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近刊のお知らせ
○『「情況への発言」全集成』全3巻 洋泉社
平均400ページ/新書判/各巻予価1900円+税
2008年1月9日発売予定
『「情況への発言」全集成 1 1962〜1975』
2008年3月7日発売予定
『「情況への発言」全集成 2 1976〜1983』
2008年5月7日発売予定
『「情況への発言」全集成 3 1984〜1997』
『試行』巻頭を飾った「情況への発言」を三巻に分け、時代順にすべてを収録。
各巻に吉本氏の「新書版のためのあとがき」と松岡祥男氏の解説を付す。
とくに第二巻は単行本未収録の「アジア的ということ1〜7」をすべて収録。
※分売もいたしますのでご予約ください
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三月書房
604-0916 京都市中京区寺町二条上る
TEL:075-231-1924 FAX:075-231-0125
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本日発売
○『現代思想 2007年12月臨時増刊号』総特集=戦後民衆精神史
342頁 定価1,995 円(税込) 青土社
・目次の一部
集団が動きはじめる時 / 鶴見俊輔
戦後のはじまり / 吉本隆明 [聞き手=高橋順一]
人々のなかで / 金時鐘
五〇年代の手ざわり / 浜賀知彦
下丸子文化集団とその時代 / 道場親信
詩を撒く / 入江公康
サークルと労働者文化 / 山本唯人
女性労働者たちの詩サークル/ 近藤真理子
版画と版画運動 / ジェスティー・ジャスティン
工作者・江島寛 / 道場親信
初期サークル誌運動の評価に向けて / 坪井秀人
労働と詩のあいだ / 岩崎稔
夢を夢見る / 池田雅人
戦後民衆精神史 / 成田龍一+鳥羽耕史+道場親信+池田雅人
詩と状況・激動の50年代 / 城戸昇
資料 江島寛著作選・井之川巨『突堤』散文選 / 編・解題=道場親信
東京南部文化運動年表 下丸子文化集団‐南部文学集団を中心に / 道場親信
※吉本氏の項は2段組9頁分で、主に労働運動について語っておられす。
※本日の入荷分は余分がありませんが、二三日中に追加がたくさん入荷します。
これ1冊の送料は160円です。ご予約ください。
新聞記事のお知らせ
○「日刊ゲンダイ」2007/12/13号
“私の人生と読書 吉本隆明氏「『理想』という精神的な脱出口」”
「銀河鉄道の夜」ついての(おそらく)談話で、100行程度のコラムです。
※この新聞はスタンド販売のタブロイド判夕刊紙で、明日の日付になっていますが、今日の
午後の発行です。明日の昼頃まででしたら、駅の売店等で買えるでしょう。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集71:現代詩の思想・村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』」
全100頁 頒価1200円+税(送料80円)
・目次
起伏(イ)
現代詩の思想(ロ)
ある塹壕(ハ)
三島由紀夫と太宰治(ニ)
「幻想論の根底」序文・質疑応答(ホ)
末次弘『漱石論』(ヘ)
文学の原型について[講演要旨](ト)
夢・その他(チ)
村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』(リ)
現代社会と詩的喩法(ヌ)
編集ノート
(イ)馬場礼子『心の断面図』(1979)所収 2頁
(ロ)講演要旨(1979)『無限ポエトリー7号』(1980)所収 20頁
(ハ)加藤龍之『解体サクセッション』(1980)解説 8頁
(ニ)聞き手・清水昶『現代詩手帖1980年3月号』12頁
(ホ)『幻想論の根底』(1980)同志社大学文学哲学研究会「翌檜」 30頁
(ヘ)末次弘『漱石論』帯文(1980)蒼季社 1頁
(ト)『高知新聞1980/08/17朝刊』3頁
(チ)『ヴァレリィ全集カイエ篇3(月報)』(1980) 4頁
(リ)『海 1981年2月号』6頁
(ヌ)『現代詩鑑賞講座1』角川書店(1969) 10頁
※72集は「心的現象論 了解論III」で、1月下旬刊行予定
※末次弘『漱石論』は在庫が少々残っています。もちろん帯付きです。
『試行』、『磁場』ほかに掲載された論考を集めた本です。
四六判/上製/361頁 定価1900円+税
※「猫々だより68」によりますと「ロング・タイム・ケア』55号(7月頃出ていたらしい)に
「老人は死を前提とした絶対的な寂しさを持つ
そのことを考えないことが一番の予防」
というインタビュー記事が掲載されていたそうです。
この雑誌は「日本療養病床協会」の機関誌のようで、当店では仕入れ不能です。
「隆明網」さんの「吉本隆明著作リスト2007年」の7月にて、やや詳しい内容がわかります。
本日発売
○「中央公論 2008年1月号」定価800円(税込) 中央公論新社
吉本隆明×中沢新一「『最後の親鸞』から、はじまりの宗教へ」
「仏教もマルクス主義も解体されます(吉本)」。3段組16頁。
※残念ながら余分はぜんぜんありません。再入荷は来週半ば以降の予定です。
お待ちいただけるかたはご予約ください。
連載が2年目に突入しました
○「ダンチュウdancyu 2008/01 特集:築地の食べ方」
税込860円(送料100円) プレジデント社
吉本氏の連載「おいしく愉しくたべてこそ」は2007/01号から毎号掲載で
中です。今回のタイトルは「せんべい話」。過去の号のタイトル等は、
「隆明網」さんのサイトに載ってます。
ぜんぜん知らなかったので未入荷ですが
○「週刊仏教新発見」(朝日新聞社)25〜27号 各580円(税込)
に「思想家としての親鸞に向き合う」が掲載されます。
既刊は11/28発売の第25号「久遠寺」で、以後12/05と12/12に26号と27号が発売予定です。
「久遠寺」その他表題の寺とは関係なく、「親鸞」3回と思われます。
知らせてくださった方の話では、2頁分で三上治を聞き手とする談話筆記だそうです。
※至急取り寄せ中ですから、気長にお待ちいただける方はご注文ください。
こちらも情報のみで現物はありませんが
○毎日新聞2007/12/03朝刊に「私の三作」というの第1回が載っていて、以後12/10と12/17の
3回掲載予定だそうです。知らせてくださった方の話では、短いコメントのみとのことでした。
近刊のお知らせ
○「情況への発言」の総集編が洋泉社新書として出るそうです。1月の予定らしいですが、
詳細がわかり次第お知らせします。
途中までは河出書房や勁草書房から出たことがあったはずですが、「試行」の最終号までが
まとまるのは初めてでしょう。新たな「あとがき」?がつくそうです。
○「吉本隆明詩論集成」全9巻 瀬尾育生責任編集 平均450頁、思潮社
これは「現代詩手帖」12月号に広告が載ってますが、定価も刊行時期も未定ですから、おそらく
来年春以降の刊行でしょう。
1〜7巻までは過去にいろいろな形でそれぞれ何回か出たことのあるものが大部分のようですが、
第8巻収録の「新言語論」は書き下ろしとあります。第9巻の講演集も単行本未収録が含まれる
かもしれません。
※以上2冊の近刊本は詳細がわかり次第お知らせいたしますから、
勝手ながらご予約はそれ以降にお願いいたします。
本日入荷
○「SIGHT 2008冬」 定価780円(税込) ロッキング・オン
“吉本隆明自作を語る第12回『反核異論』”2段組10頁(含・写真頁)
この号の特集は“政界再編!”
これ1冊の送料は80円。
非〈吉本〉本入荷のお知らせ
○北村太郎「光が射してくる 未刊行詩とエッセイ1946-1992 」
四六判/フランス装/536頁 定価3,800円(本体価格・税別) 港の人
※11/07にお知らせした本です。ぱらぱら眺めた限りでは〈吉本〉関係の文
章は見あたりませんが、大部なので見落としているかもしれません。いず
れにしろたいへん丁寧に編集された好もしい本のようです。
これ1冊の送料は340円
2008年1月刊行予定
○吉本隆明「芸術言語論」1800円位? 光文社
※詳しいことはまったくわかりませんが、出ることは間違いないようです。
※勝手ながらご予約は、刊行時期等がわかってからお願いします。
非〈吉本隆明〉本入荷のお知らせ
○「島尾紀:島尾敏雄文学の一背景」寺内邦夫
四六判/355頁 定価2800円+税 和泉書院
・内容
太平洋戦争時年少兵として従軍し、戦後変転激動の最中にも島尾敏雄
を師と仰ぎ続けた往年の書生が、様々な論考を通じて島尾文学周辺の
事実と真実に迫る。島尾敏雄生誕90周年記念・肉筆原稿掲載。
[日販MARCより]
・目次の一部
はじめに〜島尾の残党
九州大学最後の夏休み〜繰り上げ卒業・予備学生への道
掌編『はまべのうた』到来記
島尾マヤさんの葬送
島尾敏雄に導かれて南島めぐり
島尾敏雄と大阪〜文学仲間との連環
島尾敏雄と東北とのえにし
シルク貿易の父島尾四郎とその家族たち
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五十年目の昭五会会報(肉筆原稿) 島尾敏雄
神戸と島尾敏雄のえにし 島尾ミホ
文化会館時代のぼくのおとうさん 島尾伸三
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あとがき〜敗残の哀しみ
非<吉本隆明>本のお知らせ
10月に刊行済み
○本多弘之著『浄土 その響きと言葉〜濁世を超えて、濁世に立つ2〜』
四六判/上製/256頁 定価:本体2600円+税 樹心社
※このシリーズの1冊目には吉本氏の序文がついてましたが、この2冊目は芹
沢俊介さんの序文がついてます。
※1冊目は吉本氏の序文のおかげで10冊以上売れましたが、この巻はいまのと
ころ仕入れておりません。ご注文いただければ取り寄せます。
なお3冊目の序文は「帯津三敬病院名誉院長 帯津良一」という方です。
11月に刊行予定
○北村太郎「光が射してくる 未刊行詩とエッセイ1946-1992 」
四六判/フランス装/536頁 予価3,800円(本体価格・税別) 港の人
・本書のおもな内容/1946年から1992年までの未刊行・未収録作品
*幻の初期詩篇として発見された「亡霊」「沈黙」「芥川多加志の霊にささ
ぐ弔歌」ほか
*戦後いちはやく、カフカの「変身」を論及した評論「『変身』について」
*「『裏窓』とヒッチコック」「現代アメリカ文学と映画」など映画評論
*1950年代、中原淳一主宰の雑誌「ひまわり」「それいゆ」などに連載した
「読書案内」(300頁)
※荒地の同人にして今氏塾で吉本氏の同窓生(ただし北村氏の記憶に吉本氏
は皆無らしいですが)、の故・北村太郎の単行本未収録作品集です。
ご予約いただけば入荷次第お送りします
※目次等は発行所のサイトでごらんください
※ついでながら、現在やや評判になりつつある、ねじめ正一著「荒地の恋」
には、吉本氏は登場してないようです。まだちゃんと読んだわけではないの
で確実ではありませんが、少なくとも参考文献には何もあがってません。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集70:横光利一論・南方的要素」
全110頁 頒価1300円+税(送料80円)
・目次
横光利一論(イ)
わたしの横光利一体験(ロ)
〈土着〉について(ハ)
生活と状況をめぐって(ニ)
南方的要素(ホ)
編集ノート
※(イ)「海 1979年4月号」64頁分
(ロ)「横光利一と川端康成展」カタログ 1999年
(ハ)伊藤貞彦「どこに生きる根をおくか」所収 1979年
(ニ)同上
(ホ)中上健次・編「文化の地平」所収 1979年 28頁分
※次号は「現代詩の思想ほか」で12月中旬刊行予定
2008年1月刊行
○「現代詩大事典」
監修・安藤元雄/中村稔/大岡信
A5判/800頁 定価12000円+税 三省堂
※「吉本隆明」の項目は3段組で数頁あるようです。執筆者不明。
やっと余分が少々入荷しました。(ご予約者には今週初に発送済みです)
○「群像11月号 特集:埴谷雄高『死霊』構想ノート」
定価920円(税込) 講談社
特集の内容は
・「埴谷雄高『死霊』構想ノート」28頁分(メモの原文は手書き30枚)
・「解題 埴谷雄高『死霊』構想」鹿島徹 4頁分
・「評論 『死霊』創作メモを読んで」吉本隆明 2段組6頁分
・「評論 『死霊』の原風景」鹿島徹 10頁分
※現在余分は数冊しかありません。再入荷の見込みは不明です。
お早めにどうぞ
こちらも現物がやっと入荷しましたが余分はありません。
ご予約者には本日発送します
○「ジッポウ3(2007・秋) 特集:親鸞が好き!」
対談 吉本隆明×糸井重里「僕たちの親鸞体験」
3段組(B5判)14頁分です
※こちらは近日再入荷見込みです
ご予約下さい。
ほぼ日刊イトイ新聞にて、新たな対談シリーズが始まってます
○「親鸞」吉本隆明×糸井重里
全9回の予定できょうが第2回です
上記の対談はこの雑誌が初出です
○「ジッポウ3 2007・秋 21世紀のブディストマガジン」
この雑誌はまったくの初耳ですが、ダイヤモンド社刊行で1500円(税込)。
「14ページにわたり、ふたりの対談が、たっぷりと掲載されてい」るそうで、イトイ新聞のはダイジェストのようです?
