歯並びが悪いと抜歯するの?

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 咬合誘導・矯正の場合、舌のスペースを広くとり、呼吸を楽にするため、出来るだけ抜歯しないほうがよいといえます。しかし、顎の成長が終了した大人の場合や、顎の大きさと歯の大きさのバランスが著しく悪い場合、抜歯せざるを得ない場合があります。前述の98.5%非抜歯で矯正されているアメリカのグリーンフィールド先生は、歯列の拡大と共に大臼歯(奥歯)の遠心移動(奥のほうへ動かすこと)を行われていますが、長頭型の欧米人と異なり、短頭型の日本人の場合、遠心(奥のほう)にスペースの余裕が少なく、大人になってからほとんど100%非抜歯というのには無理があるようです。しかし早期より成長・発育をコントロールして咬合誘導(育成)していけば、ほとんどのケースで抜歯せずに歯並びを安定させることが出来ます。ただここでいう抜歯は、通常生えている歯のことで、親知らずはほとんど抜歯しなければ、咬み合わせの安定を邪魔する場合が多くなります。例えば、親知らずが横を向いて前の歯を押している場合、年齢とともに歯が倒れてきて歯並びが重なってきて出っ歯になっていくということがあります。ある先生は、『親知らずは、神が人間の寿命を短くするために生やしている』などといわれているほどです。現代人の顎は、親知らずはおろか、通常の歯もまともに生えないことが多い状態ですので非抜歯といっても、親知らずがある場合は抜歯すべきでしょう。


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