注 毎日新聞の投書から
2001.07.08の毎日新聞投書欄に次の記事が出ています。お目にかけましょう。
6月23日は太平洋戦争中、沖縄での旧日本軍の組織的な地上戦が終結した日、「慰霊の日」である。式典には小泉純一郎首相も出席したが、有事関連法案とも重なって首相へのヤジも飛んだ。
この沖縄戦について同24日のTBSテレビ筑紫哲也NEWS23は、沖縄戦に参加した人の話を放映した。赤子を連れて洞窟に避難した母親が「赤子の泣き声がうるさい。敵に知られる」と日本兵に言われて赤子を絞め殺した。
洞窟は県民の避難場所なのに兵隊の逃げ場所に変わってしまったこと、山中では手投げ弾で集団自決を図ったが、虫の息の人間があちこちに出たこと−−など悲惨な光景が報告された。最後の「日本軍の兵士は国民を守ってくれません」という話にはびっくりした。
自国の兵士が自国民を守れないと知ると、今度の有事法制は一体誰のための法案なのかと疑いたくなる。いま自衛隊は海、陸、空とも世界の軍事力ではぬきん出ていると言われるが、果たして有事の時に国民を守れるかどうか。 (団体役員 磯山浩83 神奈川県鎌倉市)
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注 アルツハイマー病の症状緩和薬
エーザイで開発したアリセプト(塩酸ドネペジル)は2002年8月社団法人発明協会から「恩賜発明賞」を受けました。この薬は国内よりも早く1997年1月アメリカで治療薬として承認され続いて同年4月から欧州各国で承認されたものですが、日本では1999年11月になってやっと承認されました。軽度及び中程度の患者に有効とされます。記憶と学習に関与している神経伝達物質であるアセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)の働きを阻害することにより、脳内アセチルコリン濃度を高め、アルツハイマー型痴呆における認知機能の低下をおさえ、痴呆症状の進行を抑制するのです。
アリセプトの他ノバルチス社からエキセロン(Exelon),ジョンソンアンドジョンソン社からレミニル(Reminyl)が出ていますがいずれもアセチルコリンエステラーゼの働きを抑える点では共通していました。ところが今年2月ヨーロッパの薬剤効果評価委員会はエビキサ(Ebixa;塩酸メマンチン)が中等から重度の患者に有効として市販を勧告しました。この薬はメルツが1989年から独逸で痴呆症向けに販売していたのですが、アルツハイマー病にも有効だとされたのです。エビキサはアルツハイマー患者に見られる過剰に放出された神経伝達物質グルタミン酸をコントロールすることで症状を改善する点が、他の薬の作用機作と違っています。
最後に、アルツハイマー病の本質に迫った薬への手がかりになるような研究が日本で進んでいます。NHKテレビでも紹介されましたが、理化学研究所脳科学綜合研究センターの高島明彦博士をリーダーとするアルツハイマー病研究チームの仕事です。アミロイドβ蛋白前駆体からβーあるいはγーセレクターゼの働きによって切り出されてくるアミロイドβタンパク(Aβ)が凝縮して不溶性の繊維が作られて(この段階にAlなどの金属イオンの関与が示唆されています)アミロイドとなり、これが脳に沈着してアルツハイマー病を発症するといわれます。本来Aβ自身が神経細胞に対して毒性を持ち、細胞死を引き起こしますので、Aβ抗体の発見、あるいは、セレクターゼ活性の制御がアルツハイマー病薬として注目されているのですが、高島さんは酵素GSK-3βがAβの産生に深く関与することを明らかにされ、酵素GSK-3βを抑制すればAβが生成せず発病が防げると考えて研究されています。つまり、酵素GSK-3β抑制剤の有効な構築が治療薬として極めて有望と考えておられるのです。去る7月スエーデンで開かれたアルツハイマー病国際学会で発表された後、薬品会社からも共同研究の申し出でがあったとNHKテレビは報じていました。近未来に新しい薬が生まれるかも知れません。私の考えでは、いったん発病した重い症状の患者には効果はなく、早期に発見して極めて初期の段階で投与すれば有効と思っています。壊れた神経を快復する薬ではないからです。(2002年8月記)