至急取り寄せますから、お待ちいただける方はご予約下さい
○「ほぼ日ブックス」から、年内に?吉本本が出るらしいと聞いていますが、この対談と関係があるのかどうかは不明です。
たいへんお待たせしました。ご予約者には本日発送します。
○本多弘之著『浄土 その解体と再構築〜濁世を超えて、濁世に立つ〜』
四六判/上製/320頁 定価:本体2600円+税 樹心社
※吉本氏の序文は4頁分です
東京の方からお知らせいただきましたが
○「朝日新聞 10月9日夕刊」に吉本氏の記事が載っているそうです。
(いただいたメールの一部)
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吉本隆明による「漱石と私」という題のかこみ記事が写真入りで載ってい
ましたので、念のため、お知らせします。
江戸東京博物館で開催中の特別展「文豪・夏目漱石」にちなんだものらしいです。
=================================
とのことですが、こちら(大阪本社版)のには載ってませんでした。
東京ローカルの記事なのかもしれません。
6日(土)発売でしたが入荷が無かったので見落としてました
○「群像11月号 特集:埴谷雄高『死霊』構想ノート」
定価920円(税込) 講談社
※吉本氏は「評論 『死霊』創作メモを読んで」を寄稿されてます。
たぶん数頁分。その他詳細はこちらをごらんください
※至急取り寄せますから、お待ちいただける方はご予約下さい
送料はたぶん120円です
※「『死霊』構想ノート」はこの「群像」に掲載されている分が全部
なのかどうか未読につき不明ですが、いずれにしろ講談社から単行
本も刊行されるでしょう。その際吉本氏の評論も附されるかどうか
はまったく不明です。
本日入荷しました。
○「現代詩手帖 10月号 特集・秋山清再検討:抵抗とは何か」
定価1200円(税込) 思潮社
・吉本隆明インタビュー(聞き手・久保隆)
『秋山清と〈戦後〉という場所』※2段組17頁分
・特集のその他の記事
「人と思想」長谷川龍生、小沢信男ほか
「詩を読む」添田馨、倉橋健一ほか
資料「秋山清語録」、「略年譜」
※これ1冊の送料は100円です
※「秋山清 著作集 全11巻別巻1」ぱる出版 在庫揃っています。(分売) こちら→
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集69:戦後詩における修辞論・小林秀雄をめぐって」
全112頁 頒価1300円+税(これ1冊の送料は80円)
・目次
戦後詩における修辞論(イ)
三上治『幻想の革命』(ロ)
講演「詩について」質疑応答(ハ)
『戦後詩史論』について(ニ)
小林秀雄をめぐって(ホ)
宗教について(ヘ)
編集ノート
※(イ)「木野評論 9号」掲載 1978年
(ロ)1978年三一書房刊本の推薦文
(ハ)「別冊無限 無限ポエトリー」掲載 1978年
(ニ)1978年大和書房刊本折込チラシ
(ホ)「表象 6号」掲載1978年
(ニ)「春秋」1978/12、1979/01掲載
(イ)が約20頁、(ホ)が約60頁、(ニ)が約20頁、その他は短いです。
※次号は「横光利一論・南方的要素」で11月初旬刊行予定
本日入荷しました
○「吉本隆明 1945-2007」高澤秀次・著
四六判/カバー装/271頁 定価2800円+税 (※送料160円) インスクリプト
・帯の文
たれかが遠い声で呼んでいる
市民的欲望の肯定と革命への志向――。無敵の戦後左翼が、脱政治
化の流れのなかで思想的強度を失うさまを資質的〈病〉と絡めて跡
づけ、その悲劇の本質を初めて照らしだした渾身の書き下ろし。
・目次
序章 廃人の歌
1章 太宰という罠
2章 花田のコミュニズム/安吾のアナキズム
3章 死者を抱く者
4章 アジアから母型へ
5章 癒されざる〈病〉
終章 欲望の肯定と脱政治化
註
あとがき
昔懐かしい雑誌の復刻版
○「遠くまで行くんだ… 1〜6号(1968-1974)」*完全復刻
A5判/620頁/函入/4700円+税 白順社
解説・糸圭 秀実 ※10月中旬刊行予定
※タイトルに吉本氏の名が見えるのは、重尾隆四「吉本隆明試論1〜4」のみです。
※送料365円の予定です。ご予約下さい。
本日入荷しました
○「吉本隆明詩全集4 1951-1954:日時計篇II(下)・〈手形〉詩篇 」
四六判/上製/3336頁 定価3000円+税
解説:藤井貞和(10頁分)、解題:無署名(2頁分)、
折り込み別冊「吉本隆明年譜(6)」高橋忠義・編
・内容
「日時計篇II」は「吉本隆明全著作集(3)初期詩篇II」に川上春雄の編集で収録されたのが最初です。
「手形詩篇」は川上春雄編集の「吉本隆明新詩集」に「未発表詩篇」として収録されたのが最初です。
この巻はシリーズの第6回配本。次回は最終回で第1巻「初期詩篇」。
※ご予約者には本日発送します。
お待たせしていますが連休明けの25日発売と確定しました。
事故がなければその日に入荷するはずです。
○「吉本隆明 1945-2007」 高澤秀次・著
※インスクリプトのサイトには21日全国書店一斉発売となっていますが、
たぶん更新が遅れているのでしょう。
刊行さらに遅延のお知らせ
○「吉本隆明 1945-2007」 高澤秀次・著 インスクリプト
※一昨日の「お知らせ」にて9月18〜20日頃の入荷になりそうとお知らせしましたが、
発行所からの連絡によりますと、どうやら25日頃になりそうです。
※5日に出ました「よせやい。」と揃えての発送をご希望いただいている方で、「よせやい。」の
先送をご希望の方はご連絡下さい。
本日入荷しました
○文庫版「吉本隆明『食』を語る」聞き手・宇田川悟
286頁/定価580円+税 朝日新聞社
※2005年3月刊行の単行本と同一内容です。道場六三郎さんの解説(談話)が附きましたが、
吉本氏、宇田川氏による文庫化に際しての新たなまえがき、あとがき類はありません。
刊行遅延のお知らせ
○「吉本隆明 1945-2007」 高澤秀次・著 インスクリプト
※8月25日の「お知らせ」にて9月10日頃刊行予定とお知らせしましたが、
少し遅れていて、今のところ18〜20日頃の入荷になりそうです。
※発行所のサイトに目次等がアップされました。
本日入荷しました
○「よせやい。」
四六判/335頁/定価1800円+税 ウェイツ
・帯の文
「歴史を流れるようにするための 時代の自意識をどう獲得するか」
これが喫緊の課題だ
“時代”に対する処し方!
