三月書房HOME販売速報総目次三月書房販売速報[093]


e-mail 版 三月書房販売速報(仮題)
旧号合冊 第10冊[91〜100号]
通巻091号 2007.01.23発行 通巻096号 2007.12.14発行
通巻092号 2007.04.10発行 通巻097号  2008.02.13発行
通巻093号 2007.06.05発行 通巻098号 2008.04.16発行
通巻094号 2007.08.14発行    
通巻095号 2007.10.18発行    
※各号の最終版を一部修正して掲載しました
  ※非営利目的の転送は歓迎します
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三月書房販売速報[093]
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2007/06/05[09-03-93]  (c)SISIDO,Tatuo      

     e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 093号
     
      ※いちおう出版業界向けに制作してます※
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[#01] 最近売れてるような気がする本(順不同)

 ◆「京都の平熱 哲学者の都市案内」鷲田清一
 ◆「鎌倉スーベニイル手帖」沼田元氣 白夜書房
 ◆「世界屠畜紀行」内澤旬子 解放出版社
 ◆「脱走の話:ベトナム戦争といま」吉岡忍+鶴見俊輔 編集グループSURE
 ◆「高田渡読本」音楽出版社

 ◆「CABIN 6〜9号」編集・発行 中尾努)
   このリトル・マガジンについては、ブログ「三月記(仮題)」をご参
   照ください。ちかごろブログの制作回数が減ってますが、入荷案内
   を載せるとそれなりの効果があります。中でもこの雑誌や「EDI」の
   本は、あきらかにブログのおかげでよく売れました。とはいえ、あ
   まりストレートな本の宣伝・紹介ブログにはしたくありませんが。
   
 ◆「吉本隆明に関する12章」齋藤愼爾・編 洋泉社
 ◆「イイチコ94号:特集『心的現象論』」吉本隆明ほか 新曜社
 ◆「資料・米沢時代の吉本隆明について その8」編集・発行 齋藤清一
   このパンフについてはブログ「三月記(仮題)」をご参照ください。
   1ヵ月で60部以上売れましたが、これはブログの影響はほとんどな
   く、メルマガ「<吉本>本 新刊のお知らせ」の読者からのご注文
   が大部分です。このメルマガはこちらの頁からどうぞ。

 ◆「ブンブン堂のグレちゃん」グレゴリ青山 イーストプレス
   この本についてもメルマガをごらんください。古本ネタの本なのに
   三月書房も実名で登場しております。この本はうちの地べたの店で
   はたいへんに出足好調ですが、神田や梅田あたりでもたいへんによ
   く売れているという噂です。
   
    
[#02] これから売れそうな気がする本(順不同)

 ◆「続・不成仏霊少女」花輪和一 ぶんか社※入荷済み
 ◆「現代短歌最前線 新響十人」北溟社※入荷済み
 ◆「続 花山多佳子歌集」砂子屋書房
 ◆「加藤一雄の小説」用美社※6月下旬刊
 ◆「グーグーだって猫である(3)」大島弓子※入荷済み
 ◆「1970年代記」畑中純 朝日新聞社※入荷済み
 ◆「たまたま、この世界に生まれて」鶴見俊輔 編集グループSURE
 

[#03] 短歌本の売上げ(TOP10) 2006/06〜2007/05

 01 37冊 高野公彦歌集 甘雨          柊書房
 02 29冊 吉川宏志歌集 曳舟[通算51冊]     短歌研究社
 02 29冊 栗木京子歌集 けむり水晶       角川書店
 04 27冊 花山多佳子歌集 木香薔薇       砂子屋書房
 05 18冊 高橋睦郎歌集 虚音集         不識書院
 06 16冊 岡野弘彦歌集 バグダッド燃ゆ     砂子屋書房
 06 16冊 高野公彦の歌(小島ゆかり)      雁書館
 08 13冊 小島ゆかり歌集 憂春[通算25冊]    角川書店
 09 10冊 大口玲子歌集 ひたかみ[通算27冊]   雁書館
 09 10冊 わかりやすい現代短歌読解法(岡井隆) ながらみ書房

   この1年の短歌本の売上はまずまず順調でした。「88号」に掲載し
   た前回のtop10は14ヵ月と変則でしたが、上位10点の合計が167冊だっ
   たのに対して、今回は12ヵ月にもかかわらず205冊ありました。これ
   だけで短歌本全体の売上がわかるわけではありませんが、ある程度
   の傾向はわかるでしょう。なお早々に版元品切れになったために、
   谷岡亜紀歌集「闇市」と佐藤弓生歌集の「眼鏡屋は夕ぐれのため」は
   かなり売り損じてしまいましたが、在庫を切らしていなければ、お
   そらくどちらもランクインしていたと思われます。その他の本は在
   庫を長く切らせたことはありません。
   上のリストに2冊上がっている角川書店の短歌叢書は、2005年秋ス
   タートのシリーズですが、なかなか仕入れが難しくて、わずかな入
   荷分を売り切ると追加が長期間入らない本が少なくありません。聞
   いた話では、初版の市販分は100冊前後らしいのですが、角川の販売
   システムはこのような少部数の本は設定外なのでしょう。上の2冊の
   ように重版してくれるとよいのですが、なかなか重版にならないの
   が多くて困ったことです。初版部数は、おそらく短歌専門出版社の
   場合も似たようなものでしょうが、一般ルートには流通していなかっ
   たり、買い切りだったりで、他店とあまり競合していないらしいの
   がうちの店にとっては好都合です。
   

[#04] <天に唾する>京都の書店のうわさ(その55)

