趣旨
大阪はいま、大阪まちぐるみ博物館、コミュニティ・ツーリズム、水都大阪など、新しい観光・交流の姿を模索している。
そこで、これらの動きに深く関わり、一方、2002年に書かれた『集客都市』では、時間、自然、消費、五感、恋愛行動、景観、ノスタルジーなど多彩で文化的な切り口で、それぞれの街の特性に「物語性」を付与することを説かれた橋爪氏に、これからの集客都市・大阪の展望を語っていただきました。
セミナー委員長 鳴海邦碩
橋爪紳也(はしづめしんや)氏
1960年大阪市生まれ。大阪府立大学特別教授。大阪府立大学観光産業戦略研究所長。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授。大阪府特別顧問。
京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。
イベント学会副会長、(社)日本ディスプレイ業団体連合会理事、近畿圏広域地方計画学識者会議委員、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、大阪府上海世界博覧会大阪出展プロデューサー、水都大阪2009プロデューサー、大阪商工会議所都市再生委員会副委員長、空間デザイン機構顧問他兼務。
『倶楽部と日本人』『大阪モダン』『集客都市』『飛行機と想像力』『あったかもしれない日本』『人生は博覧会』『日本の博覧会』『モダニズムのニッポン』『日本の遊園地』『にっぽん電化史』『ゆく都市 くる都市』ほか著書多数。ディスプレイデザイン研究大賞、エネルギーフォーラム賞優秀賞など受賞。