今日の雑感


文字どおり、思いついた・感じたことを書き留めただけです。毎日更新とは限りません。マニアックな話題の時はスミマセン。なお曜日はなぜかフィンランド語表示です。

2003.4.30(Ke)
・『クララは歩かなくてはならなかったのか』(明石書店)というタイトルによって初めて気づかされた、あまりにも無邪気な、そして美化された差別意識。
・明らかに、仕事を覚えない、覚えられない人というのはいるものだ。
・日本の社長の多くは「社長ごっこ」に陥っている、と(伊丹隆之)。至言。自分の立場が正しく把握できないという点では、平社員レベルでも同じことが起こりうる。

2003.4.29(Ti)
・なにコラ練習。音楽室よりも英語教室の方が響きがよい。
・ひさびさに飲み過ぎ。

2003.4.28(Ma)
・自殺未遂の大学生「あと40年間同じ生活が続くのに耐えられない」に対し、池田清彦氏「40年同じことが続く以上に何を望むのか」と。さらに言えば、「同じ生活」を続けるのは積極的であれ消極的であれ、自分の意志によるものである。変えていくのも自分の意志である。かくも依存的な考え方を持つ人々を生み出してしまった日本とは?
・ひさびさに男声カルテットでベースを歌うことに?
・月曜日夜の練習は、つらい。
・貴腐ワインを久々に賞味。美味。
・ワインにとってのチーズとは、抹茶にとっての菓子のようなものだ。ただし、食べる順序は違うようだが。

2003.4.27(Su)
・礼拝説教。新会堂では初めて。横に広いので視線の置き場所に困る。
・宇治教会オリジナルの交読文冊子の表紙を付け替え。
・新会堂で初めての夕拝。久々にオルガン伴奏を担当。
・夏に中高青年対象のキャンプを企画。実際は「お泊まり保育」に近いのかもしれないが。
・予定通りに進む人生などない。予定通りに進むほどつまらない人生もない。

2003.4.26(La)
・なにコラ練習。最近声の出し方が崩れているのか、すぐ疲れてくる。発声の見直しが必要。
・京橋から桜宮まで歩く。15分。桜宮駅周辺には店が少ない。
・「前川さんはベースで歌っている方が生き生きしてますね」との評。
・「前川さんの毒気を抜いたのがF君だ」自分でもそう思う。

2003.4.25(Pe)
・給料日。ささやかに酒を購入。
・給料日には、つい気が大きくなる。
・速く仕事を進めすぎると、暇になる。
・能力を正当に評価しない組織では、有能な人が残らないうえに、残っている人の能力が低下する。

2003.4.24(To)
・雨続き。
・英語は、発音だけを考えるなら世界でもっとも難しい言語の一つである。
・「WindowsXP」の次は、どんな名前になるのだろう。

2003.4.23(Ke)
・「家に帰ってもすることがない」と。うらやましい限り。こちらには、時間を分けてほしいほどしたいことが山積み。
・セキュリティの本質を考えていないセキュリティ対策は、セキュリティの穴となる。

2003.4.22(Ti)
・みずほ銀行京都中央支店改築完成。「見た目が同じならいい」という発想は我々のうちになかったか。建築とは、外と中とが一体となったものであるはず。我々人間もまた。
・短い文字で思いを伝えようとするメールは、和歌の精神と同じ(嶽本野ばら、朝日新聞夕刊)。慧眼。これから、人々の言葉はより濃いものになっていくだろうか?
・職場のポトスを株分け。最初は1鉢だけだったのに、株分けでずいぶん増えた。これで6鉢目。
・「羽生名人似のホスト」。意外にニッチのニーズをとらえるのか?
・Safariにいつのまにかタブ機能がついていた。これは便利。

2003.4.21(Ma)
・「肥大した未熟な自我を個性と勘違いする」(池田清彦、朝日新聞夕刊)
・長生きすることは幸せなのだろうか?この根本的な疑問を抱いた人はどれだけいるのだろうか。
・土曜日に出た求人広告に早くも郵送応募あり。速い!

