酒株制度の資料以前より、初代 鮒屋四郎兵衛は観月橋付近にて「鮒屋」という船宿を営み、お客様に出す酒をつくっていたと言われる。
これ以前の文献は残っていないため、この年を創業とした。
当時の伏見には83もの酒蔵が存在していたが、現在まで残っているのは弊社を含め2社のみである。
伏見酒造組合誌より引用。ここに写っているのが当時使われていた酒造株の株札である。
画像の株札は「天明6年丙午(ひのえうま)(1786年)、株高240石 鮒屋三右衛門」と書いてあるのが分かる。
江戸時代の酒造りの様子を描かれたであろう絵画。当時の雰囲気を窺い知ることができる。
現在は乾蔵に飾られている。