~音声外科~ 痙攣性発声障害、声帯麻痺、声帯萎縮、声の高さを変える手術など。 
概略・Q&A・写真症例

音声外科とは・概略

音声外科には声を良くする手術で3つのタイプがあります。

1. 喉頭マイクロサージャリ

声帯のポリープ、結節などを口の中から管を入れて取ります。
全身麻酔をかけて、顕微鏡下に声帯のポリープ等を正確に取ります。

 

 

2. 喉頭枠組手術

(一色の甲状軟骨形成術1ー4型、披裂軟骨内転術など)
局所麻酔下に手術して、手術中に良い声が出るよう調節します。

声帯に触らず、声帯の位置、緊張度を変える手術で、当クリニック独自の技術です。
痙攣性発声障害声帯麻痺声帯萎縮声の高さの異常、などの治療に用います。

 

 

3. 粘膜移植

交通事故などで声帯が瘢痕になった時、全身麻酔下に声帯の瘢痕を取り、粘膜を移植する。

 

 

註:声帯に癌などが出来た時には癌を完全に取り、治すことが先決で、声を良くするのが主目的の手術とは異なります。従ってこれは音声外科には含まれません。