を語る」は、打ち切りなのか今号だけの休載なのか不明です。
この号の特集は「小泉靖国参拝で日本は何を失ったか」
これ1冊の送料は100円です。
本日入荷しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集55:〈戦後〉経済の思想的批判・初期歌謡」
全88頁 頒価1200円+税
(これ1冊の送料は110円)
目次
詩について
〈戦後〉経済の思想的批判
おびえながら放たれてくる微光
初期歌謡
吉本隆明“謎の私生活”その全貌(記事)
編集ノート
※「詩について」は1972年国文社刊行の「宮城賢詩集」所収、約10頁。
「戦後経済」は1974年共産主義者同盟叛旗編集委員会発行の「自立と日常」に掲載された講演録、約24頁。
「おびえながら」は1974年河出書房刊行「小川国夫作品集」内容見本掲載の推薦文、1頁。
「初期歌謡」は1975年桜楓社刊行「和歌の本質と展開」に収録されたもので、講演を元に加筆。約40頁。
上記の4件は、〈吉本〉名義の本には未収録とのことです。
「謎の私生活」は「平凡パンチ」1971年2月8日号より。7頁。
この記事は写真もあったはずですが、文章のみ転載されてます。
※第56集は「心的現象論 眼の知覚論・身体論」で6月中旬刊行予定。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「老いの超え方」 46判/275頁/定価1700円+税 朝日新聞社
※内容詳細は5月3日号をごらんください
入荷済みです。
○文庫版「読書の方法:なにを、どう読むか」
421頁/定価743円+税 光文社
※本文は2001年に光文社から刊行された単行本とまったく同じです。
文庫化に際する著者の「あとがき」も附されていませんが、齋藤慎爾さんの解説
「還相の方位」が附きました。15頁分。
著者から見本をいただきました
○「老いの超え方」
46判/275頁/定価1700円+税 朝日新聞社
5月9日刊行予定
[帯の文]
ご老人は超人間である
今年83歳になる戦後思想の巨人は糖尿病をかかえ、白内障と腸がんの手術をし、
歩くことも本を読むこともままならない。
そんな不自由をどのように自由に生きるのか?
初公開「吉本式・日々の体操と道具」をカラーで紹介、
「老いの語録集」付き
吉本老体論の決定版、ついに刊行
恥ずかしいから、がまんしてます
[目次]
吉本隆明 日々の体操と道具(※カラー8頁)
第一部 身体
一問一答 その一 身体篇
第一章 身体
第二章 精神
第三章 生活
第四章 環境
語録集 その一…身体篇
第二部 社会
一問一答 その二 社会篇
第一章 仕事
第二章 社会
語録集 その二…社会篇
第三部 思想
一問一答 その三 思想篇
第一章 宗教
第二章 文学
第三章 政治
語録集 その三…思想篇
第四部 死
一問一答 その四 死篇
第一章 見方
第二章 対処
語録集 その四…死篇
あとがき
吉本隆明略年譜
※「一問一答」と章立ての部分はインタビューです。聞き手は佐藤信也(ライフサポート社)。
「語録集」は「老いの流儀」などの過去の著作からの引用文です。
「あとがき」は今年の3月20日とあります。
※この本1冊の送料は160円です。ご予約ください。
今朝入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「還りのことば:吉本隆明と親鸞という思想」
吉本隆明/芹沢俊介/菅瀬融爾/今津芳文 共著
四六判 上製 228頁 定価1700円+税 雲母書房
・帯の文
迷妄を突破する思想
存在倫理、人間力、段階と死、自己への配慮(フーコー)、自己としての自己と社会的な自己……など、
思想家・吉本隆明の言葉を手がかりに信仰と存在の本質を探るアンソロジー。
芹沢俊介による書き下ろし「吉本隆明『存在倫理』をめぐって」
帯の裏の文
……このかんがえを最後のところまで突きつめていくと、存在あるいは存在根拠というのが問われてし
まう。その問われた場合には、つまり自分と外とのかかわり、他者との関係とか時代との関係といった
あらゆる関係がぜんぶどこかに集約されて、集約されていながらその区別はきちっとついているという
状態が、ぼくらが現在望み得る人間力としての最後の問題なんだとおもいます。
吉本隆明『本文』より
・目次
まえがき 吉本隆明
1部 吉本隆明に聞く
(1)還相の視座から 聞き手・菅瀬融爾/今津芳文
(2)〈空隙〉より出づる言葉 聞き手・芹沢/菅瀬/今津
2部 論考
芹沢「吉本隆明〈存在倫理〉をめぐって」
今津「〈正定義〉をめぐる断章〜主に吉本隆明の親鸞論から」
菅瀬「已然形の親鸞」
あとがき 今津芳文
※まえがきは4頁。
聞く(1)は2003年12月吉本宅にて、約50頁。
聞く(2)は2005年1月吉本宅にて、約40頁。
※これ1冊の送料は160円です
こちらも今朝入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「現代詩手帖 2005年5月号」