「雑談をしませんか」ということから始まって、本書はできあがった。
インタビューをしたのは、大学時代から断続的ではあるが関係が続いている5人。
5回にわたるインタビューでは、各人が聞いてみたいことや疑問に思っていることを愚直にお伺いした。
だからこそ、吉本さんには自由奔放にかたっていただくことができ、
これまでに類を見ない内容になっていると自負している。
・主な目次
まえがきにかえて(中井健人)
教育について
人間力について
自意識について
歴史を流れるようにするとは
時代の自意識について
懇談会に参加して
あとがき(吉本隆明)
(詳細目次はこちらl)
※通販の送料は160円です。
本日入荷
○「SIGHT 2007秋」 定価780円(税込) ロッキング・オン
“吉本隆明自作を語る第11回『悲劇の解読』”2段組10頁(含・写真頁)
この号の特集は“有権者動く、この流れを止めるな”
これ1冊の送料は80円です。
少し前に出た雑誌ですが
○別冊宝島「もう一度読みたい宮沢賢治」
A5判/351頁/定価762円+税 宝島社
(「MARC」データベースより)
宮沢賢治の代表作・異色作22作品と詩12篇を収録。賢治の心を知る、
書かれたままの「雨ニモマケズ」手帳の写真も掲載。
※巻頭に「『銀河鉄道の夜』について」が掲載されていますが、これは1994年刊の
「愛する作家たち」からの抜粋です。7頁分。
近刊のお知らせ
○「現代詩手帖 10月号 特集・秋山清再検討:抵抗とは何か」
予価1200円(税込) 9月末刊予定 思潮社
・吉本隆明インタビュー(聞き手・久保隆)
『秋山清と〈戦後〉という場所』
・編集部からのメールの一部です
“来月号の小誌の吉本氏のインタビューですが、16頁から17頁の予定で進めております。
中心はもちろん秋山清ですが、吉本氏が初期の主要な論考を発表された詩誌「詩文化」に
ついての回想から、現在の若い詩人について(の苦言?)まで、縦横に語られた充実したイ
ンタビューになっておりますので、ご期待いただければと思います。”
※久保隆さんは「秋山清著作集」の編纂者の一人です。
吉本氏は「秋山清著作集」の内容見本に推薦文を寄せておられました。
この文は「<吉本>本 新刊のお知らせ 2006/02/03」にて読めます。
※これ1冊の送料は100円の予定です。ご予約ください。
まだ先の話ですが東京工業大学から
○吉本隆明講義「芸術言語論」の本とビデオが早ければ年末に出るようです。
この話は「現代詩手帖 10月号」に水無田気流さんの連載コラムに載ってました。
4月22日にお知らせ済みですが、この講義についての朝日新聞の記事がこちらで読めます。
近刊のお知らせ
○「よせやい。」
四六判/**頁/予価1800円+税 ウェイツ
・宣伝文
「僕が正確だとは決して言いませんが、比較級でいえば俺は正確だ
よと思っている」と、凛として語った吉本思想の現時点での集大成。
※ウェイツのサイトで目次と内容の一部が読めます。それによりますと、
2005年から2006年にかけて数回、何人かのメンバーで吉本氏を囲んで
の「雑談会」の記録のようです。
※9月5日?刊行予定です。ご予約下さい。送料は160円の予定です。
※なお、この出版社からは2005年に高岡健との対談本「時代病」が出ています。
近刊のお知らせ
○「吉本隆明 1945-2007」 高澤秀次・著
四六判/カバー装/272頁 定価2800円+税 インスクリプト
・宣伝文の一部
…本書は、吉本の著作を読み解きながら同時代を歩んだ著者の、渾身のアプローチに
よる書き下ろし評論です。
※高澤 秀次(1952年 - )は、北海道生まれの文芸評論家。早稲田大学第一文学部卒業。
中上健次に関する多くの評論や研究を残している。
主な著作に『評伝中上健次』『中上健次事典』『江藤淳-神話からの覚醒』など。
『中上健次と読む「いのちとかたち」』(河出書房新社)や『中上健次<未収録>対論集成』(作品社)の編著。
(フリー百科事典『ウィキペディア』より)
※9月10日頃発売予定。送料は160円の予定。ご予約下さい。
※どうでもいいですが「1945生-2007没」と紛らわしい書名ですね
本日入荷
○「短歌 9月号」定価830円 角川書店
岡井隆の連載「語る短歌史 第5回『吉本隆明との論争前後』」
これは小高賢によるインタビューで、2段組10頁ありますが、直接関係のある話題は数頁程度です。
※参考本「吉本隆明を読む日(2002年刊)」岡井隆・著 2400円 思潮社
○吉本隆明全講演CDの在庫切れだった(1)(7)(11)が各1冊のみ入荷しました。
再入荷の見込みはほとんどございません。お早めにどうぞ。
現在の在庫はこちらをごらんください。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集68:心的現象論 了解論2」
全130頁 頒価1500円+税(これ1冊の送料は80円)
・目次
了解論9〜17
編集ノート
※猫々堂版「了解論」は3分冊で、これがその2冊目です。
『試行』54号(1980)〜62号(1984)掲載分。
上記のおまけ「猫々だより65」に載ってました。音楽CDです。
○面影ラッキーホール
「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた...夏」
頒価2100円(税込) Pヴァイン・レコード
※「面影ラッキーホール」はアーティスト名で、「パチンコ…」がCDのタイトルです。
シングルCDですが DVDが附いているようです。
このCDのブックレットに吉本氏の「この人はうますぎるほどの物語詩の作り手だ」という文が
載っているそうです。猫々堂さんの話では、書き下ろしであろうと言うことでした。
※このCDはうちの店でも仕入れられないこともなさそうですが、Amazonですと、10%引きの上に
送料も無料ですからそちらでお求め下さい。AmazonのこのCDの頁
なお、この現物は未見ですから、吉本氏の文章が載っているかどうかにつきましては保証はい
たしかねます。もちろん大丈夫とは思いますが、念のため。
どちらもやっと少量入荷しましたが予約者分しかございません
○「中央公論 9月号」特集『親』が壊れている」
定価800円(税込み) 中央公論新社
吉本隆明+内田樹 対談「日本の家族を蝕む“第2の敗戦”」
※これは3段組で12頁もありなかなか読み応えがありそうです
○「文藝春秋 9月号」
定価710円(税込み) 文藝春秋
「証言 父と母の戦争」
「船大工の親父が教えた戦場の死」は3段組で2頁弱。
おそらく談話でしょう。
※ご予約者には本日発送します。
追加が入荷するかどうかは未定です。
たいへん長らくお待たせしました。ついに入荷しました。
ご予約者には本日発送します
○「樹が陣営32号:特集 三島由紀夫と吉本隆明」
定価1200円+税(送料160円) 編集工房樹が陣営・発行
〔SCENE 1〕三島由紀夫を読む
西尾幹二:三島由紀夫の死と私(1)
橋爪大三郎:三島由紀夫と吉本隆明
由紀草一:待つ女のドラマツルギー
西脇慧:阿頼耶識のマトリックスを巡って
阿久津斎木:幼少期の豊饒
〔SCENE 2〕吉本隆明を読む
瀬尾育生:『母型論』の吉本隆明と『戦争詩論』以後
近藤洋太:「超人間」という思想 吉本隆明 1996年ノート
添田馨:論争のクロニクル(4) 反核異論から埴谷雄高との論争まで
中山勉:詩人としての論争家 吉本隆明の聖痕(最終回)
根本義明:いま吉本を語ること 『悪人正機 吉本・糸井』について
〔SCENE 3〕三島由紀夫と吉本隆明
佐藤幹夫:三島由紀夫と吉本隆明 比較略年譜(第一稿)
〔その他連載記事など多数〕
※全252頁中、特集記事は160頁です。
※「樹が陣営」のバックナンバーはこちらの頁に掲載してあります。
「25号 特集:吉本隆明」も在庫あります
○東京新聞(2007年8月8日)の記事「9条は先進的な世界認識」
※記事の現物は見ておりませんが、同一内容と思われる記事が、東京新聞のサイトにアップされています。
近刊のお知らせ
○「中央公論 9月号」特集『親』が壊れている
吉本隆明+内田樹 対談「日本の家族を蝕む“第2の敗戦”」ほか
※これは対談ですから少なくとも4頁はあるでしょう。
※10日頃の発売かと思われますが、入荷は数日遅れそうです。
お待ちいただける方はご予約ください。送料は100円の予定。
○「文藝春秋 9月号」
「証言 父と母の戦争」に載ります。
※おそらくたくさんの著名人が登場する、1人あたり1頁か半頁位のものでしょう。
※これも10日頃の発売かと思われますが、充分な部数が入荷するのは数日後になるでしょう。
お待ちいただける方はご予約ください。送料は100円の予定。
○「初期心的現象の世界」村瀬学・著
洋泉社新書 定価1800円+税 洋泉社
※元版は1981年に大和書房から刊行されましたが、その版のための吉本氏の解説
「人間洞察に富む心的世界の原理的把握」が今回も再録されています。
※これも8日頃の発売かと思われますが、充分な部数が入荷するのは数日後になるでしょう。
○「吉本隆明全講演ライブ集」の件
※吉本隆明全講演CD化計画が発行していました上記のシリーズは、先日の第20回配本が最終回でした。
今後は別の発行所から継続される予定です。まだこの発行所がどこなのかは不明ですが、編集は引き続
き弓立社の宮下氏が担当されるそうです。
いまのところ第1回は来年6月の予定だそうですが、詳細は不明です。わかり次第お知らせいたします。
※なお、現在入手可能なのは下記の巻のみです。
いずれも重版されることはなさそうなので、お早めにお買い求めください。
ほぼ在庫していますが、欠巻も近日補充の予定です。
第2巻 夏目漱石<上>
第3巻 夏目漱石<下>
第8巻 宮沢賢治
第9巻 25年目の全共闘論、その他
第10巻 森鴎外
第13巻 古典論
第14巻 西欧の文学と思想
第15巻 〈DVD版〉『シンポジウム 太宰治論』
第16巻 「昭和の批評と詩」
第17巻 〈DVD版〉『ハイ・イメージ論199X』
第18巻 心とは何か
別巻(ビデオ編2)わが月島
各定価9000円+税 送料無料で通販いたします
本日入荷しました。ご予約者には発送しました。
○「吉本隆明全講演ライブ集 第18巻(通巻第20回)『心とは何か』」
CD6枚/テキスト96頁 定価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
・講演タイトル
「受け身」の精神病理について
異常の分散
言葉以前の心について
※この商品は送料無料で通販します
本日入荷しました
○「吉本隆明資料集67:賢治文学におけるユートピア・『死霊』について」
全116頁 頒価1300円+税(これ1冊の送料は80円) 猫々堂
・目次
宮沢賢治の世界
映画批評はここから出発する
『死霊』について
慈円について
賢治文学におけるユートピア
編集ノート
「宮沢賢治の世界」は1976年、京都精華大学おいての講演で、のち白地社発行の
「而シテ 7号」(1977年発行)に掲載。43頁。
「映画批評」は田原克拓「日本映画の論理」(1977年刊の推薦文。1頁。
『死霊』は1976年北大での講演。「文学の視界■作家講演集」(1977年)が初出。16頁。
「慈円」は「築土鈴寛著作集5」(1977年刊)の月報。
「ユートピア」は「國文学」1978年2月号が初出。43頁。
※第68集は「心的現象論 了解論II」8月下旬刊予定です。
本日入荷しました
○「吉本隆明詩全集3:日時計篇II(上)」
四六判/上製/341頁 定価3000円+税
解説:三浦雅士(10頁分)、解題:無署名(2頁分)、
折り込み別冊「吉本隆明年譜(5)」高橋忠義・編
・内容
「日時計篇II」は「吉本隆明全著作集(3)初期詩篇II」に川上春雄さんの編集で収録されたのが
最初です。「日時計篇II(下)」は続刊の「吉本隆明詩全集4」に「手形詩篇」とともに収録予定です。
※ご予約者には本日発送します。
昨日発売の雑誌ですが
○「サライ 7/19号:大特集 東京『下町』そぞろ歩き」 定価650円 小学館
※吉本氏は「私の下町」のタイトルで2頁分です。
※ぜんぜん余分はありません。
大出版社の有名雑誌ですから、どこの書店でも売ってるでしょう。
本日入荷
○「SIGHT 2007夏」 定価780円(税込) ロッキング・オン
“吉本隆明自作を語る第10回『最後の親鸞』”2段組10頁(含・写真頁)
この号の特集は“反対しないと、戦争は終わらない”
これ1冊の送料は80円です。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「吉本隆明 自著を語る」
四六判/ハードカバー/213頁 定価1600円+税 ロッキングオン
(これ1冊の送料は160円です)
・帯の文
『固有時との対話』『マチウ書試論』『共同幻想論』『心的現象論』……
代表作を著者自らが解説。
全ての「吉本読者」に贈る決定版!!
