~音声外科~ 痙攣性発声障害、声帯麻痺、声帯萎縮、声の高さを変える手術など。 
概略・Q&A・写真症例

音声症例・声帯萎縮

声帯萎縮の症状

声帯が萎縮すると声帯は弓状になり、声を出そうと声門を閉じても隙間が出来、声は掠れ、小さく弱々しい声になります。

原因は色々ですが、例えば年齢的な萎縮(特に老人男性)、長い間の声の使い過ぎ、声帯を動かす神経の麻痺、声帯のくり返す炎症、怪我、生まれつき等です。

”声帯が年齢的に一旦萎縮してしまうともう戻らない、従って適当な治療がなく諦めるしか仕様がない”。

これは大変な誤解です。 萎縮は治らないが、手術で外から声帯を厚くする事で声は良くなります

年齢的萎縮は治し易いですが、けがの後できた瘢痕がある場合には治しにくくなります。

声が弱々しいと、気力も失われ、生き甲斐も無くなってしまいます。

簡単な手術で声帯の厚みを回復させ、心身共に若返らせましょう。

手術は局所麻酔で行い、声を出しながら良い声が出るまで調節します。
手術時間1時間程度。保険適用。

 

 

音声症例

症例1 声が詰まる例 (28歳・女性)

半年前より声が詰まり、特に電話で思うように話が出来ず、当院を受診。

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