学芸出版社

 

2010年/学芸セミナー記録

イタリア世界遺産物語
〜人々が愛したスローなまちづくり〜

宗田好史 氏


本講演のテーマも含む、書き下ろし。2012年8月15日発売


趣旨

 イタリアでは農村を「景観」「観光」「農業」で再生する動きが本格化し、「スローフード」「アグリツーリズム」「文化的景観」の3側面が一つの大きな流れにまとまってきています。
 今回は、近々、執筆予定の『イタリアの村づくり〜アグリツーリズム・スローフード・文化的景観(仮題)』(その後『なぜイタリアの村は美しく元気なのか』として出版)から、その背景となっている時代の大きな変化の一つとして世界遺産をめぐる論争、文化的景観の誕生をまずお話し、次にこれら三つの動きをご紹介しました。
宗田好史


講演の記録

 2010年8月5日、50名以上の参加をいただき、パーティも楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 会場では、いくつも使えるネタがあったとの声もあり、関心の高さを実感できました。

三角印変化する世界遺産の考え方

三角印スローフード、アグリツーリズム、文化的景観の三位一体 三角印質疑応答 三角印参加者からの感想 三角印担当者の感想(ブログ)


宗田好史(むねたよしふみ)氏略歴

1956年浜松市生まれ。法政大学工学部建築学科、同大学院を経て、イタリア・ピサ大学・ローマ大学大学院にて都市・地域計画学を専攻、歴史都市再生政策の研究で工学博士(京都大学)。
国際連合地域開発センターを経て、1993年より京都府立大学准教授。国際記念物遺産会議理事、東京文化財研究所客員研究員などを歴任。

参考(宗田好史さんの本)

中心市街地の創造力〜暮らしの変化をとらえた再生への道
町家再生の論地〜創造的まちづくりへの方途
創造都市のための観光振興〜小さなビジネスを育てるまちづくり
賑わいを呼ぶイタリアのまちづくり』(品切れ)

日時/場所

  10年8月5日(木曜日)6時30分開場、6時45分から9時頃まで
  場所:京都学芸出版社3階会議室


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