声を出すことに悩む人、音声言語医療に携わる人、医学を志すすべての人へ!「人が声を発すること」の摩訶不思議さについて、進化と病気という視点から解き明かし、病気を治すとはどういうことなのかを問いかける。(帯紹介文より)
声の病気の治療前と治療後の声の変化をCD‐ROMで紹介。
A5 上製 216頁
付録CD-ROM
表紙絵、本文イラスト / 北条みな子
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第1章 声の出るまでと声の出るしくみ
2.声の出るしくみ;
3.二つの世界―生理的過程と物理的過程
第2章 声の病気を治す
1.見ればわかる病気と見てもわからない
2.不思議な声の病気―けいれん性発声障害ほか
3.新しい手術法の生まれるまで
4.突然声が出なくなるー心因性失声症
5.声の高さを変える
6.声帯麻痺(半回神経麻痺)
7.開鼻声と閉鼻声
8.手術後の変化のルールー機会の修繕との差
9.声の病気は治らないが声は治る
10.手術の進歩とその選択
第3章 声と日常生活
1.自分の声について
2.いい声で歌うには
3.発音を習得するということ
4.歌の表現力
5.声紋、声帯模写、腹話術
6.声の老化の話
7.発声と健康ーこれからの課題
第4章 音の話―音響学の基礎
1.音の種類
2.音を分析する方法
3.人の声の特徴と周波数特性
4.音の強さ
5.音の高さ