傷あと(瘢痕)を綺麗にするのは、形成外科の基本的技術です。 目立つ傷跡も縫い直せば、殆どの場合綺麗になります。
*けがのあと
*手術のあと
*やけどのあと
体の表面の変形、特に口、鼻、耳、眼の変形を治します。 他の組織を利用し、これらを作りなおす(再建する)のは形成外科の特技です。
(唇裂口蓋裂)
はじめの手術後に色々な変形が残っていても、二次修正で見違えるほど良くなります。 口蓋裂は、言葉と顎の発育が大切です。 言語療法士、矯正歯科医、とのチームワークにより殆ど完全に治る様になりました。
皮膚のできもの(腫瘍)を、確実に傷あとを残さない様に取ります。
*ほくろ、しみ *あざ(母斑、血管腫) *できもの(良性、悪性皮膚腫瘍、皮下腫瘍)
ほくろや色素性母斑は悪性黒色腫と鑑別しにくいこともあります。 怪しい場合には、取って調べておいた方が安全です。 眼や口、鼻などにほくろがある場合には、形が変わらない様に取らねばならず、技術が必要です。