(左)ツブノセミタケ、(右)アリヤドリタンポタケ? |
5月5日(水)
K寺へ。コガネムシハナヤスリタケの坪を調べるがまだ新しいのは出ていない。 近くに結実しているツブノセミタケがあったので撮影。以前ツブノセミタケと思って掘ったらキマワリ幼虫が出て来たことがあったので、寄主を確かめるために掘ろうとしてすぐそばにあった黒っぽい木の根のようなものから掘ってみると、寄主らしきものがついていた。干涸びたコガネムシハナヤスリタケだろうと思ったが持ち帰ることにする。 続けてツブノセミタケを掘って行くが、少し掘る度に木の根が出てきてなかなか進まない。しかも長い。掘っても掘っても寄主が出て来ない。やっとのことで掘り出して後で計ってみると30cmあった。 帰ってから先ほどの黒っぽい木の根のような虫草(写真にも写っていた。)を洗ってみると寄主はなんとアリだった。寄主が茶色っぽい菌糸で覆われていることと、柄に短毛が生えていることから未熟なアリヤドリタンポタケと判断した。初めて見る種類だ。
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