税込定価1300円 思潮社
※第2特集「吉本隆明新地点 『詩学叙説』を読む」
【長編論考】瀬尾育生
【日本・近代・文学】芹沢俊介・稲川方人・大塚英志
【詩の発生を問う】藤井貞和・古橋信孝・高橋順一・安藤礼二
【吉本詩学の現在】高橋世織・新井豊美・野沢啓・松岡祥男
※この特集は約50頁。第1特集は渋沢孝輔。
これ1冊の送料は100円です(但し三種郵便につき発送は平日のみ)
やっと現物が入荷しました。
ご予約者には本日発送します。
○「人生へんろ:〈いま〉を生きる30の知恵」
講談社『週刊四国遍路の旅』 編
B6判/245頁 定価1200円+税 講談社
※吉本さんの分は『「理想」の可能性』」と題する8頁分です。
四国遍路とは関係のないインタビューです。
書斎に飾られた国定忠治の三度笠と道中合羽のお土産品と、
「恥ずかし乍ら一生芸人です 藤田まこと 吉本隆明さま 98.2.5」という色紙の前でごき
げんな写真がなかなかです。
正直なところ、残りの29名にまったく興味が持てなければ、ややもったいないかもしれません。
個人的には都はるみ、茂山千作、あたりは読んでみようかなという気がしますが…
近刊のお知らせ
○「老いの超え方」
46判/?頁/予価1700円+税 朝日新聞社
5月9日刊行予定
[宣伝文]
糖尿病、腸がんの手術など、多くの病をかかえ、目も不自由な毎日に取り組む
「吉本式体操と道具」を写真と文章で紹介。
老い語録集付き。
※これは「実用」書なのかどうかこれだけではよくわかりませんが、ご予約ください。
たぶん送料は160円です。
近刊のお知らせ
○「還りのことば:吉本隆明と親鸞という思想」
吉本隆明/芹沢俊介/菅瀬融爾/今津芳文 共著
四六判 上製 228頁 定価1700円+税 雲母書房
4月28日発売予定
・目次
まえがき 吉本隆明
1部 吉本隆明に聞く
2部 論考
芹沢「吉本隆明〈存在倫理〉をめぐって」
今津「〈正定義〉をめぐる断章〜主に吉本隆明の親鸞論から」
菅瀬「已然形の親鸞」
あとがき 今津芳文
※吉本さんの対話篇は約100頁あるそうです。
菅瀬、今津両氏は浄土真宗本願寺派の住職。
※これ1冊の送料は160円です。ご予約ください。
またまた親切な方にお教えいただきました。
「ブッククラブ回」のサイトに、かなり長いインタビューが掲載されています。
○「どう生きる?これからの10年- interview with 吉本隆明 -」
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未来に向けて、今、社会は大きな転換期にある。
これまで培われてきた価値観はもろくも崩れている。
この不透明な時代に、個人である私たちは、
どのように生きる方向性を見つければよいのか。
今回は、たったひとりで考え続けてきた、
日本思想界の巨人、吉本隆明氏にお話を伺った。
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これが前文ですが、残念ながら収録年月日がわかりません。
見落としているのかもしれませんが、頁の下段のクレジット表記には
Copyright (c) 1989-2002 BOOK CLUB KAI とありますから、2002年なのかもしれません。
しかし、近著として『13歳は二度あるか』があげられていますから、昨年後半か今年初めとするのが
妥当のような気もします。いずれにしろ、これらのことからわかるのは、このページの作成された時
期でしかなく、インタビューの収録はそれ以前に行われたということしかわかりません。
それにしても、いつからの10年なのかがわからないのはちょっと残念です。
親切な方がわざわざ電話で知らせてくださいました。
ぜんぜんノーマークでしたからあわてて手配しましたが、入荷は少し先になるでしょう。
4月初旬の刊行でした。
お待ちいただける方はご予約ください。送料は160円です。
○「人生へんろ:〈いま〉を生きる30の知恵」
講談社『週刊四国遍路の旅』 編
B6判/245頁 定価1200円+税 講談社
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五木寛之や瀬戸内寂聴、日野原重明、平山郁夫など、多彩なジャンル
の現代の「人生の達人」30名が、その人生と生き方を語る。
「週刊四国遍路の旅」に掲載された巻頭エッセイ、インタビューをまとめた1冊
[日販MARCより]
五木寛之/日野原重明/瀬戸内寂聴/倉本 聰/佐藤愛子/安藤忠雄/
都はるみ/吉本隆明/納谷幸喜/平山郁夫/小山明子/城山三郎/
榊 莫山/毛利 衛/新藤兼人/宮城まり子/玄侑宗久/坂田藤十郎/
今井通子/茂山千作/堀田 力/三輪壽雪/資延敏雄/土井たか子/
小柴昌俊/石牟礼道子/観世銕之丞/立川志の輔/堀 文子/後藤田正晴
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※いまネットで検索したところ「週刊四国遍路の旅」は全30冊完結済み。税込み各560円。
