趣旨
2008年の最初は、永年、都市デザインの実践と研究に携わられた丸茂弘幸先生をお迎えしました。
成熟の時代を迎え、既成市街地に取り組むいま、理想像を描き、それに向かって進む都市デザインの考え方は全く通用しないものとなっております。それゆえ、「たとえどんなに醜く見えるまちであろうと、『現にあるまち』から出発せよ」という丸茂先生の主張は、なおなにかしらの理想像に囚われた我々にとって、衝撃的なものでした。
たっぷり時間をとって論じていただきましたので、是非、記録をお読みください。
JUDIブロック幹事 千葉桂司
■日時/場所
2008年1月26日(土)午後2時45分より受けつけ
3時〜5時
場所:大阪倶楽部
都市空間の回復―思考の軌跡と展望
--関西大学教授 丸茂弘幸
質疑応答(本日の感想)