春日井道彦さんには99年11月に「ドイツのまちづくり―IBAエムシャーパーク事業ついて」というテーマで講演していただきました。その際には、Bプランを中心とした都市計画と言った旧来のイメージとは違った多様なあり方を示してくださいました。
今回のセミナーでは、中心市街地活性化について取り上げていただきました。ドイツでも郊外への大型店の出店が進んでいると聞きますが、実際に訪れてみると地方の小都市でも美しく活気ある姿であり、驚かされます。どのような工夫、努力がなされているのかを詳しくお話いただきました。
セミナー委員長 鳴海邦碩
|
A5L判・192ページ・定価2300円+税
|
■春日井道彦(かすがい みちひこ)氏 略歴
1936年愛知県一宮市生まれ。
1964年渡独。ベルリン工科大学建築学科卒業後、日独の都市計画事務所に勤務。
1973年よりダルムシュタット工科大学都市計画研究職員。
1985年工学博士。博士論文「都市計画手法としての時間の要素」でドイツ市長連盟1985年度「自治体学術賞、都市計画部門」受賞。
1989年フランクフルトに春日井建築都市計画設計事務所を設立、今日にいたる。
主な著書に「人と街を大切にするドイツのまちづくり」(1999年、学芸出版社)。
- 日 時:2001年4月3日
- 場 所:難波市民学習センター