2005/08/11発行の第23号に、
「巻頭インタビュー吉本隆明『「理想」の可能性』」が掲載されています。
こちらも取り寄せてみます。たぶん入荷するでしょう。
またまた新本特価のお知らせ
どちらも50%引きです。お早めにどうぞ。
送料は1冊160円、2冊210円。
○「ドキュメント吉本隆明(1):〈アジア的〉ということ」
2002年2月刊行 本体1250円+税→特価625円+税 弓立社
○「Document(1) 特集:吉本隆明 続・アジア的ということ」
2002年11月刊行 本体1600円+税→特価840円+税 弓立社
※全講演のCDは順調に出ていますが、こちらシリーズは続きが出るかどうかやや不安です。
本日入荷しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集54:聞書・親鸞(初出)」
全152頁 頒価1500円+税
(これ1冊の送料は160円)
目次
最後の親鸞1
最後の親鸞2
和讃 その源流1
和讃 その源流2
和讃 親鸞和讃の特異性
親鸞伝説
ある親鸞
ジャパネスク
親鸞の十八願
現代語訳親鸞著作(抄)
編集ノート
※最初の6編は1974年〜76年の「春秋」に掲載された初出、
「ある親鸞」は「伝統と現代 39号」に掲載された初出でどちらも後に
「最後の親鸞」(現・ちくま文庫)や「決定版 親鸞」(春秋社)に収録されています。
「ジャパネスク」は1981年刊の「遊 秋の臨時増刊号」掲載、
「十八願」は1993年刊の「エッセイで楽しむ 日本の歴史〈上〉」(文藝春秋)に掲載。この2点は単行本未収録。
「現代語訳」は1982年刊の「思想読本 親鸞」(法蔵館)に収録されていたものです。
近刊のお知らせ
○「現代詩手帖 2006年5月号」 4月末発行予定
※5月号の第2特集が「『詩学叙説』吉本詩学の新地点」の予定です。
【長編論考】瀬尾育生
【論考・エッセイ】芹沢俊介・古橋信孝・藤井貞和・新井豊美・高橋順一・
安藤礼二・野沢啓・高橋世織・稲川方人・松岡祥男ほか
※定価1200円?、送料100円の予定です。ご予約ください。
前号の補足
○「生涯現役『スーパー老人』の秘密」柴田博 著
四六判/216ページ 定価1380円+税 技術評論社
前号にて「8ページの実際のインタビューを載せています」との情報をお伝えしましたが、
本日現物を確認しましたところ、実態はやや違っていることがわかりました。
吉本さんの部分は確かに8頁分ありますが、インタビューそのものではなくて、
著者によるインタビューの要約でした。ほとんど何一つ珍しい話は載ってませんが、
吉本家?にてのツーショット写真が掲載されてますから、聞き取りをされたことは確かのようです。
しかし、談話ともインタビューとも言えそうにはありません。
<吉本>本としては、ごくささやかな関係資料に過ぎないでしょう。
なお、高齢者の健康問題の本としての評価はなんともわかりません。
北陸方面の方からお知らせいただきました。
“現物を確認しました。8ページの実際のインタビューを載せています。”
とのことです。
○「生涯現役『スーパー老人』の秘密」柴田博 著
四六判/216ページ 定価1380円+税 技術評論社
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・概要
「肉を食べたら長生きする」との栄養理論で著名な医学博士の著者が、80歳を超えてなお現役で
活動する「スーパー老人」たちに生活習慣・食習慣をうかがった。
「90歳代の現役エンジニア」「日本最高齢の現役ピアニスト」から、漫画家やなせたかし、思想家
吉本隆明まで、現役バリバリで活躍するシニアから見えてきた生涯現役の方法を明らかにする。
・目次
序 章 素晴らしい人生とは何か
第1章 生涯現役のための食事と栄養
第2章 生涯体育の勧め
第3章 ぼけ予防のための頭の使い方
第4章 高齢者にとって良い生活環境とは何か
第5章 スーパー老人、八人の秘密
1 九十歳代の現役エンジニア 井上和平氏
2 農学博士、東京大学名誉教授 藤巻正生氏
3 日本最高齢の現役ピアニスト 室井摩耶子氏
4 国際長寿センター理事長、山之内製薬元会長 森岡茂夫氏
5 漫画家 やなせたかし氏
6 生活評論家 吉沢久子氏
7 文学者、思想家 吉本隆明氏
8 ボランティア団体代表 和波その子
第6章 八人のスーパー老人から学ぶもの
1 食生活について
2 生涯体育について
3 知的活動について
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ただいま取り寄せ中で、現物はまだ入荷しておりません。
お待ちいただけるようでしたらご予約ください
本日入荷しました
○『吉本隆明全講演ライブ集 第12巻(通巻14巻):
ボードリヤール×吉本隆明 世紀末を語る、その他』
3講演(CD6枚組)・テキスト(104頁)付き