国立療養所中部病院長寿医療研究センター(愛知県大府市)の原英夫研究員らは、ベータアミロイドを作るDNAを、人体には無害のウイルスに組み込み、ワクチンに仕立てました。これを患者が飲むと、腸の細胞でベータアミロイドが作られ、免疫反応が引き起こされて、体内でベータアミロイドを攻撃する抗体が作られるようになるため、脳でもベータアミロイドが集積できなくなる仕組みです。現在はマウス実験の段階ですが、田平武・長寿医療研究センター長は「サルを使った実験の後、来年にも人での臨床試験に取り組みたい」と話しています。欧米では注射による投与が試みられましたが、能に副作用が現れています。 (2003年6月記) 。
注 平和賞授賞理由(全文)
ノルウェーのノーベル賞委員会は、02年のノーベル平和賞をジミー・カーター氏に授賞することを決定した。国際紛争の平和的解決策の模索、民主主義と人権の促進、経済的・社会的発展の推進に向けた数十年にわたる弛まぬ取り組みに対し、授賞することを決めた。
大統領在任時代(77〜81年)にはイスラエルとエジプトの(単独和平を成功させた)キャンプデービット合意に不可欠の貢献を行った。それ自体がノーベル平和賞に足る偉大な業績だ。まだ東西間の冷戦が支配的だった時代に、同氏は国際政治の舞台で人権に重きを置く新たな手法を取った。
今年、設立20周年を迎えるカーター・センターの会長として、いくつかの大陸の広域的かつ粘り強い紛争解決に取り組んだ。氏は人権に対し、際だった取り組みを示し、世界中の数え切れないほど多くの選挙で選挙監視員を勤めた。氏は発展途上国で、熱帯病対策や成長と発展に多方面で懸命に従事した。それ故、カーター氏は、100年を越えるノーベル平和賞の歴史の中で、際立ったいくつかの問題分野で目立った活動を行ってきた。
武力行使の脅威が際立つ現状の下、同氏は、紛争解決は、可能な限りの仲介や、国際法に基づく国際的な協力、人権への配慮、経済発展を通じたものでなければならないとの原則に立ってきた。
注 燃料タンク用樹脂増産――自動車軽量化に対応
化学各社は自動車の燃料タンク向け合成樹脂の生産を拡大する。昭和電工系の日本ポリオレフィン(東京・港)が2005―07年をめどに主原料のポリエチレンを五倍前後増やし、クラレや日本合成化学はガスの遮断に使う樹脂を欧米で増産する。自動車メーカーが車両軽量化へ向けタンク素材を金属から樹脂へ切り替えていることに対応する。樹脂製タンクはポリエチレンとガス遮断性のある樹脂を5層から6層張り合わせる構造。クラレは来年夏をめどにガス遮断性樹脂エバール「EVOH」を生産するベルギー・アントワープ工場に100億円を投資して年産能力を2万4000トンに倍増する。日米を合わせた能力は5万7000トンとなる。米国では工場増設も検討中で、テキサス州に研究開発拠点を新設し、現地での販売拡大につなげる。(2002年)
タンクのガス遮断には従来、ナイロン樹脂が使われてきたが、最近はEVOHへの転換が進んでいる。ガソリンタンクの樹脂化率は欧州で約9割、米国で約7割。日本は1割程度にとどまっているが、日産自動車、ホンダ、マツダに続きトヨタ自動車も本格的に採用。(2002年10月20日 日経テレコムから抜粋)
注 確定拠出型年金の現状
2002年11月9日毎日新聞夕刊によると日本版401K採用企業数は174社、加入者約18万6000人という(厚生労働省年金局調べ)。運用商品は圧倒的に投資信託が多く、タイプはバランス型が多いとのこと。
注 正月料理集
レシピだけでなく定番のわたしの年末買い物スケヂュールも書いておきます。少しは参考になるでしょうか?
