ガレキに花を
咲かせましょう

　全く手探りの状態で始めた「ガレキに花を咲かせましょう」。瓦礫から家々の再建過程の第一歩として、荒れ地を花畑にしました。そこに咲く小さな花から与えられたのは、大きな希望でした。たくさんの人との出会いや別れ、市民まちづくりの原点とも言える“想い”がこの１冊に込められています。カラーフォトストーリーを含む多彩な写真とともに綴った、花咲か婆さんの活動の全軌跡です。

目　　次

１ はじめに
２ 最初の呼びかけ文
３ ほんとうの花咲か爺さんはだれだったのでしょう
４ 第１回と第２回の種蒔き
５ 芽が出た、花が咲いた
６ 世界の和田誠さんへの厚かましいお願い
７ 沖縄の緋寒桜／角田ナーセリーネットワークへの感謝
８ はるかちゃんのひまわり／岡本交友会との出会い
９ １９９９年、夏
１０ ちょっと、マスコミのこと
１１ 私達を助けてくれた、書き尽くせぬ心に残っていること

• 出石町から長いことお借りしたテントのこと
• 我が社とお隣の嘉村さんとの境目の生垣のこと
• 壊れた家を解体せずに直せないかとはるばる来てくださった三春の大工さん達のこと
• 青池憲司さんが撮り続けておられる野田北部のビデオ映画のこと
• 震災後の神戸に修学旅行に来てくださいと『論壇』に書き、
  本当に震災見学修学旅行が今も続いていること
• 仮設住宅での星空映画会のこと

カラーフォトストーリー ホームページには掲載しておりませんので、 ブックレットでご覧下さい

・著者紹介