趣旨
景観法が制定され良好な景観形成のための取り組みがより一層試みられるようになっています。しかし、建築分野においてはその取り組みが十分であるとはいえない状況です。
そこで、国土交通省は2008年6月に「建築と地域社会−建築等を通じた地域社会の良好な景観形成に向けた提言−」をとりまとめられました。
この提言は、良好な景観を形成するための建築のあり方、建築の専門家に期待される役割、良好な景観を形成するための仕組み及びその運用のあり方等を検討したものです。
そこで今回は、本提言をまとめられた国交省の担当者である住宅局市街地建築課景観建築企画官(当時) 佐藤研一氏をお招きし、提言についてご説明いただくとともに、つっこんだ意見交換を行いました。
セミナー委員長 鳴海邦碩