三月書房HOME販売速報総目次三月書房販売速報[083]


e-mail 版 三月書房販売速報(仮題)
旧号合冊 第9冊[81〜90号]
通巻081号 2005.07.20発行 通巻086号 2006.04.18発行
通巻082号 2005.09.20発行 通巻087号 2006.06.22発行
通巻083号 2005.11.15発行    
通巻084号 2005.12.31発行    
通巻085号 2006.02.21発行    
※各号の最終版を一部修正して掲載しました
  ※非営利目的の転送は歓迎します
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三月書房販売速報[083]
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2005/11/15[07-05-83]  (c)SISIDO,Tatuo     

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 083号
     
      ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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[#01] 最近売れてるような気がする本(順不同)

 ◆「古書肆・弘文荘訪問記」青木正美 古書通信社
   補充が追いつかない売れ行き。ただしケチなので、一度に1、2冊
   しか仕入れないため、売り切れると1週間ほど在庫がなくなるから
   自慢できるほど売れているというわけではない。トータルでは10冊
   程か。さりとて一度に10冊仕入れて山積みにしたら2倍売れるかと
   いうと、たぶんそれはないだろうというのが経験則也。

 ◆「未成年の背景」春日井建 雁書館
 ◆「短歌レトリック入門」加藤次郎 風媒社 
 ◆「昭和短歌の精神史」三枝昴之 本阿弥書店
   前号にも書きましたが、今シーズンは売れる歌集がぜんぜん出てま
   せん。過去の歌集を再編した選集類とか、歌論やエッセイや追悼号
   などはいろいろ出ていて、それなりに売れてはいるのですが…
 
 ◆「食うものは食われる夜」蜂飼耳 思潮社
   ちかごろの詩集としては例外的によく売れてます。とはいっても、
   まだ10冊にもなりませんが…
   
 ◆「エンタクシー 11号」福田和也ほか編集 扶桑社
   9号からオリジナル文庫の附録がつくようになったが、この号の
   笠原和夫による「実録共産党/日本暗殺秘録」のシナリオ文庫は
   300頁以上もあって超お買い得品。本誌共で860円という安さだが、
   筑摩文庫あたりだと、附録だけでも1000円以上はするだろう。本
   誌も好調で「文芸誌」とは思えないおもしろさ。なお、10号の文
   庫は洲之内徹の幻の小説で、9号は唐十郎の新作戯曲。どの附録
   も将来は単独で古書目録に載ることになるでしょう。
   
 ◆「燕見鬼(諸怪志異4)」諸星大二郎 双葉社
 ◆「妖怪ハンター 魔障ヶ岳」諸星大二郎 講談社
   「彷書月刊7月号」の諸星特集号もよく売れてます。この2冊は
   続編が出ることをほとんど期待してなかったのに、突然出てくれ
   て読者としてもたいへんにうれしい。「妖怪ハンター」の発行所
   が集英社から講談社に変わりましたが、品切れ中の既刊分はどう
   なるのでしょう。

 ◆「アナキストたち:〈無名〉の人びと」向井孝 「黒」発行所
   2002年に出た同じ著者の「暴力論ノート」もよく売れています。ソ
   ヴィエト崩壊以降というか、インターネット以後というか、アナキ
   ズムはわずかながら人気回復しつつあるようです。皓星社の「黒旗
   水滸伝(上下)」も売れ続けていますが、重版分も版元品切れ(返品待
   ち)になってしまいました。ところであの「だめ連」とかいうのを近
   頃見かけませんがどうなったのでしょう。

 ◆「(DVD)映画日本国憲法」ジャン・ユーカーマン監督 トランスビュー
 ◆「京都読書空間」光村推古書院 
 ◆「アナ・トレントの鞄」クラフト・エヴィング商會 新潮社  


[#02] これから売れそうな気がする本(順不同)

 ◆「4つの気質と個性のしくみ」H・エラー トランスビュー※入荷済み
 ◆「ディオニュソスの美学」高橋巌 春秋社 ※入荷済み
 ◆「現代詩手帖11月号:特集・岡井隆来るべき詩歌」思潮社※入荷済み
 ◆「(歌集)憂春」小島ゆかり 角川書店
 ◆「(歌集)ひたかみ」大口玲子 雁書館
 ◆「観察と素描」中井久夫 みすず書房
 ◆「詩人たち ユリイカ抄」伊達得夫 平凡社(ライブラリー)※入荷済み
 ◆「半日半夜」杉本秀太郎 講談社(文芸文庫)※入荷済み
  