・目次
第一章『固有時との対話』『転位のための十篇』
第二章『マチウ書試論』
第三章『高村光太郎』
第四章『芸術的抵抗と挫折』
第五章『擬制の終焉』
第六章『言語にとって美とはなにか』
第七章『共同幻想論』
第八章「花田清輝との論争」
第九章『心的現象論』
あとがき
インタヴュアーあとがき 渋谷陽一
※初出は「SIGHT 21号(2004/10)」から「同31号(2004/04)」
吉本氏の「あとがき」は2007年5月付で2頁分
※ロッキングオン社の「CUT」連載の一部は「消費のなかの芸―ベストセラーを読む」として刊行されていますが、
それ以外の分と「SIGHT」の1〜20号に断続的に連載されていた分は未刊行です。
本日入荷しました
○「現代詩手帖7月号」
定価1143円+税 思潮社 (これ1冊の送料は100円)
新連載「討議近代詩:日本語の詩とはなにか」
吉本隆明(ゲスト)、野村喜和夫、城戸朱理
・見出しの一部
日本語の起点はどこにあるのか
文学史の捩れ
日本列島的自意識とはなにか
萩原朔太郎と三木露風
中国との対峙、西洋との対峙
ほか
※2段組で23頁あります
※余分が若干ありますから、お早めにご注文ください
近刊のお知らせ。発売日が迫っています。
○「自著を語る」
予価1600円+税 ロッキングオン
(送料はたぶん160円)
※6月29日刊行予定です。至急ご予約ください。
内容詳細は不明ですが「SIGHT」連載分をまとめた本なのでしょう。
なお、5月末発売予定だった「SIGHT32号」は6月30日に延びました。
<吉本>本の新本バーゲンのお知らせ
○「私の好きな文庫本ベスト5」編集・安原顕
A5判/132頁 1994/03刊 定価971円+税 メタローグ
50%引きで税込み510円、送料は1冊80円です。
※100名ほどの人が5冊ずつ文庫の書名をあげて推薦理由を書いています。
各3段組1頁づつ。
吉本氏は「記紀歌謡集」「法然上人集」「法華経現代語訳」「虚妄の正義」「富岳百景・走れメロス」の5冊。
その他のメンバーは岡井隆、須賀敦子、奥野健男、小林信彦、……
※「〈吉本隆明〉本バーゲン・コーナー」に特価本の一覧表を掲示しましたからご利用ください。
毎日新聞のサイトの6月16日の頁にインタビューが載っていました。
6月15日の夕刊掲載とあります。現物(orコピー)は入手しておりません。
○「この国はどこへ行こうとしているのか 吉本隆明さん」
<おちおち死んではいられない>
◇反省し、死の答え探求−−批評家、82歳・吉本隆明さん
◇最も重い罪悪感は、ペンで友人、身内を精神的に殺してきたこと
※写真もあったようですが、このサイトには掲載されていません。
近刊のお知らせ
○「吉本隆明全講演ライブ集」」
第18巻(通巻第20回)『(タイトル不明)』 CD6枚(439分)/テキスト96頁
予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
7月刊行予定。
・宣伝文(弓立社のサイトより)
人間の心の動きを身体器官の起源から考え、内蔵の動きは植物神経から成り立ち、
感覚器官は動物神経から成り立ち、その二つが基になって成り立っているのが人間
の心の世界だ、と考えていく。 この考えから、豊富な知見が導き出されてくる。乳胎児
の重要性や言語理論・文学理論への応用がそれだ。
「精神医療を考える会」での三連続講演。
「受け身」の精神病理について/異常の分散/言葉以前の心について」
※送料無料でお送りしますからご予約ください。
※全巻ご予約の方で、この巻がご不要の場合はお早めにご連絡ください。
※この巻は故・三木成夫の学説が、中心的な話題ではないかと思います。
三木成夫の著書をご存じない方は、下記の3冊あたりからお読みになることをおすすめします。
「胎児の世界:人類の生命記憶」定価700円+税 中公新書
「海・呼吸・古代形象:生命記憶と回想」(解説・吉本隆明 8頁分) 定価2428円+税 うぶすな書院
「モルフォロギア16号:三木成夫の思想」
(吉本隆明講演「三木成夫さんについて(約15頁)」ほか) 定価1262円+税 ゲーテ自然科学の集い
その他の三木成夫関係本のリストはこちらにあります。
刊行遅れのお知らせ
○「樹が陣営32号」は少し遅れて7月刊行の予定だそうです
近刊のお知らせ
○「現代詩手帖 7月号」 ※6月末刊行予定
連載 討議近代詩
討議 吉本隆明+野村喜和夫+城戸朱理「日本語の詩とは何か」
※編集部からの連絡によりますと「城戸、野村両氏の対談シリーズ『討議・近代詩』」の第1回目
のゲストが吉本さんです。この連載は不定期に10回位の予定で行われますが、吉本さんは今
回のみです。」この7月号の吉本氏の討議は「巻頭で22か23ページの予定です。最後の調整中
です。かなり突っ込んだ話をしています。」とのことです。
※お入り用の方はお早めにご予約ください。送料100円の予定です。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集66:歳時記・季節論」
全101頁 頒価1200円+税(これ1冊の送料は80円)
・目次
自然詩人・中原中也
梶井基次郎と〈自然〉
堀辰雄・薔薇色の頬
立原道造・死からの〈自然〉
嘉村礒多・失敗した〈自然〉
葛西善蔵・ぽっかりあいた〈自然〉
正宗白鳥・〈自然〉と化した〈社会〉
牧野信一・暗喩になった〈自然〉
宮沢賢治・エロスとしての〈自然〉
長塚節・写生された〈自然〉
迷路の〈自然〉
回路としての〈自然〉
季節について
文庫版のためのあとがき
あとがき(思潮社版)
季節論
編集ノート
※「回路としての〈自然〉」までの部分は『月刊エディター』1977年
4月号から1978年3月号に掲載。書き下ろしの「季節について」を加
えて1978年に日本エディタースクールから「吉本隆明歳時記」とし
て刊行され、後に廣済堂文庫(1992)、思潮社の新版(2005)が刊
行されています。
「季節論」は『月刊エディター』1979年7月号に掲載されてのち
「初源への言葉」(青土社・1979)に収録されています。
※第67集は「賢治文学におけるユートピア、『死霊』について」で、
7月下旬刊行予定とのことです。
光文社文庫の今月の新刊ですが、
○「読書の方法:なにをどう読むか」743円+税 光文社
※この文庫は昨年同社の知恵の森文庫として刊行されたのと、誤植の訂
正程度のことはあるかもしれませんが、まったく同一内容です。齋藤
慎爾さんの解説も同じで総ページ数もかわりません。
本日入荷しましたが定期読者分のみです。追加注文分の入荷は来週になりますから、ご予約の方はもうしば
らくお待ちください。あと数部だけ余裕もございます
○「週刊読書人2007/06/15号」定価230円
※週刊読書人のサイトに紹介が少し載っていました。
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“★インタビュー:吉本隆明 『心的現象論』刊行によせて〜
(聞き手:山本哲士、高橋順一)
「イメージ論と、それに異常性が入れば妄想論になります。それをはっき
りさせたいという思いはありますが、あまりに具体的な事物に対する人間
の精神の働きとかけ離れているからでしょうからか、上手くいっていない。
どうやればつかまえられるかは、起源に近いところをもっとはっきりさせ
れば、おのずから糸口がとけてくると思っているのですが」(吉本)”
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※1面と2面のほぼ全部です。
「イイチコ」のインタビューと同時期の収録のようですが、内容は重複しないようです。
「心的現象論」の高額本を買われた方からの情報です
○「読書人 6月15日号」に先の「iichiko」のインタビュ−の続きが載るそうです。
これは7日発売予定ですが、当店にはまったく余分がございません。
何日かお待ちいただけるようでしたらご予約ください。
定価280円位、送料80円位かと思います。
うちの店ではいまのところ販売予定はありませんが本日発売らしいです
○吉本隆明著『心的現象論』 発行=文化科学高等研究院(EHESC)出版局
机上愛蔵版=ハードカバー 布製 特上箱入 B5判750頁 50,000円(税込) 限定300部
普 及 版=ソフトカバー A5判920頁 20,000円(税込)
※たいへん高価な本ですが、吉本氏本人による加筆修正および「まえがき」や「あとがき」などは
無いといううわさです。
現在刊行中で残り2冊ですべて揃う「猫々堂版」ですと、同内容が半額以下で読めますから、
<吉本>本の完全コレクションを目指される方以外には無用かと思われます。
それと筑摩書房が編纂中で、いつの日にかは刊行されるであろう「吉本隆明全集」に収録される
ことが確実ですから、そちらを購入ご予定の方はお待ちになるほうが無難かと思います。
※ご参考までに「[本]のメルマガ【vol.286】2007年5月25日発行」に掲載された、発行者のメッセージ
を転載しておきます。
それにしても先の「イイチコ」でもそうでしたが、なぜ「猫々堂版」を無視しているのかがやや納得できません。