(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
・内容
「ボードリヤール×吉本隆明 世紀末を語る」
「高次産業社会の構図」
「日本経済を考える」
※このシリーズに限り送料は無料サービスです
本日入荷しました
○「広告批評2006年3月号:特集 歌のコトバ」
定価590円(税込み) マドラ出版
※吉本さんの文章「詞人と詩人」は4頁ありますが、やたらに大きな字なので、ふつうサイズですと2頁分くらいでしょう。
新刊ですが未入荷で、現在取り寄せ中です
○「広告批評2006年3月号:特集 歌のコトバ」
定価590円(税込み) マドラ出版
※吉本さんの文章は「詞人と詩人」というタイトルですが、何頁あるかは現物を見ていないので不明です。
その他の目次はこちらをごらんください。
来週前半に入荷の見込みです。
これ1冊の送料は100円の予定。
ご予約ください
発行所から詳細情報が届きました
○『吉本隆明全講演ライブ集』第12巻(通巻14巻)
(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
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この巻は「ボードリヤール×吉本隆明 世紀末を語る、その他」です。
「ボードリヤール…」は紀伊國屋書店刊行のもの。フランス語と日本語が乱れ飛ぶ、
このシリーズでも珍しいものです。
その他には、「高次産業社会の構図」「日本経済を考える」(未収録)が入ります。
3月20日刊行。
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※未収録とは、既刊の講演本には収録されたことがない、という意味でしょう。
20日刊行ですと、うちに届くのは21日か22日と思われます。
本日入荷しました
○「カール・マルクス」
文庫判/223頁 定価476円+税 光文社
・目次
二十一世紀のマルクス 文庫版のための序文
カール・マルクス
マルクス紀行
マルクス伝
マルクス年譜ノート
ある感想
カール・マルクス小影
ラムボオ若しくはカールマルクスの方法に就いての諸註
解説 マルクスの「三位一体」……中沢新一
初出一覧
※序文は約4頁で2006年2月15日とあります
解説は14頁分あります
底本は「全集撰」「カール・マルクス」「擬制の終焉」となっていますが、この形にまとめられたのは
これが初めてのようですから便利でしょう。
これ1冊の送料は160円です
同時発売
○「夜と女と毛沢東」辺見庸との共著
文庫判/278頁 定価514円+税 光文社
※こちらは2000年に文藝春秋から出た文庫とまったく同じですが、あらたに勢古浩爾による解説が
つきました。
近刊のお知らせ
○『吉本隆明全講演ライブ集』第12巻(通巻14巻)
(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
※この巻はボードリヤール関係のようです。
いまのところ3月20日過ぎの刊行予定
※このシリーズに限り送料は無料サービスです。
本日入荷しました
○「詩とはなにか:世界を凍らせる言葉」(詩の森文庫C06)
定価:本体980円+税 新書判/190頁 発行:思潮社
これ1冊の送料は160円
・帯の文
存在の根源から詩を問う
「全世界を凍らせる」かもしれない「ほんとのこと」を言うのが
詩の本質だと著者は説く。詩の精神の普遍的原型と自らの「詩を
書き続ける場所」を問う原理論8篇。
単行本初収録「詩魂の起源」「詩人論序説」を含む。
・目次及び初出
詩とはなにか(詩学 1961)
現代詩のむつかしさ(新刊ニュース 1959)
音律と韻律:詩人論序説2(現代詩手帖 1960)
喩法論:詩人論序説3(現代詩手帖 1960)
なぜ書くか(われらの文学22 1966)
言葉の根源について(海 1971)
詩魂の起源(現代詩手帖 1987)
詩について(無限ポエトリー3号 1978
「枕詞の空間」として『言葉という思想』に収録)
解説 “なぜ書くか”:鳴動しつづける表現論 添田馨
吉本隆明詩論ガイド:読書案内
(詩の森文庫の同時発売は
谷川俊太郎「詩を書く:なぜ私は詩をつくるか」
吉岡実「吉岡実散文抄:詩神が住まう場所」)
※「秋山清著作集」の第2回配本第6巻「竹久夢二」が入荷しましたが、
この巻の月報には吉本さんは寄稿されてませんでした。(第1回も同様)
本日入荷。
出版社には在庫も流通させる意志もない、純然たる自主刊行物でしたが、
著者のご厚意で直接仕入れることができました。
○「'55毛利ユリ〜'05博松栄次 黒色●虚彩―anachro
anarchy」
A5判/108頁 定価3500円+税 ひくまの出版
・目次
わたしの毛利ユリ 吉本隆明
門前雑感 アナクロ・アナーキーをめぐって 詩人 溝口章
蟻の目の永久内乱 絵画者 中村宏
「写はがき・写便り」と私 黒澤充夫