[#03] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その46)

  ○10月1日発売の「ミーツ リージョナル11月号『特集:街の人はみな
   本好きだった。』」の記事では、「バッキーの寺町〜木屋町、京都
   散歩道」が、ちょっと意外なコースの紹介でした。三条通り御幸町
   東の「京文堂書店」からスタートして、姉小路通り寺町東の「文祥
   堂書店」、河原町通り姉小路上ルの「ふたば書房河原町店」、河原
   町通り三条下ル1筋目東入ルの「メディアショップ」を経て三条通
   り木屋町東の「三条書店パパラギ」に至るコースです。バッキー氏
   は古書店には興味がないらしくてすべて素通りされてますが、この
   コースには「アスタルテ書房」、「其中堂」、「平安堂書店」、
   「キクオ書店」、「京阪書房」など古書店も多くあります。河原町
   通りの路面書店は壊滅しつつあると毎号お知らせしてますが、その
   河原町を東西に横切るわずか数百メートルのこのコースだと、10軒
   以上の書店を効率よく回れるというのはちょっと意外でした。
   
   ところでこの雑誌は10月1日の発売でしたが、このコースに紹介され
   ている「三条書店パパラギ」は9月25日に閉店していました。この書
   店は、2000年1月末に倒産した駸々堂書店三条店の跡に、その年の5
   月開店されたものです。開店当時の状況は「三月書房販売速報[032]
   をご参照ください。最後まで品揃えとか店の雰囲気は変わっていな
   かったような気がします。
   と、ここまで書いたところで、某取次の人から、この店は元々駸々
   堂の支店ではなくて、別の某取次を退職された方が、駸々堂の名前
   のみ借用して開店された個人書店だったと教えてもらいました。
   駸々堂倒産時に一時閉店していたのは、店舗改装のほか書類の切り
   替えとかいろいろめんどうな作業があったからでしょう。閉店後の
   店先の挨拶文に「長年のご愛顧に感謝」とあり、たった5年なのに
   おおげさなと思っていましたが、そういうわけなのでした。はっき
   りしませんが1970年代半ばごろの開店だったのではなかったでしょ
   うか。この書店は京阪三条駅(三条大橋東詰)と河原町三条を結ぶ
   商店街にあり、人通りも多いので、雑誌と新刊と街ガイド類を揃え
   ておけばけっこう繁盛しそうに思えたのですが、なぜ閉店されたの
   かは不明です。しかし、地下鉄東西線の開通によって京阪三条駅の
   乗降者が減ったことや、商店街の真ん中を横切る木屋町通りの治安
   悪化によって、以前よりは人通りが減少していたことは間違いない
   ようです。いまのところ跡に別の書店がまた入るのか、別業種にな
   るのかは不明です。
   
  ○ジュンク堂京都BAL店は10月8日に医学書と洋書のみで先行オープ
   ンしました。BALの8階の7割程度(他に飲食店が1軒あり)の広
   さです。なぜこの2分野が選ばれたのかは不明ですが、トップ頁が
   無く、リンク切れの頁が1枚残っているだけのサイトのような雰囲
   気でした。全店のオープンは2月25日の予定とジュンク堂のサイトに
   出てます。
   
  ○丸善河原町店は10月10日に閉店しました。特価本や洋書のセール終
   了後はカーペットや絵画のセールをやってましたが、これは単なる
   場所貸しのような感じで意味不明でした。いまだに移転先の発表は
   ありませんが、現在丸善は全国各地で新規開店や閉店を猛烈にやっ
   てるようですから、なかなか手が回らないのでしょう。
   
  ○河原町ではミキハウスがビルを売却撤退(跡地はカラオケ館)、ソ
   ニープラザが移転と、あいかわらず有名企業や老舗商店の撤退が続
   いていて、急速に「ファスト風土化[(c)三浦展]」しつつあるとしか
   いいようがありません。20年以上続いているふつうの店は「赤尾照
   文堂」ほか古書店数店と、「六曜社」、「アサヒビアホール」ほか
   数店の飲食店、そして「永楽屋」、「清水屋」、「壺中堂」、「佐
   々波薬局」などの物販店が10店ほどのようです。
   