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2007年年末買い物スケヂュール
11月1日 年賀状購入(19年は490枚)
11月10日 お年玉検討、新札揃える(50枚以上の場合手数料)
11月22日 塩数の子 300g マルエツに12月中旬届け出注文(楽天)
仙崎大和蒲鉾浜千鳥 国近へ注文 年末25日配送時代金払い
かぶら寿司注文0.6kg12月27日着でカード払い
11月24日 千枚漬け 児島へ注文ファックス 12月15日頃ということで
11月26日 村沢牛 銀閣寺大西へ依頼///裕に 12月23日届け(京都銀行から振込完了)
伊勢 穴子八幡巻き・・・インターネットで伊勢仲由水産注文12月28日着で
11月27日. アミューズメントブッシュ注文(楽天.¥5040)
11月29日 12月14or15日千里らと忘年会用に【越前がに】600gサイズ
お届けの状態:浜茹でにして
価格 15750(円) x 3(個) = 47250(円) (税込、送料込)「喰てみ亭」へ楽天を通じて注文
12月1日 川端道喜 花びら餅1個1,500円予約 27日14:00受け取り
12月7日 丹波黒豆 篠山食料品店へ200g注文(2007年)(150g必要・・)(1620円送料とも)
12月10日 注連飾りチェック
12月11日 播磨海洋牧場(ハリカイ)へ特大エビを注文代金11,025円銀行振り込みで
12月15日 屋根の掃除 上田工務店 10時
12月16日 黒豆到着 立派な品。 注連飾りvibreで 購入
焼酎(キンカン用:240ml必要)注文
20日:
ごまめ、箸紙、ポチ袋
24日:川田青果店へ注文リスト(受け取り:29日朝)。
高嶋さん米,、,鏡餅は陶製のものあり。それを使う 屠蘇(アカダマで)
25日:浜千鳥 届く
26日:重箱届ける.
27日:かぶら寿司到着。キンカン・・・エムジー300g
花びら餅受け取り・・・道喜14:00
穴子八幡巻き到着(VISA.済)白みそ
28日:車エビ到着
ぼうだら(漬けたもの)・・・エムジー
アミューズメントブッシュ届く
糸削り鰹節(29日に使う)
29日:野菜受け取り。牛肉(村沢牛)小梅
30日:. 糸こんにゃく、焼き豆腐。
31日:朝お煮染め重箱受け取り かしらいも茹でる
ハマグリ(廣岡ざん)、、
ゆづり葉、裏白、仏花、
小餅(1kg)(ふたば)
[川田さん注文票]
1.ゴボウ・・・たたきゴボウ用細め 200g
2.レンコン・・・酢れんこん用 300g
3.栗甘露煮・・・一瓶
4.水菜(ギザギザ) 1把
5.ネギ1把
6.シイタケ300g
7.かしらいも・・・3個
8.えびいも・・・6個
9.タマネギ・・・大3個
10.卵 1パック ?
29日 朝
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年末工程表(2007年)
28日: 数の子漬け込み
29日:ボウダラ海老芋 黒豆1日目 酢レンコン
30日:ごまめ たたきゴボウ きんかん 黒豆2日目
31日:エビの養老煮 黒豆3日目 かしらいも茹でる
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[レシピ集]
{目次]
[ごまめ] [ぼうだらとエビいも]
[酢レンコン] [黒豆]
[えびの養老煮] [数の子]
[キンカンの焼酎煮] [ミソ仕立て雑煮](一人用)
[たたきゴボウ] [澄まし雑煮](4人分)(1月2日)
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[ごまめ]
ごまめ・・・50g
A 水・・・・小さじ2
砂糖・・・大さじ2
しょうゆ・大さじ1
ケシの実・・・少々
1.ごまめの大きさを揃え,ゴミを除く。
2.平鍋で弱火でゆっくり炒る。さましたときポキンと折れるまで。
しかし炒りすぎると苦みが出る。
3.鍋にAを入れ、煮立たせて大きい泡が立ってきたら(煮すぎると焦げる。焦げアジが
する)2.を加えて手早く絡め、酒大さじ1弱を振り、バットに開けてさまし,ケ
シの実を振る。
[酢レンコン]
レンコン・・・・300g
土佐酢・・・・・カップ1
昆布・・・・・・5cm長さ1枚
赤とうがらし・・1本
*土佐酢・・・三杯酢(酢カップ1,砂糖大さじ3,塩小さじ1,薄口しょうゆ
小さじ1)カップ1/3・みりん小さじ2・削り鰹カップ1/2を小鍋で
一煮立ち、漉して冷ます。
1.レンコンは3〜4cm長さに切り厚めに皮を剥く。
2.酢水(水カップ5,酢大さじ1の割合)にレンコンを浸ける。
3.レンコンを取り出し水気を取り薄輪切りにして水を何度も換えながら曝す。ザルに
あげて水気を切る。
4.レンコンを鍋に入れかぶるくらいの土佐酢を入れて中火に掛け、一煮立ちしたら降
ろしてボウルに入れる。
5.唐辛子はへたを切り、種を抜いて輪切り。
6.ボウルのレンコンに昆布・唐辛子を入れて、共につけ込む。
[えびの養老煮]
車エビ 6匹( 播磨海洋牧場の品は良い。活きている。)
A.