黒色 anachro
55 SUNAGAWA
55 SHINJYUKU
55 KIKUGAWA
55 ADACHI
虚彩 anarchy
富士−もうひとつの風景 毛利ユリ
05富士
05砂川
あとがき
※吉本氏の文は1頁分です。1958年ユリイカ刊の「吉本隆明詩集」に使用された
毛利ユリ撮影の吉本氏の顔写真が再掲されてます。
この本1冊の送料は160円です。
本日発売
○「SIGHT 76号(spring 2006)」定価743円+税 ロッキング・オン
吉本氏の連載インタビュー「吉本隆明 自作を語る」の第7回『共同幻想論』が掲載されています。全6頁。
この号の特集は「1969年、レッド・ツェッペリンがロックの扉を開けた」
これ1冊の送料は160円です。
またまた出遅れですが、1月に出ていた本に吉本氏の文が載っているそうです。
きょう「図書新聞」の書評で知ったばかりのため現物は未見です。
週明けに発注しますが、入荷はかなり先になるでしょう
○「'55毛利ユリ〜'05博松栄次 黒色●虚彩―anachro anarchy」
A5判/108頁 定価3500円+税 ひくまの出版
※この本は毛利ユリ(本名・博松栄次)の写真集で、吉本氏は「わたしの毛利ユリ」とういう文を寄稿されてい
るようです。たぶんこの本のために書かれた文章であろうと思いますが、過去の文の再録という可能性も
ないわけではありません。猫々堂さんに電話で教えてもらおうとしましたがお留守でした。
この本の書評が、「アナキズム誌サイト」に載っていましたので、一部引用させていただきます。
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毛利ユリ写真集『黒色●虚彩―anachro anarchy』を読む
毛利ユリという名を覚えている世代は、限られるかもしれない。吉本隆明は、毛利ユリ写真集『黒色●虚彩』
に「わたしの毛利ユリ」という文章を寄せていて、そのなかで、「『批評運動』で新鮮な俊敏な美術芸術批評を
展開し」て、「瀬木慎一、針生一郎の後を継ぐ批評家が出現したなというのが、わたしなどの深い印象だった」
と述べながら、「毛利ユリは出現の仕方も鮮やかだったが、突然という感じで美術(芸術)批評活動を見せな
くなった」と記述している。(後略)
[投稿者 minagawa]
続きはこちら
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ちょっと古いネタですが
○ほぼ日刊イトイ新聞の「はじめての中沢新一」のイベントにて、吉本さんの談話がビデオで上映されたようです。
その様子が2005/12/20の第1回で「生きていてよかった」に掲載されてます。
第50回までアップされてますが、他の回のことはまだ確かめておりません。
今朝、予定通り無事に入荷しました。ご予約者には本日発送します
○「家族のゆくえ」定価1400円+税 四六判/208頁 光文社
※詳細は2006/02/21号をごらんください。
この本1冊の送料は160円です
○2006/02/04にお知らせしました、共同通信配信の吉本氏のコメントは、「隆明網」のサイトに
全文がアップされています。
本夕入荷しました。ご予約者には明日発送します
○猫々堂「吉本隆明資料集53:書物の解体学【下】(初出)」
全122頁 頒価1300円+税
(これ1冊の送料は160円)
目次
書物の解体学【下】
ユングの〈夢〉はあたるか
ユングの〈夢〉はあたるか(続)
ユングと〈神話〉
ユングと〈神話〉(続)
ヘルダーリンと〈神話〉〈自然〉〈愛〉
ヘルダーリンと〈頌〉
バタイユへの〈序〉
バタイユと〈近親相姦〉
遠い国・遙かな人
編集ノート
※「書物の解体学【下】」は「海」の1973年5月号から1973年12月号に連載されたものです。
「遠い国・遙かな人」は「新刊ニュース」の1975年6月号に掲載された「書物の解体学」(中央公論社)
のための宣伝用の文章です。
○猫々堂「吉本隆明資料集」の続刊予定
54号「聞書・親鸞/ほか」
55号「〈戦後〉経済の思想的批判/初期歌謡/ほか」
56号「心的現象論 眼の知覚論・身体論」
明後日、23日入荷予定
○猫々堂「吉本隆明資料集53:書物の解体学【下】(初出)」
3月14日刊行予定の光文社文庫
○「カール・マルクス」には書き下ろしの「あとがき」が5枚分付くそうです。解説の有無は不明。
昨日お知らせした本の目次の詳細をコピーしました。
○「家族のゆくえ」定価1400円+税 四六判/208頁 光文社
・目次
序 章 家族論の場所
「家庭の幸福は諸悪のもと」
〈対幻想〉としての家族
家族の基本的な構図
思い出のなかの家族
「生涯出生率の低下」を読み解く
第1章 母と子の親和力[乳幼児期]
母親のこころが刷り込まれる
漱石、太宰、三島の「こころの傷」
日本的育児の大切さ
性格形成の大部分は幼児期までに終わる
内省的な「自己慰安」が芸術の本源
考える人が過半数を占めれば、世界は変わる