  ○2007年3月期の決算で「ゲオ」が「CCC」を抜いたという報道があり
   ました。出版物の占める割合は不明ですが、どちらのグループも
   2200億円前後の連結売上があるようなのでたいしたものです。
   
   「ゲオ」というのがそんな大きなチェーンだとはぜんぜん知らず、
   京都にもあるのかどうかも、気にしたことすらありませんでした。
   ネットで検索すると京都市内には4店あるようでしたから、一番近く
   の「円町店(丸太町通西大路東入ル)」に行ってみましたが、コン
   ビニが撤退した跡をほぼそのまま利用している、床面積30坪程度の
   平屋の小さな店でした。
      
   京都市内の他の店舗は下鴨と深草と山科にあるようですが、どれも
   さほど大きくはないようです。こんな店を何軒集めても「TUTAYA」
   に勝てそうには思えませんが、他都市にはもっと大きな店舗がたく
   さんあるのでしょうか。京都市内の4店の営業案内を見ると、レン
   タルをしていない店もあり、新古のCDとDVDとゲームソフトの販売が
   メインのようです。また新古本の販売をしている店が多いようです
   が、「円町店」の場合はごくわずかな量しかありませんでした。他
   の地方では新本販売もしている店が1割弱あるようですが、京都に
   は無いようです。そのあたりが、レンタルと新品の出版物やCD/DVD
   販売がメインで、中古販売をしている店がかなり少ない「TUTAYA」
   とはかなり違うようです。
   
   京都市内の「TUTAYA」は13店あるようですが、どこも「ゲオ」より
   ははるかに広いように思えます。「TUTAYA」といえば、新刊書や雑
   誌類を大量販売しているらしいという印象がありますが、京都市内
   ではおそらく最大と思われる「西院店」が、最近のリニューアルで
   本と雑誌の売場を無くしてしまったくらいですから、出版物がほん
   とにたくさん売れているのかはどうかはいまいちよくわかりません。
   この「西院」店の場合は近所に書店が何店かあるので負けたのかも
   しれませんが、やはりいまのところメインはCD/DVDのセルとレンタ
   ルなのでしょう。しかし、CDやDVDの業界も、出版業界同様かあるい
   はそれ以上に不景気ですし、i-podなどのダウンロード系の急伸を考
   えると、レンタル業界の先行きも明るいとは思えません。「TUTAYA」
   は今後どの方面に進もうとしているのでしょうか。「ブックオフ」
   との提携は順調なのでしょうか。少なくとも個人的には、この会社
   の株を中長期保有したいとは思えません。
      

  ○寺町姉小路西入ルに「bookshop 黒猫堂」というのがオープンしてま
   した。ぜんぜん知らなかったのですが、昨日届いた「関西業界トピッ
   クス(発信元・アース・インテグレート)」というメルマガに、下記
   の案内が載ってましたのでコピペしておきます。

   以下は<以下は店主からの開店案内メール>のコピペ
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   祇園書房におりました××です。
   今月(=5月)20日に、京都寺町に小さな本屋を開店いたしました。
   お茶やビールもお出ししております。
   お近くに来られることがありましたら、是非お立ち寄り下さい。
   bookshop 黒猫堂
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   ××氏(無断でコピペしたので伏せ字にしておきます)は、祇園書
   房の店長として、業界的にはけっこう有名な方でした。昨秋の祇園
   書房の閉店についてはブログに記事を載せましたから、そちらをご
   らんください。
      
   この「黒猫堂」はちかごろ流行の、古本を買えるカフェのようです。
   まだ見ていないので、本屋かカフェのどちらがメインなのかはわか
   りませんが、店名で見る限りは本屋がメインなのでしょう。ごく近
   所なのでちょっと見学に行って、ビールでもと思いましたが、残念
   ながら定休日がうちと同じ火曜日で、しかも営業時間もうちと同じ
   19時までなので、これでは永久に飲み行けそうにはありません。ブ
   ログに写真をと外観だけ見てきましたが、寺町から西へ2店目の、
   1階が美容室か何かのビルの3階です。階段の横の郵便受けのとこ
   ろに案内板が貼ってありますが、予備知識がなかったらちょっと気
   がつかなかったでしょう。外から見た感じでは床面積せいぜい10坪
   位でしょうか?そこから階段とか踊り場とかを引くと6坪位かもし
   れません。いずれ土曜の午後にでも、見てきたいと思っています。
   
   ところで、この店のあるあたりは、意外に書店密度の高い場所です。
   京文堂書店、文祥堂書店、ふたば書房河原町店、ふたば書房ゼスト
   御池店、アスタルテ書房、其中堂、文栄堂書店、キクオ書店、佐々
   木竹苞楼、JEUGIAなどが半径100メートル位の範囲にあります。其中
   堂や文栄堂書店とは99%無関係でしょうが、アスタルテとはかなり
   重なるでしょう。したがって、アスタルテを冷やかしてから、黒猫
   でビールでも飲むか、ビールを飲んで気を大きくしてからアスタル
   テに行くコースがおすすめです。
   

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[受贈本 勝手に広告]

「ブンブン堂のグレちゃん」グレゴリ青山 イーストプレス

※グレゴリせんせの本はすべて揃えております。こちらをごらんください。
 
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この「販売速報(仮題)」はe-mailの性質上,簡単に改訂することができ
ますが、その度に全読者に送信するのは、お互いに煩わしいので、最終版
をおよそ1ヶ月後にHPに掲載します。

   ◆1998/11/27 創刊準備号(通巻01号)発刊
   ◆「バックナンバー(01〜92号)」はHPにて公開中です。
    
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