酒・・・・・・50ml
みりん・・・・50ml
砂糖・・・・・大さじ1/2
薄口しょうゆ・小さじ1/2
塩・・・・・・小さじ1/6
1.車エビは水で洗い、尾から3節目と4節目の間に竹串を入れてそのまま上げ、背ワタが出てき
たら、そのまま引っかけて取り出す。
2.鍋にAを煮立て、車エビを入れる。
3.蓋をして沸騰後約3分間火を通して全体が赤くなれば(裏返してみて表裏とも紅
くなっていなければ,白い方を下にしてさらに3分)形を丸く整える。
4.バットに入れて冷まし、ひげの先と尾を切り整え、身の部分の殻を剥
く。自家用なのでひげはそのままにして、殻だけ慎重に頭をもがないように剥く。
[キンカンの焼酎煮]
キンカン・・・・・200g
焼酎・・・・・・・250ml
砂糖・・・・・・・250g
1.キンカンは洗ってへたを取り果物ナイフで1本立てに筋を入れ、カニ用のさじで中の種を取る。
(あるいは5〜6ポン切り目を入れて竹串で種を取る)。
自家用なので種抜きを省略。種まで柔らかくなっている。
2.琺瑯かステンレスの鍋にキンカンを入れる。焼酎を加えて蓋と落としぶたをし
て約40分間弱火で煮る。
3.砂糖を加え再び30〜40分ゆっくりと煮含める。
冷蔵庫なら約1年保存できる。
[たたきゴボウ]
ゴボウ(細め)・・・・・150g
いりゴマ(白)・・・・・大さじ4
土佐酢・・・・・・・・・カップ1/3
ほかに・・・・・・・・・酢と塩
*土佐酢・・・三杯酢(酢カップ1/2,砂糖大さじ1.5,塩小さじ1/2,
薄口しょうゆ小さじ1/2で調製)カップ1/3(70ml弱)・みりん小さじ2
・削り鰹カップ1/2を小鍋で一煮立ち、漉して冷ます。
1.ゴボウ・・皮を包丁の背でこそげ取る。洗って約20cmに切る。
太いものは縦割り。酢水に浸ける。
2.煮立った湯に酢(湯カップ5:酢大さじ1)、ゴボウを沈め、再び
煮たってから、強火で約3分茹でる。
3.ざるに空けて水気を切り熱い内に塩少々を振ってサッと混ぜる、さます。
4.白胡麻は荒ずりし、土佐酢を少しずつすり混ぜ。
5.ゴボウは水気を拭き、俎に並べ太細があるから1本ずつ別々にすりこ木で軽くたた
いてから揃え約4cmに切り4.で和える。
[ぼうだらとエビいも]
材料(4人分)
えびいも……………………6個
棒だら…………………………約300g
昆布…………………………1枚
だし汁………………………8カップ
みりん………………………1/4カップ
濃口醤油……………………40cc
薄口醤油……………………40cc
砂糖…………………………大さじ3
1. 棒だらは、最近は戻したものを売っているからこれを購入する。5センチのぶつ
切りにし、熱湯をサッとかけて臭みを取り冷水で洗う。だし汁でこれを1時間煮
る。
2. えびいもは、形よくむき、大きければ2つに切り、茹でておく。
3. 1に2のえびいもを入れ、やわらかくなったら調味料を入れ時間をかけて煮含める。
[黒豆]
黒豆・・・・約2カップ(300g)
砂糖・・・・300g
しょうゆ・・カップ1/5
塩・・・・・小さじ1/2
重曹・・・・小さじ1/2
錆びた釘・・10本
栗甘露煮・・・一瓶
(29日)
1.黒豆は盆などで広げて揺すり、ゴミや屑豆を覗き、きれいに洗ってザルにあげ
水気を切る。
2.釘は良く洗って茶袋に入れ糸で結わえる。終われば釘を出し、よく洗ってそのまま保存。
3.大鍋に水カップ10,強火で沸騰、火を止め、(砂糖・しょうゆ・塩・重曹)を
加え、黒豆と(釘)を入れてそのまま4〜5時間以上漬けておく。
(30日)
4.鍋を中火に掛け、沸騰して全体に泡・アクが浮いてきたら火を弱めてすくい取る。
5.火を強め、沸騰したら差し水カップ1/2。再び沸騰したらさらに差し水カップ
