1998年一口馬主クラブ成績ランキング

11月からウインレーシングクラブが「ウイン」の馬主名で出走させてきました。このコーナーでは馬主名でデータを扱っているので、しばらく未来競馬とは別に扱っていきます。
さて、12月のクラブ馬の優勝は37回と、11月に比べ、落ちました。12月は、スプリンターズS（G1）で単勝1.1倍（単勝シェア68.6%）と圧倒的人気だったタイキシャトル（大樹ファーム）を、ライバルクラブ馬のマイネルラブ（サラブレッドクラブ・ラフィアン）が破り、優勝しました。
クラブ馬恐るべしといったところです。
12月で一番多く勝ち星を挙げたのは、社台レースホースで、9勝をあげました。それに続くのが、サラブレッドクラブ・ラフィアンで、7勝をあげました。ちなみに、11月から「ウイン」の馬主名で出走させてきたウインレーシングクラブが、有馬記念の日に初勝利をあげました。
1998年の全レースが終了し、クラブランキングも確定しました。

賞金部門では、下の表の通り、社台ファームがトップとなっています。もう何年連続か分かりません。

勝ち星部門も社台ファームが104勝と圧倒的大差でトップです。
それに続くのが日本ダイナースクラブで、65勝をあげました。
社台グループはやはり強かったといったところでしょうか。

勝率部門では、11月から出はじめたウインが20.0%をマークしトップです。
野球の規定打席数と同じようなものがあったら、出走が少ないのでトップにはなれないのでしょうが、一応トップです。
それに続くのが、ロードホースクラブで、13.8%という数字を残しています。
大樹ファームが13.6%と、僅差で3位となりました。

連対率の部門では、12月に出走がなかった未来競馬が26.7%でトップをキープしました。
2位は24.9%のロードホースクラブでした。3位は24.7%のグリーンファームでした。

入着率の部門はロードホースクラブが56.6%で1位となりました。
入着率の2位は未来競馬で、53.3%でした。3位には、50.0%のジョイ・レースホースがはいりました。

1走賞金の部門では、大樹ファームが367万と、2位以下を引き離して圧倒的大差でトップです。
タイキシャトルが安田記念のG1勝ちだけでなく、マイルチャンピオンシップのG1勝ちもおさめました。
これが貯金となっているとはいえ、すばらしい数字です。
（このランキングはJRAでのものであり、タイキシャトルの、ジャック・ル・マロワ賞の賞金は含まれていません。）
2位には277万でグリーンファームがはいりました。
　1999年、クラブ馬はどのような活躍をするのでしょうか。

やや遅れ気味ですが、1ヶ月に一回、月初めに集計の予定です。