胎児・早期教育は大きな間違い
第2章 「遊び」が生活のすべてである[少年少女期]
柳田国男の設定した「軒遊び」の時期
遊びが生活のすべてである
子供といっしょに楽しむ
良い幼稚園の条件
子育ての勘どころは二か所のみ
少年少女の事件は親の問題
徹底的に付きあうほか道はない
「プロ教師」には「人格」が見えない
「いい先生」である必要はない
第3章 性の情熱が入ってくる[前思春期・思春期]
前思春期と性の芽ばえ
倭建命と折口信夫の関係
漱石の『こころ』をどう読むか
「怖い親父」が登場してももう遅い
父のゲンコツ・母のコツン
「子育ての節約」はありうる
ルソーの「性の躓き」
「性」が本格的に身心に入り込む
性教育などしないこと
第4章 変容する男女関係[成人期]
いつでも「親の世代」に変わりうる時期
広がってきた「性の領域」
フーコーの同性愛理念
マルクスとシュンペーターの考え
家庭内暴力・家族犯罪の凶悪化
森鴎外の作品「半日」の主題
漱石夫人に「殺意」はあったか
いまよりも「女性優位」だった時代
女性はほんとうに解放されたか
「二児制」と絵馬
「性愛」と「家族愛の矛盾
「民営化」問題など簡単な話
わが家は後進的かもしれない
地域の差は種族の差を超える
第5章 老いとはなにか[老年期]
身体への本格的な関心
老齢は「衰退」を意味するだけではない
西欧の偉人たち嘆き
「考えていること」と「じっさいの運動」の距離
七十九歳以降の老齢実感
生涯の本質
補 註 対幻想論
(「共同幻想論」改訂新版より転載。26頁分)
あとがき
現物見本をいただきました。書名が変更になってます。
日販の新刊配本は24日の予定です。
○「家族のゆくえ」定価1400円+税 四六判/208頁 光文社
・帯の文
混迷する諸問題を読み解く
人生の最大のドラマへの実感的考察
渾身の書き下ろし!
・目次
序 章 家族論の場所
第1章 母と子の親和力[乳幼児期]
第2章 「遊び」が生活のすべてである[少年少女期]
第3章 性の情熱が入ってくる[前思春期・思春期]
第4章 変容する男女関係[成人期]
第5章 老いとはなにか[老年期]
補 註 対幻想論
あとがき
※各章は5ないし10以上の節にわかれています。
いまは書写するひまがありませんが、たとえば序章の最初の節は「家族の幸福は諸悪のもと」と
たいへんに魅力的です。
※これ1冊の送料は160円です。ご予約ください。
思潮社の「詩の森文庫」第2期は、3月第2週ぐらいに刊行予定だそうです。
○吉本隆明『詩とはなにか』
○谷川俊太郎『詩を書く』
○吉岡実『吉岡実散文抄』
○寺山修司『詩的自叙伝』
○谷川俊太郎・大岡信『対談・現代詩入門』
今朝の新刊
○「詩学叙説」
四六判/上製/284頁 定価:本体2200円+税 発行:思潮社
・帯の文
「言語にとって美とはなにか」から40年、伝統的な七五調に西欧近代精神も盛り込もうとした藤村、
そこからの離脱を試みた初期象徴詩人。近代詩の様式の変遷を厳しく問い直す。
詩人たちの特性よりも表現様式の普遍性の面から、詩の歴史の変化を見極める。
七・五調に西欧近代精神も盛り込もうとする藤村の試みが、どこで破綻したか。
・目次と初出一覧は2006/01/06号をごらんください。
・「あとがき」5頁分は書き下ろしでしょう。
3月の光文社文庫の予定です
○「カール・マルクス」
○「夜と女と毛沢東」(辺見庸と共著)
どちらもわかっているのは書名と発行予定日(3月14日)のみです。
「カール・マルクス」は以前試行社から刊行されていて、後に全著作集に収録されたものでしょう。
「夜と女と毛沢東」は今も文春文庫で現役ですが、なぜ重複して出されるのか不明です。
どちらも何らかの増補があるのかとか、新たなあとがきが附されるのかとかも、いまのところ不明です。
本日入荷
○「樹が陣営 30[2006 january]」定価1000円+税 発行・編集工房 樹が陣営
“小特集:神なき時代の宗教”滝川一廣、浜田寿美男、ほか
*シリーズ 〈吉本隆明〉との再見
添田馨:吉本隆明 論争のクロニクル(3)
中山勉:詩人としての論争家・吉本隆明の「聖痕」(2)
根本義明:吉本隆明論を読む(2)竹田的主題と吉本的主題
※この部分は全232頁中の30頁程です
「樹が陣営」のバックナンバーも販売してます。詳細はこちら
京都新聞の夕刊(2006年2月4日)に吉本さんのコメントが載ってました。
「夢見たものは今 団塊世代のアイコン」というシリーズの第5回で、全共闘運動のネタです。
メインは昨年、刀水書房から出た「学生反乱―1969 立教大学文学部」という本の関係者たちです。
吉本さんの談話は、
「『もう一度』はだめ、暗たんたる状況」という見出しで400字分ほど載って
ます。
共同通信の配信記事のようですから、前後して各地方紙に掲載されるでしょう。
またまた特価本のお知らせ。
○「父の像」1998年刊行のちくまプリマーブックス。
元定価1100円+税を50%引きで550円+税にいたします。