1/2。泡が出てきたら完全に取る。
6.落としぶたをし、蓋もして煮汁がひたひたになるまで約8時間(途中煮汁の量を
確認のため時間を分割してタイマー:4+2+1--[ここで栗甘露煮を浸け汁と共に
一瓶入れる]--+1で計8時間)気長に煮る。
7.ひたひたになる迄煮詰め、火を止め、そのまま一昼夜以上放置。
(31日)
8.器に移す。[黒豆]
[数の子]
数の子(塩蔵)300g
A. 出し・・・・ カップ3
酒・・・・・・・大さじ4.5
薄口しょうゆ・・大さじ4.5
塩・・・・・・・小さじ1/3強
1.塩数の子は薄い塩水に2〜3時間漬けて塩出し。真水に移し、少し塩気が残る
ところで取り出し、白い膜を乾いたクッキングタオルで拭いて丁寧に除き、水で洗う。
2.1.を深めの容器に入れてA.を一煮立ちさせてから冷まし加える。冷蔵庫保存
3〜4日目から美味。
[ミソ仕立て雑煮](一人用)(1月1日と3日)
頭いも 1個
餅 1個
ダイコン 少々
一番だし カップ1
西京ミソ 30g
糸カツオ 少々
1.ダイコンは5mm厚に切り、丸に型抜きする。
2.頭芋は前日皮を剥き茹でる。
3.お椀に頭芋を入れておく。
4.餅はあらかじめ電子レンジで(600w 1分)軟らかくしておく。
5.出しにミソを溶き入れて、温める。餅とダイコンを入れ温め、
3.に注ぐ。糸かつおを載せる。
[澄まし雑煮](4人分)(1月2日)
餅 4〜8個
シイタケ 4個
水菜 小一把
ハマグリ 4個
蒲鉾(白・赤各薄切り) 4切れ
A:
一番だし カップ4
塩 小さじ3/4
しょうゆ 小さじ1
酒 小さじ1
1.餅はあらかじめ電子レンジで(600w 1分)加熱後軽く焼いておく。
椀に入れる。
2.水菜は茹で、3cm 長さに切る。蒲鉾は薄切りにする。
3.シイタケは軸を切り捨て傘に飾り切りを入れる。
4.ハマグリは水洗い。
5.Aを湧かし、2〜4を入れる。一煮立ちさせて1に注ぐ。
注 委任状様式(郵便局)
委任状
平成 年 月 日
総務大臣殿
〇〇年払込終身保険
特約
第一種疾病傷害特約
保険契約者 〇〇〇〇
被保険者 △△△△
保険金受取人 〇〇〇〇
住所 京都市北区□□□□□□□
電話番号 (075) 431 3591
氏名 △△△△
私△△△△は、下記1の 保険契約の特約保険金の支払い請求及び受領
について、下記2の者(委任代理人)に委任します。
記
1 保険契約 保険証書番号 44 27 8703366
保険金額 X,000,000円
被保険者 △△△△
2 委任代理人 住所 京都市北区□□□□□□□
電話番号 075−XXX-XXXXXXX
氏名 〇〇〇〇
△△△△ との関係 夫
注 大量破壊兵器に関する情報への疑惑
2003年6月12日 Asahi.com から転載。
大量破壊兵器は実在せず? 米議会、CIAなど調査へ
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「来週初めに情報機関から話を聞くつもりだ」
11日午前、米上下両院の情報特別委員長らが記者会見で発表した。
イラクは、米国にとって脅威となる大量破壊兵器(WMD)を本当に持っていたのか―
―。こんな疑問を抱かせる報道が米国で相次いでいる。議会も、WMDの存在を示唆して
きた情報機関に対する調査を本格化。ウォーターゲート事件をもじって「WMDゲート」
とささやかれ始めている。
戦闘終結宣言から1カ月余。イラク戦争を主導したブッシュ米大統領とブレア英首相は
勝利の高揚感から一転、苦しい防戦を強いられている。米英での議論は、日本でのイラク
復興支援特別措置法案の国会審議にも影を落とし始めた。
●「大義」揺らぐイラク戦