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■特別寄稿「吉本隆明『心的現象論』の発刊について」 / 山本哲士
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吉本思想の基盤の基盤、根源の根源は、1965年10月から『試行』終刊の1997年12月まで書かれた
『心的現象論』です。言語表出(『言語にとって美とはなにか』)、幻想表出(『共同幻想論』)とならぶ三
部作といわれますが、その基盤であり、「〈アジア的〉ということ」、「超資本主義」、「ハイ・イメージ論」な
どの基盤になっている思想です。そのうち、1969年までのものはすでに『心的現象論序説』として1971年
に刊行されました。このたび刊行する本論は、1970年1月から終刊までの27年にわたって書かれたもの
です。さらに、終刊以後、もう10年たっています。2006年12月、吉本さんにお会いした際、わたしが新た
な出版ビジョンとして構想しているブートログ出版( http://www.momonoge.com )において刊行させてい
ただくことをお願いし、吉本さんもそれはおもしろいと承諾してくださいました。校正、編集に5ヶ月かかり
ましたが、なんとか完成しました。
なぜ、10年間も刊行されなかったのか、吉本さんの本をだされる人たちは、いまの「わかりやすい、
易しい」本ばかりだして、この分厚い(900頁)、もっとも難解なハードな書を多分「売れない」という理由で
ださなかったのではないかと推測しますが、事実はわかりません。ただ、わたしが設立した文化科学高
等研究院出版局は、既存の潮流とは逆で、どんなに厚くなろうとも「高度で、難しい、ハードな書」を、きち
んとだしていく(山本哲士『哲学の政治 政治の哲学』はB5判で1500頁、税込27,000円、楠元恭治『デザ
イン本質論:吉本隆明学と河北秀也デザイン』はB5判で660頁、普及版・税込15,750円、カラー豪華版・
税込84,000円)、「売れ」を優先しない、内容、質を文化生産として最優先するというものですので、吉本さ
んの『心的現象論』はどうしてもだしたかったのです。
「商品」という量産原理の出版ではなく、「資本」として一部でも出版可能なシステムを、2006年4月から
創出してきた、それがととのったのでお願いした。若い印刷スタッフが、『心的現象論序説』を古本屋で見
つけて、それを見たなら、布製、箱入り、その箱は丁寧につくられていた、それをわたしたちは思い出させ
られました。この原点にもどろうということで、ベストな本制作を至上課題にしました。それも、30年間、書
きだしてからいまにいたるまで42年、その重厚さにふさわしい文化財をつくろうとしました。安い、売れると
いう商品化は徹底して回避しようと。本は、物質文化であり、まさに思想であり、日本最高峰のこの書を、
最高の物として文化産出しようということです。
本は安いものという商品商業主義は、それはそれでいけばいい、わたしたちは真の文化づくりをすすめ
ます。それは金額ではない、質がつくられえていくことです。したがって、ほんとにほしい方なら、愛蔵版5万
円、300部で打ち切り、普及版2万円で、協力してくれるとおもいます。これがさらに直接注文ですので、吉
本さんに印税が、商品出版よりも多く戻せる、そういうことを尊重していこうということです。その偉大なお仕
事に報いるべきです。
そして、数年後に社会化=商品化はしようとは考えています。大事な本をきちんと作り出せるシステムを
まず確立することで、売れるか売れないかという基準はいっさいとらない理念をもっています。それは、リス
クをおさえること、ほしい方に直接注文で作成するという、高級車作りと同じ発想です。文化はそうしないと
滅びます。また、愛蔵版を直接購入された方には、当社出版刊行物の生涯特典を提供していきます。ホス
ピタリティ出版の実行です。
ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェなど、西欧思想がこの書ではのりこえられています。人類史のなか
で、古代以降など2000年、まして近代など数百年でしかない、それ以前の数十万年、数百万年の生命史が
ある、この「初期条件」が考慮されないかぎり人間の心的なものは了解できないという、壮絶な思考です。
〈わたし〉個人と生命史・人類史とが交叉する、ほんものの本質思想に触れたい方、この書でじっくりと味わっ
てください。20世紀、世界で最高の書といえるものです。
◎吉本隆明著『心的現象論』 5月31日、刊行開始!
発行=文化科学高等研究院(EHESC)出版局/momonoge.com
机上愛蔵版=ハードカバー 布製 特上箱入 B5判750頁 50,000円(税込)
限定300部(愛蔵版を直接購入の方(300名)には、ホスピタリティ会員として 当社刊行物への生涯特典がつきます)
普及版=ソフトカバー A5判920頁 20,000円(税込)
同時発売=山本哲士著『吉本隆明論 序説』A5判450頁 5,000円(税込)
本書を含む当社刊行書籍は、書店では販売しておりません。
(特別契約書店=〔東京〕ジュンク堂書店池袋本店、東京堂書店神田本店)
ご予約・ご注文は、momonoge.com( http://www.momonoge.com )まで。
お問い合わせ先は、(株)野毛印刷社 momonoge.com 注文受付担当
Tel 045-252-2511 Fax 045-252-8826 e-mail odp@noge.co.jp
◎山本哲士(やまもと・てつじ):1948年生まれ。信州大学教授。政治社会学、環境設計学、
ホスピタリティ環境学専攻。文化科学高等研究院(EHESC)ジェネラル・ディレクター、
「季刊 iichiko」研究・編集ディレクター。吉本隆明
著『心的現象論』の発刊に際し、制作総指揮をつとめる。
個人ブログ http://hospitality.jugem.jp/
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本日入荷しました
○「現代詩手帖6月号 特集:岡井隆の挑戦 全歌集、さらなる展開へ」
定価1143円+税 思潮社 (これ1冊の送料は100円)
吉本氏の論考は「岡井隆の近業について:『家常茶飯』を読む」で10頁分。
ほかに岡井隆講演「飯田龍太さんの死に思うこと」、
討議「半世紀をつらぬく革新の力」(司会・齋藤愼爾)
エッセイ 小池光・穂村弘・花山多佳子・ほか など
※余分が若干ございますから、お早めにどうぞ。
※「岡井隆全歌集」は全4巻で定価7875円〜9975円。分売可。
※「家常茶飯」は今年1月に刊行ですから全集外です。定価3675円 砂子屋書房刊
近刊のお知らせ(「樹が陣営」のサイトより抜粋)
○「樹が陣営32号」 6月刊行予定。
予価不明(1000円〜1200円位?)
【特集】三島由紀夫と吉本隆明
〔インタビュー〕
西尾幹二:三島由紀夫と私
橋爪大三郎:三島由紀夫と吉本隆明
瀬尾育生:『母型論』の吉本隆明と『戦争詩論』以後
〔三島由紀夫論〕
西脇慧:阿頼耶識のマトリックス
由紀草一:待つ女のドラマツルギー
阿久津斎木:幼少期の豊饒
〔吉本隆明論〕
近藤洋太:「超人間」という思想―― 吉本隆明 1996年ノート
添田馨:論争のクロニクル――反核異論から埴谷雄高との論争まで
中山勉:詩人としての論争家――吉本隆明の聖痕(最終回)
根本義明:吉本隆明論を読む(最終回)―『悪人正機』について
佐藤幹夫:三島由紀夫と吉本隆明 比較略年譜(第一校)
※お早めにご予約ください。たぶん送料は160円です。
先日の毎日新聞の記事がサイトにアップされています
○「毎日新聞 2007年5月23日 東京夕刊」
“中島岳志的アジア対談:左翼、根拠地、そして親鸞−吉本隆明さん”
昨日の毎日新聞に対談が載ってました
○「毎日新聞2007/05/25」全5段分、肖像写真付き。
“中島岳志的 アジア対談”
主な見出しは「左翼、根拠地、そして親鸞」
「戦前的な転向はしない」
「浄土とは理想の平等社会」
※中島岳志さんは北海道大学准教授(アジア研究)
主な著書に「中村屋のボース」白水社、「インドの時代 豊かさと苦悩の幕開け」新潮社など
※この記事はいずれ「毎日新聞」のサイトに転載されるかもしれません。
<吉本>本の新本バーゲンのお知らせ
どちらも50%引きで、送料は1冊100円、2冊180円です。
○「日本近代文学の名作」(構成:大井浩一/重里徹也)
四六判/187頁 2001/04刊 定価1500円+税 毎日新聞社
・帯の文
漱石『こころ』、芥川『玄鶴山房』、賢治『銀河鉄道の夜』、乱歩
『陰獣』、谷崎『細雪』、安吾『白痴』…明治・大正・昭和の名作
24篇のエッセンスを深くさぐりながら、近代日本が抱え込んだ諸問
題を解き明かす、吉本文学論の精髄!
○「現代日本の詩歌」(構成:大井浩一/重里徹也)
四六判/205頁 2003/04刊 定価1500円+税 毎日新聞社
・帯の文
谷川俊太郎、俵万智、田村隆一、吉増剛造、宇多田ヒカル…。
深く豊かな表現によって時代に光芒を放つ詩人たちを解読し、
「感性の現代史」を描き出す。練達の批評が語る詩の真髄!