○「秋山清著作集」の内容見本に吉本さんの推薦文が載ってました。
宣伝文ですから丸ごとコピーしてもたぶん怒られないでしょう
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『秋山清賛』 吉本隆明
木材新聞を発行していた戦後の秋山清が木材のエキスパートであることは、よく承知していた。
だが、年少のわたしなどとの会話では草花の話とか竹久夢二の風俗画のはなしとかが、よく語ら
れた。いづれも日本国と日本の詩人や作家の豹変のずる賢さに絶望感をみなぎらせていた戦中
派くずれの若者には優しすぎる話題だった。だが、たしか、長谷川龍生が最初に東京にもたらし
た秋山清の詩「白い花」を讀んで、ああこんな嘘のない真っ当な抵抗詩を戦争期に書き起こして
いた詩人がいたんだと知って、大げさにいえば、生きていけると納得された。その詩のなかのヒメ
ゾコザクラという極北の島に咲いていたと秋山清が記している草花と、その詩人の名は、誰がどう
言おうと、わたしのなかで不朽のものになった。
今度秋山清の全貌をうかがえる機会がやって来たと知って、真っ先にもと、取るものも取りあえ
ず馳せ参じた次第だ。
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(このコピーの校正については責任を持ちかねますのでご了承ください)
いま、この内容見本の追加を取り寄せ中ですから、いつも〈吉本〉本をお買いあげいただいている方々
には、次の通販の機会に同送できるでしょう。
なお、「秋山清著作集(全11巻・別巻1)」は秋山清著作集編集委員会の編にて、ぱる出版から刊行されます。
第1回配本は「第3巻 ニヒルとテロル」 定価3200円+税。
各巻に「月報」が付きますから、また吉本さんが寄稿されるかもしれません。また別巻の「資料・研究篇」には
「秋山清論」も予定されていますから、吉本さんの過去の論が収録されるかもしれません。
三月書房では全巻でも分売でも通販いたしますのでご利用ください
====[受贈本 御礼広告]===============================================
新聞販売黒書 新聞があぶない
黒藪哲哉・著 定価1700円+税 花伝社
[BOOKデータベースより]
新聞社の闇を追う
新聞はなぜ右傾化したか?
読者のいない新聞=「押し紙」が3割、1000万部!!
異常な拡販戦争の実態―新聞購読申し込みで、商品券1万円とは!!
無権利状態の新聞販売店主。
日本新聞販売協会政治連盟を通じた、政治家との癒着―
これで新聞の自由、言論の自由が守れるのか?
新聞界のタブーを暴く。
1章 新聞社の下部構造―新聞販売の現場から
(新聞の押し売り;紙面より経営に介入 ほか)
2章 「押し紙」の実態
(毎日新聞社の「押し紙」の例:産経新聞の「押し紙」 ほか)
3章 ABC部数の表と裏
(折込チラシの水増し;ABC部数の調査方法 ほか)
4章 片務契約と拡販戦争(拡販競争;優秀な販売店も改廃 ほか)
5章 日販協の政界工作
(日販協と自民党新聞販売懇話会;再販議論におけるタブー ほか)
[新聞販売黒書]のサイトはこちら
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仏教業界紙「中外日報」に吉本さんの対談が載っていたことがわかりました。
某氏からいただいたメールによりますと、
「『中外日報』紙の1月3日号、7日号、12日号の3号にわたって、吉本隆明さんと笠原芳光さんの
『対談シリーズ 日本人の宗教観』が掲載されていることを……氏から教えていただきました。
リード文によれば、同紙が創刊110周年を迎えた記念企画の第1弾らしいです。
調べてみましたら、中外日報社ホームページからでも、今のところ第1回目の対談だけは読めるようです。」
とのことです。
この第1回の最後に「つづく」とありますから、いずれは全回アップされるのでしょう
40日以上お待たせしましたが、やっと「コヨーテ9号」が入荷いたしました。
ご予約いただいていた方々には、送料無料で明日お送りさせていただきます。
それにしてもあの岩波書店よりも不親切な出版社があるとは不勉強でした。
この件の詳細につきましては、近日発行のメルマガ「三月書房販売速報[085]」に掲載の予定です。
しかし、営業は非常識とはいえ、編集は上出来と言えるでしょう。
○「Coyote No.9 特集:旅行者の記憶」
定価952円+税 送料210円 スイッチ・パブリッシング
吉本さんの記事は「吉本隆明翁に会いに行く」というタイトルです。
文が新井敏記、写真がホンマタカシ。
全部で28頁あり、メインは[吉本問答十七番」というインタビューで、4段組7頁分。
ほかにルポ的記事が数頁あり、あとはほぼグラビアです。昨年2月末の撮影とのことで、吉本さんご本人のほか、
雛飾り、本棚の本(書名がほとんど読みとれます)、家猫、食料品の箱の山、例の拡大鏡の液晶画面、等々を眺
めることができます。