2003.4.20(Su)
・イースター。また宇治教会創立53周年。
・謙遜は時に人をいらだたせる。
・新建材の床は、湿気を吸収しないのでべたべたになる。改めて木材の偉大さを認識。
・Nuntii Latiniはピッチアクセントを採用している。

2003.4.19(La)
・イースターの卵準備。今年は割れたものが少なかった。
・礼拝堂の家具も入る。ものが入ると狭く感じるのは、家と同じ。
・なにコラ合宿。一日目のみ参加。六甲山のYMCA。霧で大変。
・なにコラの音楽をするために、日本中から集まってくる。すごいことだ。

2003.4.18(Pe)
・ひさびさに京大の図書館へ。ひさびさすぎて、入館証も新しくなっていた。再申請が必要。
・インターネット・ラジオでは、これまで考えもしなかった放送を聞くことができる。ウガンダやハイチのラジオなども。
・今日はカプラができなくて残念。
・新しい鞄が到着。ル・タヌア。なかなか良い。

2003.4.17(To)
・洗足木曜日。祈祷会で、聖餐式を担当。ひさびさ。
・自分が練習をつけている様子を録音すると、無駄なところがよくわかる。
・学会の案内が届く。早く自分の発表もまとめなくては。
・うららかな春の日。夏日にもなった。
・話が上手なのはよいことだが、そのことにおぼれてはいけない。自戒。

2003.4.16(Ke)
・初めて「言葉あそび歌」に挑戦。短いものだが、工夫が必要。
・新しい鞄は結局ネットで注文。ル・タヌア。本社のHPで購入しようとしたらEU圏のみだった。
・ビールをまとめ買いすれば単価は安いが、家にあるとつい2本目に手が伸びる。結局は高くついていることになる。
・常に「一歩先」を見ること。自分に都合良く解釈しないこと。

2003.4.15(Ti)
・Safari Beta2発表。やっとHarbotが使えるようになる。
・ついにAtok15導入。快適。
・新しい鞄を捜索中。気に入ったものは、結局ちょっと無理してでも買うべきのようだ。
・ツボ療法の本を購入。研究してみる。

2003.4.14(Ma)
・「効率的な学び方」を学ばなかった人たちは、不幸だ。もっとも、それは学校で教わることは出来ないが。
・「学ぶことは主体的な行為である」ことが、日本ではいかに見失われていることか。
・ドイツより、依頼していた楽譜到着。
・返すだけのつもりで行った図書館で、もったいなくてまた借りてきてしまう。小市民。
・Macには、「半角カナ」という概念は基本的に存在しない。入力はできるとしても。
・ひさびさに短波ラジオを引っ張り出してくる。その昔は凝った。BCLも、インターネット放送の時代ではいまや死語に近い?

2003.4.13(Su)
・受難週。
・引き受けた仕事を不十分にしているのを、「他に誰もいなかったからしかたなくやっている」のは言い訳にならない。引き受けたのであればきっちりやらなければ。そうできないなら、断固として断るべきである。
・五条から御池まで、歩いて20分。
・MacOS10.2.5登場。相変わらずサイズが大きい。UnixであるOSXの宿命か。

2003.4.12(La)
・出かけるついでに、造幣局の通り抜け。今年は開花がやや遅いか。
・歩いて桜宮まで。わりと近い。大川沿いの桜並木が、散り際できれい。しかも人も少ない。こちらのほうがいいかも。
・「世の中に絶えてカメラのなかりせば春の心はのどけからまし」写真を撮らなくなって久しい。
・思い出は、美化されるからこそ思い出になりえるのではないか。「忘却の門をくぐれば 全てはみな美しい」(ゆきやなぎれい)
・桜宮アートホールで練習。悪くない。

2003.4.11(Pe)
・「山の学校」、ラテン語入門コース開始。
・ひさびさに猫と会話する。
・カプラ。面白い。初めてながら、難関作品に挑戦。
・NHK語学講座のテキストは、放送を聞かなくても役に立つ内容。

2003.4.10(To)
・シンガポール出張は、相手学会そのものが来年に延期となる。
・ふと、朔太郎が読みたくなる。
・日本の教育は、「表現すること」を養ってこなかった。やはり一定の訓練なしには、「表現すること」は難しい。表現の言語は、学ぶべきものである。
・「あはれ 花びらながれ」(三好達治)
・気が付くと、机の上には読むべき本が山積みに。

2003.4.9(Ke)
・時には、嘘をつかなければならないこともある。もちろん犯罪的なものではなく、相手のためを思って、という。
・コラムのネタが浮かばない。こういうときはあがいてもたいしたものが出来ないことが多いので、とにかく待つのみ。
・萩原英彦の曲をひさびさに取り上げる。やはり和声など自分の感性にぴったりくるものがある。いい。
・6月末にシンガポール出張。それまでにSARSが収まっていますように。