※まだどちらもまだ文庫にはなっていません。定価販売の分は絶版になるはずですから、
お買い漏らしの方はお早めにどうぞ。
※「〈吉本隆明〉本バーゲン・コーナー」に特価本の一覧表を掲示しましたからご利用ください。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集65:心的現象論 了解論I」
全123頁 頒価1500円+税(これ1冊の送料は80円)
・目次
了解論1〜8
編集ノート
※猫々堂版「了解論」は3分冊で、これがその1冊目です。
『試行』46号(1976)〜53号(1979)掲載分ですが、「了解論」はこれまでどこからも刊行されていません。
本日入荷
○『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾【責任編集】
新書判/288ページ/定価820円+税 洋泉社
(これ1冊の送料は80円)
・目次
まえがき
第1章 吉本隆明と恋愛 勢古浩爾
戦後最大の事件/自滅か死か逃亡か/「いい人」たちの三角関係/おまえはただの男にすぎない
/奪う者と奪われる者/どこまでも残る罪悪感
第2章 吉本隆明と漫画 四方田犬彦
はじまりは岡田史子/吉本「語相論」の衝撃/「語相論」で何が語られているか/吉本隆明と鶴見
俊輔の違い/吉本漫画論はいかに理解されたか
第3章 吉本隆明と住居 石関善治郎
六度の引越しと建売住宅/生涯一度の土地の購入あるいは幻に終わった注文住宅/本駒込の家
での歳月/少年を育んだ佃の家
第4章 吉本隆明と論敵 松岡祥男
論争家・吉本隆明の資質/壺井繁治・岡本潤/花田清輝・武井昭夫/『近代文学』/大江健三郎・
江藤淳/柄谷行人・浅田彰/その他の人間
第5章 吉本隆明とテレビ 毛利ユリ
「女人」正機/事実と劇/エゴとエネ/地デジと強権消費
第6章 吉本隆明と音楽 小林未樹
二つの実演と一つのライブ/「吉本隆明の音楽」逍遥/三人の歌姫/吉本隆明にとって音楽とはなにか
第7章 吉本隆明と写真 吉田純
「食べる仕事を優先してください」/「好きなようにやって結構です」/「さすがプロはうまいもんだ」/
事実は事実であって真実ではない/〈聖父子像〉/「私は講演が苦手だ」/「早食いと早読みは負け
たことはないよ」/「写真集に原稿書きますよ」
第8章 吉本隆明とファッション 川崎賢子
吉本隆明は鍛えられた肉体で思考する/ホモジーニアスという概念/吉本エロス論の変容と川久保
玲との遭遇/「裸身(ヌード)について述べたことは、すべて衣裳にも流通する」/批評の死と限界を
直視するためのヒント
第9章 吉本隆明と猫 高橋忠義
猫が「救いだったことも無数にある」/行列のできる猫の駆け込み寺/食い物の名がついた猫銘銘
伝/受け身の可愛がられ方が欲しいから猫を飼う/猫ブームの底には家族関係の荒れがある
第10章 吉本隆明と家族 藤井東
家族のイメージを浮上させるために/吉本さんが育った家族/吉本さんの家族と海/子育て/吉
本さんと孫/老年期の家族/家族の力
第11章 吉本隆明と編集者 齋藤愼爾vs.小川哲生
出会いの最初/(小)出版社とのつき合い/吉本隆明の読者論/救済と訣別/吉本隆明の孤独/こ
れからの吉本隆明
第12章 吉本隆明と映画 齋藤愼爾
もう映画にはタッチしない/映画批評における吉本隆明の営為を総覧すれば/思想的モチーフを十
全に展開した突出した映画批評/過酷な戦中体験からあがなったモラル/従来の映画批評には見
い出すことのできない吉本氏独特の世界/雑誌『映画芸術』編集長小川徹への加担/吉本映画批
評の先見性
あとがき
※第7章の「吉本隆明と写真」に「写真集に原稿書きますよ」とあるのは、「イザイホー 沖縄・久高島」
(1993年刊行)のことです。
写真 吉田純/解説(イザイホーの象徴について)吉本隆明/税抜価格4660円 ジュンフォト出版局
約30センチ四方のモノクロ写真集です。
在庫ございますから通販可能です。
新刊の入荷予定日
○『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾【責任編集】
新書判/288ページ/定価820円+税 洋泉社
※明日8日発売予定。
執筆者のおひとりである猫々堂氏の話では、吉田純さんの「吉本隆明と写真」がとくによかったとのことです。
○猫々堂「吉本隆明資料集65:心的現象論 了解論I」
※明後日9日入荷予定。「了解論」は全3冊です。
※上記2冊のご予約をお待ちしてます。
「イイチコ」と「米沢時代8」と「別冊男の隠れ家:書斎」もどうぞ。
※上記2冊をご予約の方には揃ってから発送する予定です。別送ご希望の方はご連絡ください。
「吉本隆明全講演ライブ集」最終回のお知らせ
○「吉本隆明全講演ライブ集第18巻:心とは何か」
(3講演収録)「受け身」の精神病理について/異常の分散/言葉以前の心について
CD6枚(439分)/テキスト96頁 予価9000円+税
※今のところ今月下旬か来月上旬の刊行予定だそうです。
※これでビデオ編2巻と合わせて20巻になりますが、このシリーズはこれで打ち切りとのことです。
続きは別の方式となるようですが、公式発表はまだです。
新本特価入荷予定
○「日本近代文学の名作」と「現代日本の詩歌」。
どちらも毎日新聞社刊行ですが、特価本が今週末に入荷予定です。
販売価格は50%引き、送料は1冊100円の予定です。
本日2点入荷しました。ご予約者には本日発送します。
今日の新刊
○「iichiko 94号:特集 吉本隆明の『心的現象論』了解論」
河北秀也 監修/山本哲士 編
A5/判並製/128頁/定価1800円+税 新曜社・発売
(これ1冊の送料は100円)
※巻頭の吉本隆明インタビューは
「『心的現象論』を書いた思想的契機:オンデマンド出版形態での刊行を前に」で13頁あります。
他に「『心的現象論』了解論」の抜粋が50頁、山本哲士による「『心的現象論』の核心」が10頁。
※このオンデマンド版とは3月31日号にてお知らせ済みのものです。
発行時に見落としていた雑誌が入荷しました。余分は少量ございます。
○「男の隠れ家別冊 書斎〜男の愉悦空間」
A4判/162頁 (ほぼオールカラーのグラビア誌)
定価1200円(税込) あいであ・らいふ 発行
(これ1冊の送料は100円です)
※吉本氏の記事は4頁分(文・相庭泰志/撮影・多賀谷敏男)
見出しは「毎日の仕事を支える3灯の明かりと拡大読書器/行動範囲が狭まっても失われない創作意欲」
おなじみの三度笠と藤田まこと色紙と拡大読書器のある書斎の写真が数枚あり、本棚の書名がかなりたく
さん確認できます。
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ(その2) 2007/05/03
さきほどお知らせした上記の別冊は再録記事でした
※吉本氏の記事は2004年12月号に掲載されたのと同じ記事でした。
「男の隠れ家」通常号から、「書斎」訪問の連載をまとめたものです。
その他は唐十郎、車谷長吉など30名ほど。「書斎」に関心がおありの方にはまとまってて便利でしょう。
※前回の雑誌をお持ちの方にはご不要か思いますから、ご予約はいったんキャンセルとします。
お入り用の方はあらためてご注文ください。
近刊のお知らせ
○「現代詩手帖6月号 特集:岡井隆の挑戦 全歌集さらなる展開へ」に、吉本氏の書き下ろし論考
「岡井隆の近業について」が掲載されます。
同誌の編集氏からのメールによりますと“約10頁ほどの予定で進めています。ただ組み方によっ
てはもっと減るかもしれません。すでにご原稿は入っておりますので、楽しみのお待ちいただけれ
ばと思います。”とのことです。
この特集には他に、岡井隆講演、齋藤愼爾司会の討論会(岡井隆、小池光、花山多佳子、穂村弘
ほか)などが掲載の予定です。
定価は不明ですが普通号は1200円(税込)、送料は100円の予定です。
5月末に刊行予定ですからご予約ください。
掲載誌をご存じでしたらお教えください
○「鍼灸関連の業界誌」?に15頁。たぶんインタビューです。刊行済みか刊行前かは不明です。
この情報は2チャンネルの「【情況へ】試行の行方【吉本隆明】」というスレッドの4月28日付けの書き込
みに載ってました。このスレは2チャンネルらしくなくて、かなりまともな雰囲気です。
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1174555288/
昨日の新聞ですが見落としてました
○朝日新聞2007/04/28「分裂にっぽん 番外インタビュー」
※吉本氏記事の大見出しは「身近な平等から始めよう」、
中見出しは「おかしくなる時は、中流層から」と「隣の人を支える。まず親がかわれ」。
頁の右半分の5段分で、ポートレイト写真付きです。
※ちかごろ朝日新聞はいしいひさいちの漫画とスポーツ欄と本の広告くらいしか読まないので、
親切な方が知らせてくださるまで気づきませんでした。
また見落としてるような時はお知らせよろしく。
数日前に出ていたのですが、ぜんぜん知りませんでした。
○「増刊 男の隠れ家 書斎〜男の愉悦空間」
定価1200円(税込み) あいであ・らいふ 発行
※山形の齋藤氏が電話で知らせてくださったのですが、吉本氏は4頁分あるとのことです。
※現在在庫はありませんが取り寄せ中です。少しお待ちいただけるようでしたらご予約ください。
たぶん送料は100円位でしょう。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「資料・米沢時代の吉本隆明について その八(監修・齋藤清一)/兄隆明の思い出(高橋紀子)」
頒価850円+税(893円) A4判/57頁
編集・発行 齋藤清一
(これ一冊の送料は77円です)
・目次の一部
はじめに
*資料・米沢時代の吉本隆明について その八(※38頁分)
米沢高等工業学校の吉本隆明の同級生による学校生活の思い出
米沢高等工業学校関係諸資料
○生徒名簿、クラス写真ほか全10項目
吉本隆明夫妻の1986年の米沢行程メモ
郷右近厚さんのこと−『米沢時代の吉本隆明』の誕生をめぐって
『米沢時代の吉本隆明』の訂正箇所、補充箇所、並びに追加
米沢市・新旧町名対比図
*兄隆明の思い出 高橋紀子
○元祖 吉本家の家族写真
○吉本隆明の肖像
○吉本政枝の肖像ほか全22項目(※15頁分)
あとがきとして
※「資料8」も「兄隆明」も珍しい写真や図版が多数掲載されています。
※高橋紀子さんは1931年生まれ。六人兄弟姉妹の次女。
※「資料1〜7」は売り切れですが、ここまでは2004年刊行の『米沢時代の吉本隆明』にまとめられています。
在庫あります。定価2000円+税。
昨日の朝日新聞の記事
○「『感受性の喪失』吉本氏が若い詩人について率直に語る」
※インタビュー記事ではありません。
この記事はいまなら朝日のサイトで読めます。
見落としていた記事を知らせていただきました。
在庫はまったくございません。
○「週刊東洋経済3月10日号」税込670円
長老の智恵 吉本隆明
(1)W杯での敗戦は日本社会の解体の象徴のようだった
「週刊東洋経済3月17日号」税込670円
(2)国家が関与して銭を出す、そんなものには頼りたくない
「週刊東洋経済3月24日号」税込670円
(3)歴史や過去、未来を見つめる、それがなければ表現にならない