その他の記事につきましては、発行所のサイトをごらんください
○1月6日号にてお知らせしました「詩学叙説」は今週末か、来週初めの刊行と決定いたしました。
ご予約ください。
○1月23日号にてお知らせしました「幻想する家族」ですが、
発行所の方から
「吉本先生の渾身の書き下ろし(語りではありません)『家族のゆくえ』はまもなく初校戻しの作業です。
2月下旬刊行です。集中して仕上げていただき、目にはかなりのご負担があったようです。」
というメールをいただきました。
タイトルが変更になったようですが未確認です。
近刊のお知らせ
○「幻想する家族:作りにくく壊れやすいもの」
予価:本体1800円+税 発行:光文社
2月下旬刊行予定
・宣伝文
吉本隆明による初めての家族論。今、日本人にとって家族とは何かを書き下ろす。
個人に対する他者としての家族の本質的な意味を問う。
※「書き下ろし」とありますが、「語り下ろし」の可能性もあるかと思います。
もう少し詳しいことがわかればまたお知らせします
今夕入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集52:書物の解体学【中】(初出)」
全109頁 頒価1250円+税
(これ1冊の送料は160円)
目次
書物の解体学【中】
ミシェル・レリスと性・母・愛
ミシェル・レリスと〈聖〉の概念
ヘンリー・ミラーと〈初期〉
ヘンリー・ミラーと〈虚無〉
ヘンリー・ミラーと〈社会〉
ヘンリー・ミラーと〈論理〉
バシュラールと〈物質〉
バシュラールと〈想像力〉
詩のゆくえ
編集ノート
※「書物の解体学【中】」は「海」の1972年9月号から1973年4月号に連載されたものです。
「詩のゆくえ」は「現代詩手帖」1972年5月号に収録された講演です。(講演年月日は不明)
近刊のお知らせ
○詩の森文庫「詩とはなにか」
定価:本体980円+税 発行:思潮社
2月以降の刊行予定
・目次及び初出
詩とはなにか(詩学 1961)
現代詩のむつかしさ(新刊ニュース 1959)
意識と韻律:詩人論序説2(現代詩手帖 1960)
喩法論:詩人論序説3(現代詩手帖 1960)
なぜ書くか(われらの文学22 1966)
言葉の根源について(海 1971)
評論の起源(現代詩手帖 1987)
詩について(無限ポエトリー3号 1978
「枕詞の空間」として『言葉という思想』に収録)
※たぶんどれも単行本か全集類に既収録と思われますが、現在は入手できない本が多いでしょう。
※吉本本以外の「詩の森文庫」第2次配本は下記が予定されています。
谷川俊太郎「詩を書く」
吉岡実「吉岡実散文抄」
大岡信・谷川俊太郎「対談 現代詩入門」
寺山修司「詩的自叙伝」
新川和江「詩の履歴書」
「戦後詩人論182」
「戦後詩100選(1)(2)1945-1985」
「最新現代詩(1)(2)1985-2004」
「女性名詩選1995-2004」
岡井隆ほか「現代詩この一篇」
第1次配本時のように一拳刊行ではなく、吉本、谷川、吉岡、寺山あたりから順次刊行されるようです
新本特価のお知らせ
○「心とは何か:心的現象入門」定価1650円+税 弓立社 2001年刊
○「人生とは何か」定価1650円+税 弓立社 2004年刊
※本の状態はほぼ新刊同様です。
販売価格は50%引きです。1冊の送料は154円。
※メタローグや小沢書店とは違って、この版元はご健在ですから誤解のないようにお願いします。
※謹賀新年。今年もお買いあげ及び情報提供をよろしくお願いします。
近刊のお知らせ
○「詩学叙説」
定価:1800円位か? 頁数:280頁強? 発行:思潮社
・目次及び初出
詩学叙説(文学界 2001)
詩学叙説・続(現代詩手帖 2004)
新体詩まで(季刊藝術 1968)
日本近代詩の源流(現代詩1957-58)
表現転移論1、2(現代詩手帖 1960)
現代詩の問題(講座現代詩第1巻 1956)
「四季」派の本質−三好達治を中心に(文学 1958)
戦争中の現代詩(国文学解釈と鑑賞 1959)
近代精神の詩的展開(近代文学鑑賞講座第23巻 1962)
あとがき
※「詩学叙説」以外は単行本や全集類に収録済みと思われますが、まだ確かめてません。
「現代詩手帖1月号」の広告では1月中旬刊とありますが、2月になるそうです。
※詩の森文庫「詩とはなにか:書くという行為」も2月の予定です。
●お詫び
「Coyote No.9」をご注文いただいている皆様にはたいへんお待たせしており、まことにもうしわけござい
ません。きょう発行所にたずねたところ、12月19日にはすでに在庫切れで、現在は返品待ちと言うことで
した。いずれは入荷すると思いますが、しばらく時間がかかりそうです。
どこか他店でお探しいただき無事見つかりましたらキャンセルのご連絡いただきますようにお願いします。
ご連絡がなければ入荷次第お送りします。
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