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 TEMPS D'OR 誌 1992年6月号掲載記事

「言葉」には「言霊」が宿っている。

 長い、長い年月をかけて人と人、あるいは人々と人々との間で育まれるうちに、言葉は魂を持つにいたった。

鳥  例えば、「鳥」という言葉、そしてそれを表す「鳥」という文字には、確かに空を飛び囀る(さえずる)「鳥」としての魂が宿っているようだ。
そういう事実が園家文苑の「心書」を見ていると、いや読むと言った方が適切なのかも知れないが、誰しもが容易に感じとることができるだろう。

 「時代と共に物の形から離れていった現代の文字に、再び生命を与えようとイメージを膨らませ、心書として墨表現しております。
 文字の持つ心、書くものの心、見るものの心、又おかれる状況において様々な世界が広がればと思います。」

 心書というものとその心を、園家文苑はそう語る。

 彼女によって表現される書像の世界には、厳然とした作者の意識とは別に、見る者、読む者との間で、新たに生まれる言葉としての魂が行き交うことになる。

「言葉のさきはふ国」

 古から日本という国がそう呼ばれていたように、園家文苑の「心書」は見る者、読む者の視覚を通し、胸の内で、見事に「さきはふ」のである。

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