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平成12年1月

 



秋冷の頃

めぐり巡りの何回目かの本格的な秋になった。

少し蒸し暑いと思っていた日の次の日に急に涼しくなると
秋冷えになった事が実感する

そんな日の翌日には何人かの風邪の患者さんが来院される。

少し暑いか,暖かい日と涼しい日が交互
来る今日この頃だ。丁度良い季節なのだが,寒く感ずるのは

暑いい日の翌日の涼しくなった日を寒く感ずるのであって,一種の錯覚を起こしている。

自然には眼が行かず,肌で季節を感じているようだ。

和歌とか俳句などに親しんでおられる人達は自然の変化に,殊さらに敏感のように思える。

同じ二つの眼を持ちながら,こんなにも自然を見る目が違ってくるものかと,嘆きたくなる。

自然そのものは少しも変わっていないが,みる眼によって自然は違っている。

暑さ 暖かさ 涼しさ 寒さも言葉は一つだが,感ずる人によって異なっているのではないかと思う。

それを感じとるのはその人だけ事で,他の人にそれを正しく伝える手段は無い。

強いて言うならば言葉だが,内容はいたって不正確である。

同じ温度に対しても暑いと言う人もあれば,暖かく感ずる人涼しいと言う人もあるのではないだろうか。

自然は一つで同じだが,各人各様体験する自然は一人一人異なっているようだ。



自然の流れにはかなわない


 努力はするが,でも幾ら努力しても自然にはかなわない。

自然という流れは人間の小さな策略,努力に対して怒涛のごとく飲み込んでいってしまう。

人類が自然を征服するなんて言うのは無謀なことであり,有り得ないと思う。

科学は進み,人間の努力・知恵によって目を見張るがごとく,新しいことが発明.発見されてはいるが,

それでもどうしても超えることが出来ないことが沢山に有る。

自然征服の無謀さに早く気がつき,如何に平和に人間の限界を知って,自然と人間同士が仲良く暮らして行くか

その方策を自然との調和の中で見出して行くことが肝心かと思う。



言葉


日本語という言葉は曖昧さがあって,正確に表現し難いところがある。

長年続いてきた
文化の結果であつて,イエスかノーかはっきりとした欧米の

言葉よりは劣っているとは思わないし,思いたくもない。

言葉も一長一短で 何が幸せかと言った考えと大いに関係してくるの事ではないかと思う。

以前書いたと思うが,日本人の草食人類と欧米人の肉食文化人とは異なる。

敗戦後の日本に,欧米文化が最高の文化の如くに急速に輸入されて来た。

欧米人にとっては欧米の文化が最高だが,日本人にとって伝統ある日本文化が最高

だと考え.る。各国の人達にとっても自国の文化について同じことが言えるのであって,

言葉も然り日本語が決して劣った言葉とは思えない。

故に英文で書くことが文化度の高い人とは考えない。欧米崇拝の思想はどの分野においても顕著である。

日本人に伝えるのにわざわざ英語を使うこともない。英語圏の人には英語で,スペイン語圏の人にはスペイン語と

各語圏については各それぞれの言語を使うのが常識と考える。

でも残念ながらインターネットについては英語が威張ってはいる。

何が一番最高の価値有るものとは誰にも断言することはできないのではないだろうか。


介護保険(2)


