~業績~ 一色信彦プロフィール・市販DVD、出版物のご案内・受賞のご報告・海外でのワークショップ・

院長 一色信彦プロフィール

一色信彦院長 写真

1954年京都大学医学部卒業、インターンの後、耳鼻科入局、助手、米国カリフォルニア大学にて音声の研究、帰国後京大耳鼻科講師。
1977年喉頭の枠組み手術について、目耳鼻で宿題報告、同年京大形成外科新設に伴い、助教授として形成外科に移る。
1980年教授を経て、1993年 同退官、名誉教授となる。
直ちに、形成外科、耳鼻科を専門として開業。

 

 

主な業績

音声外科

声帯の麻痺、声帯の萎縮、など難治といわれてきた声の病気が、喉頭の枠組みの手術で治ることを報告、現在一色の甲状軟骨形成術として広く世界で行われている。 

海外で特別講演、手術供覧をすることも多い。
35年間に喉頭枠組手術800余例を行い、「Phonosurgery(音声外科)」をSpringer-Verlag社より出版。

音声外科の業績に対して、本邦で始めてActa Prize 受賞(1999)。

米国メーヨクリニックより、10年にわたる音声外科の教育指導(ワークショップ)に対しMayo Clinic功労賞(2007)。

その他、Gouldグールド賞、Gutzmannグッツマン賞。

米国耳鼻咽喉科学会名誉会員、ハンガリー音声言語学会名誉会員、第3回国際音声外科学会会長。 


唇裂口蓋裂

「みつくち」の手術に改良を加え、正常のくちびるの様に人中、キュウピッド弓を作れるようになった。 口蓋裂による言語障害は手術法の改良、言語治療の進歩により著しく減少した。(京都新聞文化賞)

 

 

関連論文・書籍・DVD

  • From Acta Oto-Laryngologica, 2010 Surgical tips for type II thyroplasty for adductor spasmodic dysphonia 国際誌に掲載された論文 「けいれん性発声障害手術の要点」
  • TypeⅡThyroplasty for Spasmodic Dysphonia Details of the Operation 痙攣性発声障害に対する甲状軟骨形成術Ⅱ型手術手技解説  DVDのご案内
  • 声はよみがえる ~音声外科医 一色信彦の軌跡~
  • 声の不思議 ~診察室からのアプローチ~ 一色 信彦 著 CD-ROM付き 既刊出版物のご案内