「すでに我々は大量破壊兵器(WMD)を発見した。国連決議に違反する生物兵器実験
施設だ」
5月30日。ブッシュ米大統領は外遊先のポーランドで、地元テレビ局とのインタビュ
ーに答えて、こう言い切った。
生物兵器実験施設とは2台の特殊トラックのことだ。米当局は「生物兵器も製造できる
」と見ている。しかし、WMDの存在を裏付ける決定的証拠とは言えない。疑念が逆に深
まる結果となった。
この強弁をきっかけに「イラクにはWMDが存在する」という米当局の主張そのものに
対する信頼が揺らぎ始めた。
拍車をかけたのが、ワシントン・ポスト紙の5日付の報道だ。チェイニー副大統領が昨
年、バージニア州ラングレーの米中央情報局(CIA)本部を訪れ、イラクのWMDにつ
いて幹部職員らに質問を繰り返していたことを暴露した。
副大統領はホワイトハウスで毎朝行われるCIAの定例報告に出席する。その副大統領
が、わざわざCIA本部に足を運ぶのは異例だ。しかも、1回だけではなかった。
当時CIAは、イラクのWMDに関する報告書をまとめている最中だった。度重なる副
大統領の訪問でCIA側は「ホワイトハウスの政策目標に沿う報告書にしなければ」と重
圧を感じていたことを、複数の幹部が同紙記者に打ち明けた。
実際、10月にまとまった報告書は「イラクは生物・化学兵器を保有している」という
内容で、強硬姿勢のブッシュ政権にとって都合のいいものとなった。
副大統領の圧力でゆがめられたのではないか――。立証することは難しいが、この疑惑
が事実なら「生物・化学兵器の保有」という主張そのものが怪しくなってくる。
●CIA報告に圧力か
ブッシュ政権は疑惑の火消しに躍起だ。
「圧力をかけるために副大統領はCIAを訪ねていたわけではない」。パウエル国務長
官は8日のテレビ番組で訴えた。ライス大統領補佐官も別のテレビ番組で「テネットCI
A長官によると、副大統領の圧力で報告書がゆがめられた事実はない」と強調した。
だが、疑惑は「CIAルート」にとどまらず、さらに広がる勢いを見せている。
ブッシュ大統領は昨年9月の国連演説で、武力行使を示唆してイラクにWMDの破棄を
迫ったが、ちょうどそのころ、米国防総省の国防情報局(DIA)が「イラクが化学兵器
を持つ確たる証拠はない」という報告書をまとめていたことが、最近になって明らかにな
ったのだ。
武力行使もやむなしという判断を固めつつあったホワイトハウスは、都合の悪いDIA
情報を握りつぶした疑惑が浮上している。
この「DIAルート」の疑惑について、フライシャー大統領報道官は9日の記者会見で
「大統領は様々な形の情報を持っている。総合的に検討すれば(イラクにWMDの脅威が
存在するという)大統領の発言の根拠になる」と説明した。しかし、記者団から「DIA
情報よりも重要な他の情報があると思うのか」と追い打ちをかけられると「いや」と、答
えに詰まった。
疑惑がじわじわと広がる一方で、WMDの証拠としてブッシュ政権が挙げていた情報の
信頼性も崩れつつある。
「核兵器用のウラン濃縮に使う」と米側が主張していたアルミ管について、国際原子力
機関(IAEA)は「核開発との関連は確認できない」と国連安保理に報告。英国経由で
米側が入手した「天然ウラン購入疑惑」も、ライス補佐官は「間違いだった」と認めた。
追いつめられたブッシュ政権内では、責任を回避しようとする言動も目立ってきた。
パウエル長官は「ブッシュ政権だけではない。国連安保理決議1441に賛成した国々
も、クリントン前政権など歴代政権も、イラクのWMDの開発能力を認めていた」と主張
。さらに「フセインがWMDを持っていたということは、そういう情報を集める責任があ
るCIA長官の公式見解だ」とも言っている。ライス補佐官も、「大統領はWMDに関す
