2000年は、昆虫採集の時代が終わり昆虫飼育の時代の到来です。自然の恩恵を受けて生きている我々が、昆虫採集の名のもとに、多くのクワガタムシやカブトムシを★にしてきました。しかし、これからは、より多くの自然を子供たちに残すためにも、クワガタムシやカブトムシを飼育して自然の神秘や生命の尊厳を勉強しましょう。そして、現在国際問題となっているクワガタムシやカブトムシの乱採集による自然環境の破壊に、歯止めをかけて我々がクワガタムシやカブトムシの種の保存にたずさわっているというプライドとポリシーを持って飼育してください。一般・マニアックなど関係なくクワガタムシやカブトムシを飼育する人は、自然を愛するロマンチストであることを望みます。ここでは、賛同いただける人々のクワガタムシの輪のために、ネット情報ゃ日本・京都・ツキノワグマの飼育室の実験で得た結果をまとめていきたいと思います。みなさんの、それぞれの飼育ステージにあわせて利用頂けたら幸いです。
生息地域について。
東南アジアのクワガタムシやカブトムシを累代飼育する前に東南アジアの自然について考える必要があります。ラオス・タイ・マレーシア・インドネシアなど東南アジアには、多くの種類のクワガタムシやカブトムシが生息しています。現在、生息地域は、だいたい1000メートル以上の高原に限られており切れ切れになっていますが、今から約20000年前には、この地域に大スンダ大陸が存在しました。そのころは、ちょうど第4氷河期で海面は現在より100メートルくらい低かったのです。東南アジアの地図を見てください。この地域の島々の海峡は浅くて現在は、航海の危険地域としても有名です。そして、現在より海面が100メートル低かったと考えると、大スンダ大陸の存在がはっきりしてくると思います。このころ、もちろん気温は今より低くクワガタムシやカブトムシにとって快適だったに違い有りません。きっと、大スンダ大陸全体でクワガタムシやカブトムシが、大繁栄していたと思われます。そして、現在にむけて気温が上昇して、同時に海面も上昇して山々の間に海水が流れ込んで海峡となり、島々を作りました。一方陸上では、気温の上昇によりクワガタムシやカブトムシは、快適な気温を求めて山岳地帯へ移動していったと思われます。これが、現在の東南アジアのクワガタムシやカブトムシの生息地域が切れ切れになっていて、島々にも生息している理由です。
自然環境について。
東南アジアのクワガタムシやカブトムシの生息地で業者と呼ばれる人々が、買いつけや乱獲をして値段をつりあげて、その上に、クワガタムシやカブトムシの生息地の環境破壊に導いています。
クワガタムシやカブトムシの主な生息地域は、ほとんどその国の国立公園に指定されています。つまり、本来は、政府機関の許可が必要な地域なのです。その上、現地では灯火採集なのですが、不当な業者と呼ばれる人々は、みずから「ねこそぎ採集」をしているようです。これ以上クワガタムシやカブトムシの生息地域の自然環境が破壊されると「皆さんの飼育しているクワガタムシやカブトムシ」は、「もうここにしかいない。」と言う事にもなりかねません。クワガタムシやカブトムシの乱採集による自然環境の破壊に、歯止めをかけて我々がクワガタムシやカブトムシの種の保存にたずさわっているというプライドとポリシーを持って飼育してください。
☆ 1000円でできる簡単保温セット ☆
衣装ケースが特売498円マットが安物で300円くらいです。自分の手間賃いれて、消費税込み込みの1000円・1000円です。【どこかの空港で1000円・1000円いかがですか?何て言っていましたね・・・・。】
☆ 1000円でできる簡単保温セット ☆ | ||
飼育ケースの底にマットを 10センチくらいひきます。 |
ポリポットないしは、 ガラスビンを並べます。 |
間にマットを入れていきます。 |
これで完成です。 | ||
これだけで、それぞれの生活スペース【昼間暖房の有るところ】の端において頂くと死亡率も下がります。この写真は菌糸ビンですが、使用済みのポットもマットをつめて利用してください。約、1ケースで20匹の幼虫が保温できます。【最高温度が22度〜23度・最低温度が10度くらい。ごく一般の部屋でご利用ください。】
3. ミヤマクワガタ
4. ヒラタクワガタ 5. ノコギリクワガタ |
★★ 外国産クワガタムシ ★★ |
★★ 外国産カブトムシ ★★ 1.ヘラクレス・リッキー 2. コーカサスオオカブトムシ |
☆ 工事中です。 また報告します。 ☆
著作権情報
: by Shigeaki Ogawa
最終更新日 : 2005/08/20.