趣旨
大阪ミナミの中心道頓堀川が、水都再生の一環として、事業が進められ、戎橋−太左衛門間には、今年の11月に、水辺の遊歩道が完成する予定です。その沿川の一方を占める場所に大阪の一つの歴史を彩ってきている宗右衛門町があります。この宗右衛門町は、3年ほど前から劇的な衰退を遂げており、水辺の遊歩道完成にもかかわらず更なる衰退が懸念されています。
このようなおり、従来から地元のまちづくりを行ってきた宗右衛門町商店街の人々が、これからのまちのあるべき姿を探り、緩やかなルールづくりやガイドライン作成への取り組みなど新たなまちづくりへと展開していこうとしています。宗右衛門町の歴史と共に地域自らが起こそうとしているまちづくりのスタートラインにあたり、専門家と、地元の声との議論を深めました。
横山あおい
■プログラム
宗右衛門町 現状の課題報告
- 遊歩道完成で予想されるこの界隈の問題について 横山あおい(エイライン)
- 昔日の栄光、変わりゆく宗右衛門町 宗右衛門町商店会会長 岡本敏嗣(株式会社福壽堂秀信)
- 宗右衛門町は風俗店と共存する町 宗右衛門町商店会元会長 江崎政雄(株式会社食道園)
- もう一度、老若男女が楽しめる街へ おかみさんの会 西村冨子(株式会社大黒屋本店ビル)
- 遊歩道が新たな繁栄のタネになるように 宗右衛門町商店会副会長 池田博紀(田舎そば)
- 宗右衛門町のコンセプト作りの難しさ 宗右衛門町商店会事務局 高見幸寿(株式会社ソウルダム)
JUDIメンバーが見た宗右衛門町
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