る情報をCIA長官から聞いている」と口をそろえ始めた。
●「都合良く解釈」と指摘
こんな好機を、野党・民主党の大統領選候補者たちが見逃すはずはない。今月に入って
一斉に攻撃の火ぶたを切った。
「情報機関が大きな間違いを犯したのか、政権が情報をゆがめたのか、いずれにしても
問題だ」
ベトナム戦争の従軍経験を持つケリー上院議員は、真っ向から批判する。エドワーズ
上院議員も「国民は政府から説明を受ける権利がある」と主張。急先鋒(きゅうせんぽう)
のクーセニッチ下院議員は「何も見つからなかったら、この戦争はいかさまだ」と手厳
しい。
しかし、民主党も無傷ではない。昨年10月、上下両院に出されたイラクへの武力攻撃
容認決議案に多数の議員が賛同したからだ。現職議員ではない候補者の一人、ディーン前
バーモント州知事は「6カ月前に民主党議員が何をしたのか問いたい」と身内にも矛先を
向けている。
情報機関の信頼性が損なわれてしまったことに、かつて情報機関で働いたことのある関
係者からも、懸念の声があがっている。
時事問題を扱う週刊誌ナショナル・ジャーナルは、イラクによる脅威が差し迫っている
ということにしたかった政権内の強硬派のため、国防総省の特別計画室(OSP)が都合
のいい情報を集めていたと指摘する。国防総省が反フセイン体制派の有力組織、イラク国
民会議(INC)幹部の情報に頼りすぎたという分析も紹介している。
ワシントンにあるシンクタンク、軍備管理協会のポール・カー研究員は「情報当局が分
析を誤ったか、政府高官の誰かが情報当局の分析結果をゆがめたかのどちらかだ」と語る
。「イラクのWMDに関する情報には不確かな部分がかなりあり、幅広い解釈が可能だっ
た。ブッシュ政権は『イラクが生物・化学兵器を持っている』という信念に引きずられて
、間違った判断を下した可能性がある」と指摘する。
◇ ◇
◆WMD捜索の経緯と現状
米政府当局は開戦と同時に、戦闘部隊とは別に捜索のために組織した部隊をイラク国内
に投入、事前にリストアップしていた1000カ所を超える「疑惑施設」の捜索を始めた
。WMDに関連のありそうな物が見つかった場合には、科学者の専門チームがさらに詳し
く調べる手はずだった。
「神経ガス入りのドラム缶を発見」「捜索部隊にマスタードガスの中毒症状」といった
報道は相次いだが、いずれもその後の専門家による調査で「シロ」と判明した。
すでに最重要視していた100〜200カ所の「疑惑施設」の捜索を終えたが、生物兵
器の製造にも使えるとされるトラック2台のほかには、「有力証拠」は何も見つかってい
ない。軍の捜索部隊はすでに活動を休止している。
現在、情報当局者や文書分析官、通訳など1300人からなる新たな調査チームがイラ
クに入りつつある。片っ端から「疑惑施設」を捜索する手法をあきらめ、イラク人からの
聞き取り調査や関連文書の分析をもとに、WMDにつながる情報を探る考えだ。
核施設の調査には国際原子力機関(IAEA)が協力しているが、米当局は、生物・化
学兵器の捜索に国連査察団が介入することには消極的だと言われている。 (06/12 08:34)
さらに他紙を参考にしていくつか挙げておきます。1月28日一般教書演説でブッシュ大統領は「サダム・フセインは毎年かなりの手間を掛けて莫大な資金をつぎ込んだ上多大なリスクも冒しながら大量破壊兵器を製造し、保有している」と述べたのですが・・・
1.ウラン購入
