まち居住研究会
『住宅時事往来』NO.8
留学生の住宅事情
留学生受け入れの現状
留学生4人のうち3人は民間賃貸住宅に住む
留学生への住宅対策
東京の私費留学生に特に厳しい住宅事情
留学生受け入れに関する不動産業者・家主調査結果
不動産業者調査の結果
まず保証人の条件が重視される
比較的斡旋しやすいのは「自社管理物件」
課題は家主の理解、手間、トラブルの対応の体制
家主調査の結果
家主は特に入居者本人の人柄を重視
外国人入居経験のない家主が受け入れを拒否
噂や報道が“何となく不安”と受入れ拒否を生む
求められる大学・公的機関の介在
ひとびと
Uさん、Bさん
公団住宅なら、礼金なし入居差別なし/これが本来の賃貸住宅の姿
Yさん、Kさん
来日7年、子どもも保育園に入り/日本の生活には慣れた
残るか帰国か迷っている
留学生受入れ家主訪問記
妹の紹介で外国人を短期受入れしたのが契機
独立後の子供部屋と離れの元工場を賃貸用に改装
入居者選定は宅建資格を持つ妹が担当
近くの家主仲間と情報交換も
今回の取材を終えて
留学生受入れと今後の課題
留学生との身近な交流が問題解決への第一歩
留学生住宅確保のために公的制度の整備を
留学生を「生活者」として受入れていくことが必要
視点
福島みち子(ボンランティアグループ「留学生相談室」代表)に聞く
相談活動の基本姿勢は留学生の自立を助けることだと思う
外国人学生の住宅事情は大きく変化した
単に情報を提供するだけでは相談とはいえない
今後は留学生へのカウンセリングの充実が必要
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