※親切な方が電話で知らせてくださいました。現物を見たわけではないのでよくわかりませんが、
1回4〜6頁位でしょうか?(※1頁でした)
吉本氏の担当はこの3回だけだったようです。
仕入れることは可能と思いますが2週間ほどかかるでしょう
バックナンバーの目次はこちらで読めます
近刊のお知らせ
○「iichiko 94号」特集:吉本隆明の『心的現象論』了解論
菊判並製128頁 定価1800円+税 新曜社
4月下旬刊行予定
※特集は「吉本隆明巻頭インタビュー」「心的現象論:了解論(抜粋)」
「心的現象論の核心(山本哲士)」の3本立てとのことです。
※たぶん送料は100円です。ご予約ください。
○「資料・米沢時代の吉本隆明について その8」は印刷所に入ったそうです。
発売は今月末か来月初めの予定。予価850円です。
ご予約ください。
本日入荷
○「吉本隆明詩全集7:新詩集以後・言葉からの触手」
四六判/上製/274頁 定価2200円+税
解説:瀬尾育生(9頁分)、解題:無署名(8頁分)、
折り込み別冊「吉本隆明年譜(4)」高橋忠義・編
・内容
「新詩集以後 1970−1994」は「吉本隆明新詩集第1版、第2版」のすべてと、
「吉本隆明全集撰」に新たに収録されたもの、及びそれ以後に発表された単行本未収録の詩を
集成したものです。
「言葉からの触手」はいまも河出文庫で刊行中のものと同じです。
※ご予約者には本日発送します。
近刊句集に帯文を書き下ろされたそうです
○「西川徹郎句集:決定版 無灯艦隊―十代作品集」
予価2500円+税 沖積舎
「少年のころ破調の俳句に没入し、その破調はとうとう永続数十年にして、珍しいほどゆたかな呼吸
の出し入れの音に変貌した。今も歩いているのだ。」というものだそうですが、現物は未見です。
4月末か5月の発売でしょう。吉本氏は以前にも『西川徹郎全句集』(2000年、沖積舎刊)
に解説を書かれていました。
近刊のお知らせ
○『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾【責任編集】
新書判/288ページ/定価820円+税 洋泉社
・帯の文
〈恋愛〉〈漫画〉〈住居〉〈論敵〉〈テレビ〉〈音楽〉〈写真〉
〈ファッション〉〈猫〉〈家族〉〈編集者〉〈映画〉――
12の小文字の思想からアプローチする、
従来の吉本隆明論とは一線を画すエピソードに満ちた本。
・目次
まえがき
第1章 吉本隆明と恋愛 勢古浩爾
第2章 吉本隆明と漫画 四方田犬彦
第3章 吉本隆明と住居 石関善治郎
第4章 吉本隆明と論敵 松岡祥男
第5章 吉本隆明とテレビ 毛利ユリ
第6章 吉本隆明と音楽 小林未樹
第7章 吉本隆明と写真 吉田純
第8章 吉本隆明とファッション 川崎賢子
第9章 吉本隆明と猫 高橋忠義
第10章 吉本隆明と家族 藤井東
第11章 吉本隆明と編集者 齋藤愼爾vs.小川哲生
第12章 吉本隆明と映画 齋藤愼爾
あとがき
※5月7日発売予定です。ご予約ください。
送料は80円の予定です。
本日2件入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集64:小林秀雄・芥川龍之介における虚と実」
全119頁 頒価1300円+税(これ1冊の送料は80円)
・目次
小林秀雄
芥川龍之介における虚と実
痛切な仕事
※初出は「小林秀雄」が『近代日本思想体系:小林秀雄』の解説、
「芥川龍之介における虚と実」が『国文学 解釈と教材の研究(1977年5月号)』で、
どちらも大幅に加筆されて「悲劇の解読」に収録。
「痛切な仕事」は今川文雄訳『訓読名月記』(河出書房)の内容見本。
※次回、第65集は「心的現象論 了解論I」で5月上旬刊行予定。
この「了解論」は全3冊の予定と聞いています。
○「吉本隆明全講演ライブ集」」
第17巻<DVD版>『ハイ・イメージ論199X』
第1部 吉本隆明講演
第2部 質疑応答
DVD2枚/テキスト92頁 定価(本体9000円+税450円)
吉本隆明全講演CD化計画・発行
・宣伝文
講演は「ハイ・イメージ論と世界認識」。
世界の現状をどのように考え、どこが重要なのかを、〈世界の中の日本の位置〉〈都市について〉
などから考える。
六時間半、吉本一人が講演し、質疑応答に応えた、数多い講演の中で最長の徹底トーク。
※このシリーズは送料無料で通販します
バックナンバーはこちらをごらんください
近刊のお知らせ。
○「吉本隆明全講演ライブ集」」
第17巻<DVD版>『ハイ・イメージ論199X』
予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
4月上旬刊行予定。
※「ハイ・イメージ論と世界認識」を語る6時間半の徹底トーク、だそうです。
※送料無料でお送りしますからご予約ください。
※全巻ご予約の方でこの巻のみご不要の場合はお早めにご連絡ください。
山形の方からコピーをいただきました。
当店では販売不能品です。
○UC Card magazine「てんとう虫 2007年4月号」(株)アダック発行
吉本氏のインタビュー記事が掲載されています。
見出しは「その受け身のかわいがられ方が欲しいから、人間は猫を飼うんじゃないでしょうか」
全4頁(内写真2頁)
聞き手は吉本年譜の作成者・高橋忠義さん。
写真は佐藤譲司さん
※クレジット会社の会員用定期購読雑誌のようです。
税込み330円となっていますが、分売可なのかどうかは不明です。
なかなか芸術的そうな写真ですが、いただいたモノクロコピーでは、ほとんど真っ暗です。
もとはカラーなのかどうかも不明です。(後日、とてもきれいなカラー写真だと聞きました)
○季報「唯物論研究 99号」の再版分の予約はほぼ満杯になりました。
4月上旬入荷の予定です。
○「資料・米沢時代の吉本隆明について その8」は、入荷までまだしばらくかかりそうです。
非〈吉本〉本のお知らせ
○永瀬清子「短章集 蝶のめいてい/流れる髪」(詩の森文庫E12)
定価980円+税 思潮社
※以前出ていた4冊本は絶版になっていましたが、新書判で復刊されました。
残りの2冊もいずれ同じ形で出るようです。
○「京都新聞2007/03/18朝刊」
“読書欄「本を語る 『思想のアンソロジー』の吉本隆明さん”
見出しは“書き下ろし「これぞ吉本」”。ポートレート写真付き。
共同通信の配信記事と思われますから、他紙にも掲載されているとは思いますが、
スキャン・ファイルを添付しておきます。
(※ここへの掲示はいたしません。要旨は「隆明網」で読めます)
増刷のお知らせと“正誤表”
○「季報 唯物論研究 99号」がごく少し増刷されます。
今回は10冊入荷予定です。先着順にて、満杯次第締め切りますから、お早めにご予約ください。
内容は2007/03/07号をご参照ください。
[発行所からのメールの一部です]
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
増刷ともうしましても、小部数ですので、お早めにご注文いただきましたら、幸いに存じます。
ただし、増刷分は下記の2箇所の訂正を加えておりますので、
ご考慮いただきますようお願いいたします。
○ 増刷分 訂正箇所
1. 「目次]1p 吉本隆明写真
初刷 「:撮影 松本 慎介」
増刷 「:撮影 関西吉本隆明研究会」
2. 「編集後記」154p 下段5L
初刷 「**の情況に絶える***」
増刷 「**の情況に堪える***」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※2007/04/13現在、三月書房の在庫は売り切れましたが、版元にはまだ少し残っているそうです。
連絡先はこちらにあります→<吉本隆明>本 新刊のお知らせ 2007/03/07
近刊のお知らせ
○「資料・米沢時代の吉本隆明について その8」
頒価***円(未定) 編集・発行 齋藤清一
・主な目次
米沢高等工業学校の吉本隆明の同級生による学校生活の思い出
米沢高等工業学校関係諸資料
吉本隆明の1986年の米沢行程のことについて
郷右近厚さんのこと−『米沢時代の吉本隆明』の誕生をめぐって
『米沢時代の吉本隆明』(梟社刊)の訂正、拾遺、追加
米沢市・新旧町名対比図
*特別寄稿 兄隆明の思い出を中心に 高橋紀子
※現在印刷中とのことです。ご予約ください。
※なお1〜7は売り切れですが、ここまでは2004年刊行の『米沢時代の吉本隆明』にまとめられています。
在庫あり。定価2000円+税。梟社刊
○季報「唯物論研究 99号」の件
発行所からのメールの一部です
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当誌は定期会員を購読の主たる対象としておりますので、書籍の一般的
流通に耐え得るような、出版部数ではございません。
また、この99号は会員等からの、追加発注が多数ありましたので、
可販在庫部数が極僅少となっております。
10冊のご注文をいただいておりますが、MAX、5部までなら、
御社のご提示いただきました、仕切り条件でご送付いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というわけで、ご予約いただいておりますが、先着5名様分しか入荷いたしません。
当店受信が8日の方までで既に満杯です。
この号が残っているかどうかは知りませんが、この雑誌は新宿模索舎さんが、
常時取り扱いをされているようです。
『秋山清著作集』の編集委員の方からの情報です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『秋山清著作集 別巻・資料研究篇』(976P)が中旬ごろまでに配本となります。
集中、秋山清論の一本として、吉本隆明さんの論稿が収録されますが、抜粋再録となります。
05年9月に大和書房から刊行された『13歳は二度あるか』の最終章「戦争というもの、自分と
の距離」から、3小節分を抜粋して収録しました。
二段組5頁という分量です。定価も本体8000円ですから、吉本さんの読者には、まったく、妙
味のないものといえますが、とりあえず、ご報告しておきます。
ただし、「月報」に、画家の中村宏さんに書いていただいのですが、吉本さんが、雑誌「批評
運動」に「抵抗詩」を執筆した経緯や、60年安保闘争時の六月行動委員会に少し、触れられ
ていて、貴重なものとなっています。
(「月報」は、他に芹沢俊介さんも執筆されています)。
巻末に、著作目録や年譜とともに、「秋山清論 目録」というものも付しました。一番、初めに、
吉本さんの「抵抗詩」があることに、あらためて印象深い思いをしました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○「吉本隆明詩全集6:記号の森の伝説歌」
四六判/上製/319頁 定価2800円+税
解説:吉田文憲(12頁分)、解題:無署名(6頁分)、
折り込み別冊「吉本隆明年譜(3)」高橋忠義・編
・内容(「MARC」データベースより)
吉本隆明の詩的精神の営々たる蓄積、原点を形成する豊穣な草稿
群をまとめた詩全集。6には、1986年刊の「記号の森の伝説歌」、
1975年〜1984年まで『野性時代』に発表された連作詩篇を収録。
いまのところ当店では不扱いですが“特集:吉本隆明”です。
○「季報 唯物論研究第99号(2007/02)」
