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12月
平成12年1月
春らしく
三月に入るとインフルエンザも少なくなり,春らしさが一段と感じるようになってきた。極端に寒くなる日もなくなり,
一歩一歩春に近ずいてきている事は実感できる。
其れと同じくして今年は地方統一選挙がある年なのか,宣伝カーが街頭に繰り出し日ごと其の数が増えてきているように思う。
一雨降るごとに暖かさを感じる気配である。春は新生を感じて,此れから始まる若い生きぶき,新鮮さを感ずる季節でもあります。
東大寺の二月堂のお水取りも直ぐにも始まって,本当の春がやってくる,待ちどうしい。
それと同時に今年は日増しに選挙の宣伝カーが増えてきているようだ,
国会議員の選挙の時には選挙期間に入った途端,走る宣伝カーが少なくなり選挙はもう終わったのかと感じたことがあった。
ふと政治と選挙は別の次元で行われているのかと思えてならない事がある。悲しい現象です。
税金の申告
三月は税金の申告の季節である。申告の期限は2月15日から始まっていますが,毎年2月中に申告したことはない。
源泉徴収されているから,先に税金を納めていることになっている。でも申告は毎年しなければならない。
自分の収める税金が何処に使われていっているのかは判らない。
政治を担当している方達,政治家がちゃんとした事に使ってもらっていると信じながら収めている。
納税者がこの自分が納めた税金は是非こんな所に使ってこんなところには使って欲しくないと言う事が
出きればば良いのにと思うが。
為政者は自分の特権のように税金を使っているように思えてならない。
納税者は是非有意義な事に使っていただくようにお願いするだけである。
税金は是非是非大切に使って欲しいものと切に願いたいものです。
春雨に濡れての鳩
朝起きて雨戸を開けた途端,目の前の電線に二羽の鳩が並んで止まっているのが目にとまった。
まだ肌寒くしとしとと降る雨に濡れながら互いに身体を温めているようにも見えた。
時々に向き合って首を振っている仕草が,あたかも会話を交わしているように見える。
人間に理解出来ない世界が有って,鳥でも魚でも互いに会話を交わしているのでは
ないかと感ずることがある。会話は動物の世界にもあるのではないかと思う事が有る。
動物の世界に言葉がないと思うのは人間の傲慢さで,それが人間には判らない,理解する事が出来ないだけの事
と思ったりもする。そんな馬鹿な事が有る筈がないと考えているのは人間だけのことで,
可能性は充分有ると思う。絶対ないとは言い切れない。
法冶国家日本
日本は昔から良く整った規律正しい法冶国家であることは誰もが認めるところである。道路交通法も規則正しく守られている。
だが厳密な目で見てみると決して守られているとは思えない事が有る。
速度違反に関しては100%といってよいほど守られていない。速度違反が10KM-20KMオーバはざらで,
さらに30KMオーバするのも見かける。
最高速度50KM/h制限の個所を50KMで走ると危なくて仕方ない事がある。
制限速度で走っていると後続車が次から次へと抜かして行く。
時によると其れがトラックなどの場合に余計に危なく感じることもある,でも法冶国家日本だから規則を曲げる事は出来ない。
制限速度違反すると行政処分により罰金刑,刑事処分で道路交通法の履修を強いられる。
人身事故を起こせば民事事件にもなる。
違反につかまるのは運が悪いとも思えるが、極力,否絶対に法律には皆が守るように努力するすべきである。
道路法講習を受ける事によって,毎年交通事故による死者が増えて来ているのは,
年々法律を守らない人達が大勢いるからであって,
全員が守るようになれば,其れが減少に転ずるに違いないと思います。 講習を受ける事により その意味が良く理解できました。
医学会総会(1)
今回の医学会総会は今までの総会と少し様子が違っている。事前にあまり我々開業医に対しての
宣伝がなされていなかったように感じました。
今までの総会では刻々と準備の状況などが知らされて,次第に総会への気運を盛り上げる努力がなされていたようだったが
今回は其れがなかったように思えました。
我々開業医が一番市民に接する機会が多く,市民のための医学会総会を掲げるなら,もっともっと開業医向けの努力が
有っても良かったのではないかと感じました。
開催期間の設定は,開業医の事はあまり考慮されていないように感じました。でも仕方ない事だったかもしれませんが。
時代と共に総会自体があまり重要でなくなって来て,それが時の流れだというならば其れまでですが,
もっと開業医を意識しての総会で有って欲しかったと思います。
開業医は先端の技術・知識に飢え,且つそれらから遠いところにいる存在に有ります。
もっと,市民を対象にするならば,開業医・中小病院を意識して企画宣伝をしてほしかったものです。
開業医が一番絶対数から言うならば市民と密接に接する機会が多い立場にあります。
又日本医師会,それに地区医師会もあまり重要視されておられなかったようにもみえました。
逆に医師会側の方が重視してなかったのかもしれませんが。
市民への直接の働きかけだけでは,市民は消化不良を起こし,戸惑うだけではなかったでしょうか。
やはりもっと開業医を意識して頂き,開業医を通じて市民へのアプローチが一番自然であったように考えます。
展示は医療従事者向けと,市民向けに判りやすくするものと, そして両者共に一緒に見られるものに
別けて頂ければ有り難かったと考えます。
その他、もつと他にマスコミを通じての市民へのアプローチの仕方もありますが。
今まで連綿として続いて来た医学会総会のやり方の方が妥当だったように思われて仕方がないです。
色々と苦労され準備された先生方たちには失礼な話で申し訳ないことかもしれませんが,
以上の事は自分だけの考えであり,感じ方だったのかもしれません。 でも次回の総会の参考になればと。
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