介護保険制度が揺れている。

保険料をこの半年間は1号被保険者
からはとらないとか,半額にするとかの話が

新聞に載っている。又家族介護に対しても保険料を支払うような記事もみかける。

どうもおかしい。

確か中曽根内閣の時に消費税反対の声が高まってきて,中曽根総理大臣は消費税は反対で

選挙に勝ったその途端に,消費税導入したことがあった。消費税の良し悪しは別にして選挙民に

対して,嘘を言ったり,判らなくしたりするのは良くない。

選挙民を愚弄した話で,主権在民の民主主義の根幹に触れる問題である。

まやかしでなく,真剣に国民のことを考え政治をしてもらいたいものである。

介護保険制度自体は立派な制度だと考えています。

だが何か色んな所で迷走し出して来ているように思えて仕方がない。


インターネットホームページ


本屋
で本を探していると,日本の10万件のホームページアドレスが載せている本が売っていた。

殆どが公的な機関とか,会社などで個人はほんのわずかしか載せていない。

個人を入れると何十万から何百万のホームページが日本に有ることになる。

世界中となると何千万とか 何億になるのではないだろうか。

今,急速度にホームページは増えつづけている。その中で全く知らない人達に見てもらうことは

余程の偶然性がない限り読んでもらえない。

むしろ身近な人達に読んでもらう事の方が多いのではないかと思う。

それも,今の時点では極めて少ないのではないか。

時代とともにテレビが各家庭に普及してきたように,これからはインターネットも急速に

各家庭に普及するのではないかと思う。

ホームページがその時には読んでもらえる確率がぐーんと増える。

現在,どれだけの人に読んでもらえるのか否か判らない。

そのようなホームページをインターネット上に掲載していることになる。

でも今までは本とか雑誌などに書く以外仕方なかった事が,簡単にインターネットで発表できる時代になり

本当に有り難い世の中になった。

インターネットホームぺージが普及すればするほど,健全な社会さらには平和な世界になるのではないかと

予想している。

例え我々が本とか雑誌に書いて発表したとしても,わずか特定の人達にしか読んでももらえない。

でもインターネットの場合,不特定多数の人達に読んでもらえる可能性・確率が非常に高い。

インターネットに接続している人ならば誰でも気楽に読める。時代はインタ-ネットの時代に変わりつつある。

発表するのに費用なんか,殆どかからないに等しい。誰もが思ったことが素直に書けて

読んだ人が成る程そうなのかと思える事が多くなればなる程,健全で争のない平和な社会が

実現して行くのではないかと思う。庶民が気楽に意見を発表するのに

インターネットホームページよりおいて簡便なものは他にない。使わないという手はなかろう。


世界を,世の中を良くするためにも,皆がドンドンとホームぺジに意見を出し合うことである



地方色,校風,家風

各家庭には家風といったものが有る。学校にも校風があり,各地にはその地方独特の風情が有る。

良きにしろ悪しきにしろその特色は連綿として存在する。

そういった特色はいつまでも失われずに続いていって欲しいものである。

特にその長所は是非次代にも失われずに受け継いでいって欲しいものです。


矛盾

今の資本主義社会で矛盾だと感ずることは,お金持ちには金利を安くで銀行はお金を貸すが,

お金がない人はサラ金(商工ローン)でお金を借りなければならず,高い金利を払わなければならない。

それによってお金のない人は益々にお金が失くなり,お金持ちの人は安い金利で商売をし

益々金持ちに成って行く何か矛盾を感ずるのですが。矛盾と感し゜てても誰もがその矛盾を改善しようと

しない,それはさらなる矛盾で有る。


情報社会


情報伝達の低かった昔と比べて瞬時に世界のことがわかるようになった今の時代と比較し,

どちらが幸せかと言うことになると,現在の方が幸せだと言いきれない。

お太陽(てんとう)さんが上がれば働き,お太陽(てんとう)さんが沈めば家に帰り寝る。

そういった生活も決して悪くないと思う。

世界の情勢なんか知らずして向こう三軒両隣の人達と仲良く助け合いながら暮らした昔の生活も

決して悪いとは思わない。



欲無ければ一切足る  求むることあれば 万事窮す     
                                  良寛

朝日新聞の折々の歌に載っていました。自分の誡めのためにも転載しました。


インタネット上の怪奇!


インターネット上の他人の場所を借りてホームページを載せてていることになっている。

プロバイダーがそんな悪いことをするとは思わないが,でもマピオンの地図が漫画に変わっているので

漫画を削除してやっとのことで,新しいマップに入れ替えた。

翌日見てみると,再び以前のマピオンの漫画のままに,変わっていた。

こんな事は有り得るのだろうか 時々インタネット上及びE-メールの送受信他のプロバイダ−でも !

の際に理解できない変った事が起きたことがある。深い知識がないから自分のミスと考えていたが

どうしてもミスだけでは理解できないことが起きている。

プロバイダーが,沢山あるホームページ.メールの中でのわざわざそんな馬鹿なことをするとは思えないが。

でも起きるのは何故だろうか。

いくら試みても http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mekata-h/kankou1.htmlがどのようにしても直らない。

どうしてだろう......でもこの記事を書いて仕方ないからそのまま放置,翌日見てみたら直っていました。

これも判らない。インターネットってどのようになっているのだろう。複雑怪奇でどうも判らない。

判らないことには対策の立てようがなく,自然に任す以外仕方ない。

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