第13回都市環境デザインフォーラム・関西
─ ユネスコ世界文化遺産・熊野街道で探る ─
歴史と向き合う街とは、癒しの風景とは
記録
2003. 10. 29/30
趣 旨
和歌山・奈良・三重の三県に位置する「紀伊 山地の霊場と参詣道」が2004年7月日本では12番目の世界文化遺産として登録されました。
今回のフォーラムでは、熊野三山に連なる街道と口熊野(くちくまの)である田辺とその近郊を訪ね、地元の人達と探り、歴史と向き合う街の活性化と再生、農村集落と街道における癒しの風景の再創出の可能性を展望しました。
フォーラム資料
プログラム
プレフォーラム*熊野古道で探る
フォーラム講演記録
挨拶
スペースビジョン研究所・JUDI関西ブロック幹事
宮前保子
歴史と向き合う街とは 癒しの風景とは
都市環境計画研究所・フォーラム委員長
長谷川弘直
熊野の魅力について
熊野歴史研究会事務局長
山本殖生
世界遺産の文化的背景
熊野三山について
熊野信仰とは何か
熊野参詣道(熊野古道)
那智参詣曼荼羅の物語世界
質疑応答
参詣曼荼羅を描いたのは誰か
絵解きのスタイルについて
どんなシチュエーションで絵解きは行われたか
曼荼羅図の図柄について
熊野曼荼羅の所在地
世界遺産指定が投げかける課題と熊野の現状
大阪大学教授・日本都市計画学会会長
鳴海邦碩
世界遺産の光と蔭
世界遺産指定は、観光開発の手段なのか
世界遺産とグローバリズム
熊野でどう考えるべきか
団体旅行者をどう受け入れるか
情報発信をどうするか
海岸保全
熊野の千年
参考:千年をめぐるコメント
熊野古道の千年を見せる
武庫川女子大学
角野幸博
大観光の流れと小さな地元
和歌山大学環境システム学科
神吉紀世子
フィールド、ワークショップからの提案(PDfファイル)
1 熊野の山々に抱かれた癒しの里 中辺路・牛馬童子〜近露
2 神々のランドスケープ 中辺路・高原
3 隠れた熊野古道 大辺路・富田坂
4 潮垢離の道 口熊野(田辺市)の海辺を歩く
5 熊野古道の集まるまち田辺 大和路と中辺路の分岐点
フォーラムによせて(PDFファイル)
1 文化的景観としての「紀伊山地の霊場と参詣道」の持続的発展のために
神吉紀世子
2 地元から
野田眞一郎/那須久男/寺岡正和
3 デグ都市デザイン研究会から
河在 明
主 催:都市環境デザイン会議関西ブロック
後 援 (社)土木学会、(社)日本建築学会(予定)、
(社)日本都市計画学会 関西支部、
(社)日本造園学会、田辺市、中辺路町、
白浜町、世界遺産登録推進三県協議会
●協 賛 :(株)INAX、(株)因幡電機製作所、
金門電気(株)大阪支店、神戸ペイント(株)、
(株)コトブキ大阪支店、
(株)住軽日軽エンジニアリング、
積水樹脂(株)、大日コンクリート(株)、
太平洋プレコン工業(株)、日本興業(株)、
松下電工(株)、ヨシモトポール(株)
●協 力 :和歌山大学 濱田研究室、神吉研究室、
本多研究室
●特別参加:大邱都市環境デザイン会議(DUDI)
都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai
JUDI関西ホームページへ
学芸ホームページへ
貴方は
人目(2005.1〜)の訪問者です。