日本刺繍 森繍

伝統工芸刺繍作家
日本工芸会正会員 森康次 公式ホームページ

日誌という名の記録

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「色彩構成と紋様について」
授業内容(2013年9月 全4回)

9月3日(火)

1時限~5時限
自己紹介 この授業の概略と進行の説明
[講義]構図とは/色彩の基礎理論

9月10日(火)

1時限~5時限
[実技]チップを使った色彩構成

9月17日(火)

1時限~5時限
[講義]紋様について

9月24日(火)

1時限~5時限
[実技]コンパスと定規を使って紋様を描く/色鉛筆による着色

9月3日火曜日 曇り

9月に入り秋の気配も濃くなり過ごしやすくはなったが
連日の異常気象で重くのしかかるような雨雲。
早起きが響いてちょっと、「ぼ~~っと」。
今日から「色彩構成、色と形について」 昨年から始まったこの講義
「色と形」と言う身近なことだが、言葉にして伝えようとすると
これがなかなか「難しい・・・」
実技は「四角形」を使った平面構成と
「三角形」を使った平面構成。

いつも思うのだが、「可能性は無限」
同じテーマで作図しても重なることはない。







9月10日火曜日 晴れ

今日はいいお天気でした。
本当にいいお天気でもうちょっと気温が低ければ最高だったのです。
色の授業2日目 色彩構成
円や曲線を使った構成
一人風邪でお休み。
そんな訳で4人。
ゆったりと時間が流れる教室で「風立ちぬ」を見に行ったとか
主人公が誠実で優しくって・・・とか。
今年の年末に封切られる「永遠の0」、原作を読んが学生がいて
私も読んでいて、「風立ちぬ」も「0戦」がモチーフで
是非見に行って欲しいものだとそんな話もしながらの色の授業でした。

9月17日火曜日 秋晴れ

台風18号は大きな爪痕を残していった。
そして、今日は台風一過、最高の晴天。
青空が一段と美しかった。 もう秋かもしれない。

「色」については前回で終了、本日からは「形」について。
その前に「絵模様」と「紋様」について
「遠近法」について、
あーでもないこーでもないと講義
そして紋様の実習に入る。
そしてできたデザインが下記の5点。
個性的でなかなかのものです。



9月24日火曜日 快晴

今日もいいお天気だった。
というより暑さが戻ってきたようないいお天気。
「色と形」の授業も今日が最終日。
回を重ねるたびに上手くなって、どんな光を放つのか、この子達は「まさに原石」
4日間を振り返っても、実に愉快な授業だった。
学生たちは初めてのことばかりできっと不安で戸惑いながらの作図だったと思うが
そんなことは何処で何をしていても付いてくるもので、いつものことながら
半ば強引に進めてきた。
そして やればできる、なんとかなる。
そんなことを体験できればこの授業も大成功。
その証が下記の作品群。
生まれたてのデザインでこの子達が作り出したホヤホヤ。
世界で唯一つ。  どや~~~!!