2003.4.8(Ti)
・雨で桜は散ってしまう。
・英語で1000時間マラソンというのがある。たとえば音楽などの他の芸術を理解する場合でもやはり1000時間くらいの経験が必要なのではないだろうか。芸術に王道なし。
・現場を考えない管理職ほど愚かな存在はない。

2003.4.7(Ma)
・「いったい、いつから、深く考えることを「暗い」という負のイメージのものとしてとらえるようになってしまったんだろう/格好悪いことの代名詞みたいに、なぜなってしまったんだろう」(岡田惠和、「図書」2002.3)
・桜が満開。桜を見られるのはあと何回だろう、とふと考える。Memento mori.
・「逢いたい人には、「逢いたい」と思っていれば、かならず逢えると思います。 「逢いたい」と思っていることを忘れさえしなければ・・。」(K) いつか、あなたともお逢いしたい。
・今週は新しいことが多く始まる週。「山の学校」も。
・「悔いのない人生を終える」ことなんて可能なのだろうか。あれもこれもしたいのだから、人生がいくらあっても足らない。むしろ「悔いの残る人生を終え」たい。

2003.4.6(Su)
・こう激務が続くと、さすがに眠い。
・初めて新しい礼拝堂での礼拝。まだところどころ工事中ではあるけれども。響きは悪くない。
・最近、意志が弱くていけない。気持ちを引き締めなくては!
・スパムメールが増えた。メールを敢えてためておいて、対策を検討。

2003.4.5(La)
・「知ることはこわいことだが、知ることは義務でもある」然り。
・夕日を背にした鴨川の桜を見ることは、この季節の楽しみの一つ。
・本当に感動した時、二種類の行動がある。一つはその感動を人にしゃべりまくるタイプ、もう一つはじっと黙して感動に沈潜するタイプ。映画に行く時などは、どちらのタイプの友人かよく考えた方がよい。
・朝から、演奏会向け翻訳の仕上げ。やっぱり時間がかかる。
・午後はぴえにの練習、夜はなにコラの練習。しんどい。でも飲んで帰る。バカ?
・ぴえにの演奏会は、9/15の線で検討中。

2003.4.4(Pe)
・高松訪問。一年振り。丸一日、雨。
・人生で初めて、高速路線バスを利用。ガラガラだったこともあり、特に大きな問題はなし。
・良き人たちとの会話は、もっとも良い癒しとなる。Kさん、Tさん、ありがとう。
・本場の讃岐うどん巡り。出汁が独特? 天麩羅がおいしい。もちろん麺も。
・「ホピ村」。貴重な存在。また来る価値十分にあり。
・帰りは電車。やはり時間的には遥かに速い。もっとも金額も倍くらいするが。
・帰ったら風邪はかなり良くなっていた。やはり人と会うことは、精神の活性化を通して、治癒の効果があるのかもしれない。

2003.4.3(To)
・まだ体調は十分に回復せず。
・同僚と飲み会。木屋町のLiving Bar。菊水や東華菜館を見下ろすロケーションは貴重。
・飲み放題が必ずしも得とは限らない。メンバーの顔ぶれや、飲み放題にリストされた飲み物など慎重な検討が必要。

2003.4.2(Ke)
・職場でみな風邪気味。学会疲れか。
・エストニア語の翻訳に詰まる。大学でもなかなか良い辞書を置いていない。
・"The whole world is watching us die and is doing nothing to help us."「世界中が、わたしたちが死ぬのを見つめているが、わたしたちを助けるために何もしていない」嗚呼、この私もまた。
・人は競争によって磨かれる。しかしまた、競争によって汚くもなる。
・人は弱い。弱いということは他人に知られたくないし、自分も知りたくない。しかし、自分が弱いということを知っている人は世界で一番強い人だ。そのことを知っている人は少ない。

2003.4.1(Ti)
・もう四月。早いものだ。鴨川の桜は今にも花開こうとしている。
・各種語学検定の資料収集。今年は一つくらい取りたい。
・「忘れた頃にメールします」(菜々)。難しいことだ。
・「忘れたいことがあり 忘れたくないことがあり」(工藤直子)。しかし悲しいかな、去るものは日々に疎し。
・時に、癒すべき者は癒される者になり、癒されるべき者は癒す者となる。
・全ての人にたいして優しくなることは可能なのだろうか。ある人への優しさが、他の人を傷つけることにはならないのだろうか。…わからない。
・人の生は、春の夜の夢の如し。いづくんぞ心騒がせん。


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