都市環境デザイン会議関西ブロック

 

2012年度第9回都市環境デザインセミナー記録

まちづくりの「まち医者」

これからの専門家像を探る

泉 英明

11.29/大阪

高井田地域住工共生まちづくり(会議風景) 高松4町パティオ 北浜テラス

趣旨

 泉英明さんは住工混在地域である東大阪市高井田地域の再生に取り組み、産業政策や企業努力任せにせず、都市計画もツールとして積極的に活用して成果をあげ、第2回楠本洋二賞最優秀賞を受賞されました。また一方では、大阪を元気にするために「ご来光カフェ」「大阪水辺バル」などを市民として仕掛けられ、市民や企業がまちを使いこなし新たなつながりを生むお祭り「水都大阪フェス」にディレクターとして関わっておられます。また一方「OSAKA旅めがね」では質の高いまち歩きをビジネスとして提供しようと取り組んでおられます。
 その信条は「まちづくりの「まち医者」になりたい」。
 専門医ではなく、まちの様々な健康問題に対応し、普段から継続的に話をして治療のみでなく予防やリハビリも手がけ、必要な専門性を判断し最先端医療との橋渡しを行うような存在が理想だと言われます。
 全体の関係性の中で地域が自らの力で元気になるプロセスにどう関われるのか。泉さんの八面六臂の活動をお聞きし、これからの専門家像を探ります。
 前田裕資

日時・場所

・2012年11月29日(木)
・6時15分開場  6時30分開演  8時30分頃まで
 キャンパスポート大阪会議室

セミナー記録


泉さんが「第11章 壁を乗り越える ──リバーカフェプロジェクトを通じて」を執筆
 

泉さんが「3-3 モノづくりのまちを次世代へ継承する 操業環境を保全し住工共生する、東大阪市高井田地域」を執筆
三角印まちづくりの「まち医者」〜これからの専門家像を探る 有限会社ハートビートプラン代表 泉 英明 三角印質疑応答

泉英明氏 略歴

1971 年東京生まれ。泣nートビートプラン代表。NPO 法人もうひとつの旅クラブ理事。OSAKA旅めがねボードメンバー。北浜水辺協議会理事。水都大阪フェス2011&2012ディレクター。
大阪大学工学部環境工学課卒業後、滑ツ境整備センターを経て、2004 年より現職。行ってみたい、働いてみたい、住んでみたいまちをめざし、多様な地域主体とビジョンづくり・実践を進めている。
著書に『都市の魅力アップ』『住民主体の都市計画』(共著、学芸出版社)

主  催

  都市環境デザイン会議関西ブロック

参 加 費

都市環境デザイン会議会員500円/会員外1000円/学生500円
定員50名/申し込み先着順
終了後懇親会準備中・当日実費精算


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