   「80号」にて、「いまこの通りに並んでいるのは、ケータイ電話、
   パチンコ、ゲームセンター、カラオケ、ドラックストア、100円
   ショップ、足裏マッサージ、エステサロン、ネイルアート、回転寿
   司、ファストフード、クレープ屋、スニーカー屋、靴下屋、といっ
   たものばかり」と書きましたが、漫画喫茶が10店ほどあるのにぜん
   ぜん気づいてませんでした。すべてビルの地下か2階以上にあるの
   で増加に気づかなかったのです。これらの漫画喫茶はインターネッ
   トカフェと融合していて、漫画数万冊を備え、ソフトドリンク飲み
   放題、シャワー設備ありの24時間営業で、各ブースにはパソコンと
   リクライニングシートが設備されているので、1泊1500円程度の簡
   易宿泊施設としても利用できるのだそうです。(先日、数十日連泊
   していたお客が、警察につきだされて新聞記事になりました)。
   まことにファスト風土化社会に適応した業態としかいいようがあり
   ませんが、丸善跡を購入した会社もおそらくその類なのでしょう。
   
  ○10月中旬に光村推古書院から発行された「京都読書空間」は、以前
   に青幻舎から「京の古本屋」を出した桜風舎による編集本です。
   読書空間ということで、新刊書店と古書店以外にもブックカフェや
   図書館が紹介されてます。丸ごと1冊古書店ガイドだった前書に比
   べると、どうしても散漫な印象がありますが、新しいスポットがた
   くさん紹介されているので便利です。それにしても、ブックカフェ
   のブームは本物なのでしょうか?一度も行ったことがないので、さっ
   ぱり見当がつきません。
   なお、三月書房も1頁分出してもらってます。ほかの新刊屋は恵文
   社、ガケ書房、大龍堂、祇園書房などおなじみの店がほとんどです。
   ブックオフとか漫画喫茶も載せたら便利だと思うのですが、やや気
   取った編集方針には合わなかったのでしょう。
   
  ○ここ数年京都本は出まくってますが、この秋にも大量に出ました。
   そのうち「京都おでかけ帖:12ヶ月の憧れ案内(甲斐みのり著/祥
   伝社)」、「KYOのお言葉(入江敦彦/マガジンハウス)」、
   「京都ご案内手帖(平澤まりこ/ソニー・マガジンズ)」にて、三
   月書房が文あるいは写真にて紹介されています。無料で宣伝してい
   ただきありがたいというほかありません。他にも見落としている本
   があったらすみません。
   

[#04] 雑、雑、雑、…

  ○アマゾンのマーケットプレイス(AMP)はますます繁昌している
   ようですが、出品者が増加して値下げ競争が激化しつつあり、うち
   のように八木書店から仕入れていては太刀打ちできないことが多く
   なりつつあります。なにしろ、敵はイーブックオフとかブックセン
   ターいとうなどの超大手の新古本店なので、仕入れ値もきっと1冊
   平均数十円以下でしょう。それらの店と、ブックオフの105円コー
   ナーで仕入れた素人がぶつかると売値はどんどん下がり、うちの店
   の仕入れ値を割ってしまいます。うちの出品で売れているのは、数
   年前に八木から仕入れた在庫がほとんどです。これらは特価本とし
   ても品薄になりつつあるため競争相手が少ないからです。今後も出
   品を続けるには、数年先を見越して多い目に在庫を抱えるしかない
   でしょう。店頭や自前のサイトの方が多く売れてますから、資金繰
   りの問題は一切ないのですが、置き場所を考えるとなかなか大量に
   仕入れて寝かせておくわけにはいきません。
   
   AMPでの値下げ競争は、たとえば「世界の中心で、愛を叫ぶ」の
   単行本は現在たったの9円ですが、1円で売ってる本も少なくあり
   ません。1円で売っても損しないのは、送料が一律260円もらえる
   ので、佐川急便あたりと大口契約すれば半分の130円位は残るから
   です。アマゾンの取り分は1円の15%ですから儲けにならないよう
   に見えますが、ここも送料の差額が1冊あたり80円あるので損はあ
   りません。1円とはいえ、購入者は送料340円がかかるわけですが、
   1円で売買してだれも損しないというのは、AMPがまことに合理
   的なシステムであることの立派な証明といえるでしょう。
   