「英国政府はフセインが最近相当量のウランをアフリカ(ニジェール)から入手しようとしたことを知った」(ブッシュ大統領の一般教書演説)。この問題について『ニューズウイーク6月9日号』(日本語版6月11日号)はこういうことも記している。”米国務省情報調査局(INR)でイラクの大量破壊兵器の調査に関わっていたグレッグ・シールマン分析官は一般教書演説草稿にこの記載があることを知って「卒倒しそうになった」といった。この文書はアフリカにいたある外交官がイタリア人に売り込んだ偽造文書で「文書に書かれていたニジェールの外相の名は十年以上も前に退任していた人物の名前」と。”
米政府は8日、ブッシュ大統領が今年1月の一般教書演説で、イラクの大量破壊兵器開発の根拠として「イラクがニジェールからウラン購入を計画している」と強調した内容が、「誤った情報によるものだった」と公式に認めた。(CNN2003.07.08)
2.核兵器生産用のアルミ管
(ブッシュ大統領の一般教書演説)「濃縮ウランの精製に使う高強度アルミ管をイラクが秘かに輸入」。
国連査察団の結論:核兵器製造用のものではない。さらに『ニューズウイーク』は「米政府の専門家は初めから疑問を抱いていた。エネルギー省は、核研究機関からの意見を踏まえ、問題のアルミ管はウラン濃縮に使う遠心分離器の部品とは仕様が違うと判断」「国務省情報調査局(INR)はこの管はロケット弾発射装置に使われるものだと結論(しかも密かに購入したのでなくインターネット経由で堂々と発注)」と指摘。
3.生物・化学兵器・スカッドミサイル
『USニューズアンドワールドレポート』(6月9日号)は「Truth and consequences:New questions about U.S. intelligence regarding Iraq's weapons of mass terror」(真実と結果:イラク大量破壊兵器に関するアメリカ情報機関への新たな疑問 )で「化学兵器はない、西部砂漠地帯にスカッドミサイルもない。ブッシュ政権のフセイン非難は誇張されたものではなかったか」と指摘。
1964年8月7日アメリカ議会は「トンキン湾決議」を採択し、報復攻撃にゴーサインを出したジョンソン大統領の演説を承認した。このトンキン湾事件というのはまず8月2日米駆逐艦「マドックス」が北ベトナム沖で国籍不明の魚雷艇3隻から魚雷3発と37ミリ機関砲の攻撃を受けて応戦した(実は米艦の領海侵犯)。4日再び「マドックス」への再度の魚雷攻撃があったとされ、これを口実に報復と称して魚雷艇基地4カ所への爆撃を開始したのです。これが大規模なアメリカのベトナム軍事介入の始まりでした。1995年マクナマラは回想録に「北ベトナム軍による二度目の攻撃はなかった」と書いています。国家権力による情報の捏造はかっての日本でも見られたのでおどろきません。権力側の情報は洋の東西を問わず軽はずみに信じないようにとの教訓です。
結論的にいうと、どうも大量破壊兵器の存在疑惑以前にまずイラク攻撃の結論があったとしか考えようがありません。毎日新聞6月20日の記事によると、イギリスのショート前国際開発相は17日の英下院外交委員会で「ブレア首相が国民を欺いた」とする主張の根拠に「ホワイトホール(官庁街)の極めて高い地位にある3人が、私にはっきりと『(開戦)目標は2月中旬』と言った」と証言したといいます。クック前外相も「(軍事侵攻という)結論に導くため、情報機関の情報が取捨選択された」と強調しているのです。根拠なく結論が先にあるほど恐ろしいことはありません。ましてこれが政治の場で行われると多くの人の運命まで危険に持ち込むのです。
(6月25日追記)またアメリカの情報機関の信頼性を疑わせる報道がありました。それはワシントン・ポストの報告でイラク西部のシリアに近いところで、フセイン大統領とその長男ウダイ氏が乗っていると見て米軍が攻撃した車列は、地元の密輸業者のトラック4台で、フセインらが乗っていたとは考えにくい状況だというのです。