都市環境デザイン会議関西ブロック

2007年度第4回都市環境デザインセミナー・記録

魅力ある都市の特質とその魅力アップ
〜多様な人がかかわるまちが面白い〜

鳴海邦碩、梶木盛也、岸田文夫、篠原 祥


趣旨

 都市には人々を引き付ける魅力が必要です。その魅力は大掛かりなプロジェクトや行政主導の「公共的なプロジェクト」によってのみ創られるものではないでしょう。魅力は歴史に育まれてきた多文化の都市、伝統的な都市の中心部にこそあるのではないでしょうか。そしてその環境の中から、それを育むことによって都市の魅力は生み出されるのではないでしょうか。つまり単に空間があるのではなく、「人々の関わりがある」ということが大切であると考えます。
 本セミナーでは、「多様な人がかかわるまちが面白い」という切り口で、大阪都心部で講師自らが実践してきた「寄り合いまちづくり組織の立ち上げ」「ミニ社会実験」「魅力発信メディアづくり」「壁を乗り越える試み」などの活動を題材に、魅力ある都市の特質とその魅力アップの手法について考えました。
篠原 祥


関連図書
三角印多様な人がかかわるまちが面白い 大阪ガス(株) 篠原 祥 三角印ともかく実現してみる〜ミニ社会実験(株)オーユーアール 梶木盛也 三角印自前の魅力発信メディアづくり(株)環境開発研究所 岸田文夫 三角印手押し車のまちづくり 大阪大学 鳴海邦碩 三角印質疑応答

■日時/場所

  2007年4月27日(金曜日)大阪府ドーンセンター

 本記録は大阪大学の松本邦彦さんとYuYu編集工房の前田祐子さんが記録を起こしたものを、ご講演の皆様に校正いただいたものです。
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