  ○アマゾン・ジャパンのブックサイトでは、本の中身が全文読める
   「なか見!検索」というサービスが始まりました。まだ参加出版社
   も数百社ですし、一冊につき5頁以内という制約はありますが、な
   にしろ無料ですから便利なことこのうえありません。
   小説を読むのには向いてませんが、ちょっとした調べ物はこれだけ
   ですんでしまうことも少なくないでしょう。とくに、1頁で完結し
   ているような料理のレシピなんかだと、必要頁だけプリントアウト
   (※可能なのは画像としてのみ?)すればそれで十分です。
   それから表紙、目次、索引、奥付けも読めますから、研究書や資料
   類を捜すときにはたいへん役に立つでしょう。
   さてこのシステムが本の売れ行きにどう響くかは不明ですが、はっ
   きりいえることは、ネットに取られる時間がさらに増加して、リア
   ル本の読書時間が減少することだけは確実ということです。
   出版社がなぜこんな得になりそうもないシステムに協力しているか
   ということですが、アメリカのアマゾンは全頁をばら売りする有料
   サービスをはじめましたから、いずれは日本でもということなので
   しょう。
   

[#05] 「恵文社 冬の大古本市」へ参加することにしました
   
   恵文社一乗寺店が、数年前から年末年始に古本市をやっていて、そ
   れが大好評であるということは「本のメルマガ」などで知っていま
   した。うらやましいけれど、マネをしようにもうちの店にはそんな
   場所がないとあきらめてましたが、ふと、うちも出品者になってし
   まえば参加できるのではないかと気づいたので、さっそくメールで
   お願いしてみたところ、その日のうちに歓迎の返信をいただきまし
   た。ほんとにメールは便利です。社長に電話(あるいは郵便)で頼
   んで店長を紹介してもらって、となるとおっくうなのでやる気が失
   せたに違いありません。
   
   「三月書房の売れ残り」ということで出品の予定ですが、ショタレ
   ばかりを並べるわけにも行かないので、1960年代から70年代にかけ
   ての、ミニコミ、サブカル本、絵本、児童書などを実家の物置から
   掘り出す予定です。珍品といえそうなものも、少しはないこともな
   いのですが、今年は初めてなので安いものばかりにして様子見をす
   るつもりです。値付けはネットで古書価や落札価を検索した上で、
   それよりも安くすればよいでしょう。うまく行けば3年位は続ける
   ことができそうな程度の在庫はあるような気がしてますが、在庫と
   いうのか、私物というのかはきわめてあいまいです。
      
   詳しくは恵文社のサイトでお確かめください。
   11月14日にダウンロードした宣伝文をコピペしておきます。
   この日に申し込んだばかりなのでまだうちの名前は載ってません。
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   12.20-2006.1.9
   特別企画展 「恵文社 冬の大古本市」

   出展者:海月書林、Glyph、恵文社、砂の書、sumus、ちょうちょぼっ
       こ、トランプ堂、沼田元氣、モダンジュース、ハルミン文
       庫センター、Loule、他
   器、古道具販売:草星
   限定グッズ制作:100%orange
   協力:葡萄ハウス家具工房(アンティーク家具)

   今年もやります!過去2年に渡り開催し、大好評を博したギャラリー
   内セレクト古書祭り「恵文社 冬の大古本市」。

   さらにパワーアップした面子と、趣向を凝らした展示、販売物をご
   用意いたしました。個性的な出展者たちそれぞれの手によってギャ
   ラリーアンフェールが2週間、架空の古書店へと変貌。100%ORANGE、
   空中線書局,Louleをはじめ、恵文社でおなじみのアーティストによ
   る、オリジナル商品の販売も決定。ブックマーク、ブックカバーな
   ど、作家ごとの個性を生かした限定グッズを制作中。

   今回は前回の参加メンバーに加え、古本好きでもで知られるアーティ
   スト沼田元氣さんをお迎え致します。また今年は京都の器・古道具
   屋さん「草星」による古道具の販売・展示も決定致しました。古書
   と古道具の相性も見物です。例年通りアンティーク家具店「葡萄ハ
   ウス」と共に、会場全体の空間プロデュースを行います。クリスマ
   スプレゼントに、お正月休みの読書用に、必ず掘り出し物が発見で
   きるはずです。
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====[勝手に御礼広告]===============================================
  
  「京都読書空間」桜風舎・編
  
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     定価1200円+税 光村推古書院  
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この「販売速報(仮題)」はe-mailの性質上,簡単に改訂することができ
ますが、その度に全読者に送信するのは、お互いに煩わしいので、最終版
をおよそ1ヶ月後にHPに掲載します。

   ◆1998/11/27 創刊準備号(通巻01号)発刊
   ◆「バックナンバー(01〜82号)」は三月書房HPにて公開中です。
     

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