5:00に高槻駅に集合した1・2年部員たちは、保護者の見送りを受け、関西空港に向かい、日中友好
高校生訪中団第2陣大阪分団の他校の18名の参加生徒と合流し、期待に胸踊らせながら、北京へ向けて元
気に出発しました。
北京国際空港では中華全国青年総連合会の杜東(ととう)副部長の出迎えを受け、今回の第2陣訪中団(東
京・青森・兵庫など10都府県、計500名)の先陣を切っての入国とあって、テレビ局、新聞社による大阪分
団入国の撮影がありました。
私たちの宿舎は北京市内の中心部にある国際飯店です。割り当てられた部屋に荷物を置いた後、長期都市計
画を展示した北京市企画展覧館を見学し、夕食の後、イルミネーションに飾られた天安門広場の見学に行き
ました。夜の北京市内は空気が冷たく、防寒コートに身を固めた部員たちは「気持ちがスッキリして、リハ
ーサル前の精神統一には最適。」と言っていました。
天安門広場からバスで北京航空航天大学体育館での閉幕式典リハーサルに向かいました。会場は北京オリン
ピックの重量挙げの会場となった巨大な体育館で、素晴らしい舞台が設置され、オープニングのダンスのリ
ハーサルが行われていました。大きなディスプレイが設置されたステージに、部員たちは圧倒されていまし
たが。何回か演奏するうちに日頃の感覚を取り戻し、元気いっぱい演技をし、会場で見ていた人々から拍手
が上がりました。リハーサルが終わったのは11:00を回り、生徒たちが眠りについたのは午前1:00
でした。初日目にして、もう、かなりのハードスケジュールの日々が始まりました。