定価1200円 季報「唯物論研究」刊行会
(購読連絡先:豊中市本町6-9-7-402季報『唯物論研究』編集部 BZG20166@nifty.ne.jp)
・主な目次
西村俊一:忌まわしい日々の思い出−吉本隆明の丸山真男批判
室伏志畔:方法としての吉本隆明
神山睦美:吉本隆明死の思想
瀬尾育生:吉本言語論における指示表出の根源性について
添田馨 :「第9条」論の吉本隆明
ほか
※吉本特集は全154頁中の97頁分です。
※いまのところ取り扱いの予定はございませんが、気長にお待ちいただけて、かつ、
やっぱりだめでもがっかりされない方のみご予約ください。
ある程度お申し込み者が集まれば、仕入れ交渉をさせていただきます。
一昨日発売
○「論座 2007/04」税込定価780円 朝日新聞社
“特集:グットくる左翼”に吉本氏のインタビューが載っています。
「吉本隆明、まだ考え中」と題する8頁分(写真頁を含む)。
この号の詳細はこちらでどうぞ
※現在在庫ございません。取り寄せ中ですが入荷は来週半ばでしょう。
※この雑誌はうちでは売れないので発売日に入荷しませんでした。
〈吉本〉本の情報落ちではと、数名の方からご心配いただきましたことに感謝いたします。
本日入荷
○「SIGHT 2007春」 定価780円(税込) ロッキング・オン
“吉本隆明自作を語る第9回『心的現象論』”2段組12頁(含・写真頁)
この号の特集は“誰にも聞けない、鬱のリアル”
これ1冊の送料は80円です。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集63:戦後詩の体験・宮沢賢治論」
全88頁 頒価1200円+税 (これ1冊の送料は80円)
・目次
ショウリョウバッタの音
戦後詩の体験
宮沢賢治論
政党政治、ロッキード事件からUFO、スマートボールまで
現代における政治過程にとっての自立とは何か
※初出は「ショウリョウバッタの音」は『インセクタリウム(1976年9月号)』。
「戦後詩の体験」は『磁場(10号)』で、加筆されて「戦後詩史論」に収録。
「宮沢賢治論」は『文学(1976年10月号)』で、「童話的世界」と解題して「悲劇の解読」に収録。
「政党政治、…」は『週刊プレーボーイ(1976年12月21/28日合併号)』。
「現代における政治過程…」は1968年10月の講演を『駒沢大学新聞(1971年10月15日号)』。
こちらは販売不能ですが、
○「銀座百点 627号(2007年2月号)」に、吉本氏の「銀座の思い出」が掲載されています。
3000字弱で渋谷陽一さん撮影のポートレートあり。
※入手方法は「銀座百点」のサイトにてどうぞ。
○昨年10月刊行の「思想とはなにか」の正誤表の続報です。
282頁「跋」の文中「今年の一月から六月にかけ」の「六月」は「四月」 の間違いのようです。
まだ版元から正式な連絡は来ておりませんが、確かな筋の情報によれば、
この対談は2006年の1月〜4月に計6回、各3時間、吉本さん宅にて行われたそうです。
○「思想のアンソロジー」の正誤表。
「藤田まこと」の項。藤田氏の色紙は、『週刊四国遍路の旅』のグラビアで判読できますが、それと2カ所
違いがあり、重版時に訂正されるようです。
×「耻ずかしながら」
○「恥ずかし乍ら」
※一般的には「恥ずかしながら」が妥当であろうと思いますが…。
○昨年10月刊行の「思想とはなにか」の正誤表が出版社から届きました。
かなり多量かつ重要な訂正につき、そのまま貼付しておきますからご利用ください。
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『思想とはなにか』正誤表 2007/02/08 春秋社作成
・192頁 前から3行目 (誤)「同姓愛」(正)「同性愛」
・201頁 後から2行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
後から1行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
・202頁 前から1行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
前から7行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
前から9行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
前から11行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
後から1行目 (誤)「自己批判」(正)「自己慰安」
・203頁 前から7行目 (誤)自分については自己批判が必要で
(正)「自己慰安」とおっしゃいましたが、自分については自己批判も必要で
・204頁 前から10行目 (誤)だからいまおっしゃった配慮とか自己批判と非常に関係がある。
(正)だからいまおっしゃった配慮とか自己慰安とともに、自己批判も非常に関係がある。
・247頁 前から6行目 (誤)「冨山房百花文庫」(正)「冨山房百科文庫」
※192〜204頁分は第3刷より訂正、247頁分は第4刷にて訂正
=============================================================================
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「吉本隆明全講演ライブ集:16巻(通巻18)『昭和の批評と詩』」
定価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
・内容(3講演/CD6枚/テキスト120頁)
小林秀雄と古典
小林秀雄を読む
中原中也・立原道造
※このシリーズに限り送料は無料サービスです。
本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「思想のアンソロジー」
四六判/273P 定価1900円+税 筑摩書房
(これ1冊の送料は160円)
・帯の文
書き下ろし
何を読みどこに執着しどう考えた。
膨大な書物とむきあい思索を重ねてきた思想家吉本隆明。
その思索の全体を、アンソロジーに仮託した戦後最大の思想家の集大成。
・内容
大江匡房『傀儡子記』『遊女記』
『おもろさうし』
片歌(『記』歌謡)
祝詞『六月晦大祓』『大殿祭』
千石イエス
藤田まこと
天草方言
藤原定家『毎月抄』
釈正徹『草根集』
世阿弥『風姿花伝』
『建武式目』
南方熊楠『トーテムと命名』
辻潤『浮浪漫語』
なかやまみき『おふでさき』〔ほか〕
※著者のあとがきによりますと、この本は「吉本の著書というより、吉本選および解説としたほうが
ふさわしいものだ」そうです。
上記の他、明恵、法然、親鸞、本居宣長、柳田国男、保田與重郎、小林秀雄、安藤昌益など全部
でおよそ70項目。古典については原文と口語訳と解説、近現代文には原文と解説というのが基本
的スタイルです。
なお「藤田まこと」は、書斎に貼ってある例の色紙(『週刊四国遍路の旅』に写真あり。詳しくはこの
メルマガの2006/04/21号参照)の「恥ずかしながら一生芸人です」です。藤田氏も聖徳太子や世阿
弥と同格に扱われて、驚かれるのではないでしょうか。
予定より早く本日入荷しました
○「真贋 Shingan」
四六判/上製/240頁 定価1600円+税 (※送料160円)
講談社インターナショナル
・帯の文
毒にも薬にもなるヒトの見方、モノの見方
常識的な「問い」と「答え」が氾濫する世の中に
真っ向から対峙する。
今、本当に考えるべきこととは何か。
現代を生き抜くための究極の視点
…まずはどうでもよさそうなことから考えてみる。そういった視点が必要なのではないか。
これまでとはちょっと違う部分を見る。そうしたことで少しは世の中の見方が変わっていく可能性が
あるかもしれない。(まえがきより)
※版元の編集者(辻本充子氏)によるインタビュー本です
本日入荷しました。ご予約者には本日発送しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集62:西行 僧形論・武門論」
全114頁 頒価1300円+税 (これ1冊の送料は80円)
・目次
西行
僧形論(1〜4)
武門論(1〜3)
生きていた西行
編集ノート
※「編集ノート」によれば、「僧形論・武門論」は「海」1976年5〜11月号が初出で、その後1987年に
「歌人論」を加えて「全集撰」に収録され(※絶版)、現在は講談社文芸文庫版になっています。
「生きていた西行」は「墨」第73号(1988年刊)が初出。
新刊のお知らせ
○「真贋 Shingan」
四六判/上製/240頁 定価1600円+税
1月下旬刊行予定 講談社インターナショナル
・宣伝文
毒にも薬にもなるヒトの見方、モノの見方
(まえがきより)
いま、世の中を見ていると、すべてが逆な方向に進んでいるような気になることがある。あまりにも常識的
な「問い」と「答え」にあふれ、実は本当に考えるべきことを考えずに、考えなくてもいいことを考えているの
ではないか。滑稽ですらある。まずは、どうでもよさそうなことから考えてみる。そういった視点が必要なの
ではないか。これまでとはちょっと違う部分を見る。そうしたことで少しは世の中の見方が変わっていく可能
性があるかもしれない。
・目次
1 善悪二元論の限界
2 批評眼について
3 本物と贋物
4 生き方は顔に出る
5 才能とコンプレックス
6 今の見方、未来の見方
※この本のための語りおろし(聞き書き)だそうです。
ご予約ください。
順調に行けば筑摩の新刊とほぼ同日頃入荷の見込みです。
まったく知りませんでしたが、食べ物雑誌で連載が始まってました。
2006年12月12日付にて、弓立社さんの情報として「『プレジデント』に3枚」というのをお知らせしましたが、
どうやらこれのことだったようです。
○「danchu(ダンチュウ)」@860円 プレジデント社
この雑誌の1月号から「おいしく愉しく食べてこそ」というコラムを連載されてます。
3段組1頁で、1月号は「正月仕度」、2月号は「味についてあれこれ」。
毎月5日頃発行の月刊誌ですが、巻頭コラムですから、少なくとも1年は続くのではないでしょうか?
うちの店にはどちらの号もまったく在庫ございません。
先月号も今月号も明日発注しますが入荷はちょっと先になるでしょう。
鹿島茂さんの「吉本隆明論」連載開始
○平凡社のPR誌「月刊百科 2007年1月号」に
鹿島茂「吉本隆明1968 [1] 吉本隆明はなぜ偉いのか?」が掲載されてます。2段組6頁。
団塊世代の「四〇年後の吉本隆明体験」の総括とのことです。
予定は書いてありませんが、順調に行けば少なくとも1年は続くのではないでしょうか。
申し訳ございませんが、当店に残部はございません。
いまなら大手書店でゲットできるかもしれませんが、平凡社にて直接年間購読されることをおすすめします。
1年分1050円です。お申し込みは「月刊百科」のサイトでどうぞ。
なおこの号には「追悼・白川静」として、石牟礼道子、石川九楊ほかの追悼文も掲載されています。
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