2009年4月から奈良の「大原和服専門学園」
で「日本刺繍ときものデザイン」の講義、実習を受け持っていましたが
2013年12月の刺繍の実技をもちまして終了いたしました。
それは
「伝統文化コース」が新設されて、染 織 刺繍 デザイン など幅広く要望に応えるための
新設でした。
月日の移りは早いものです。
5年になります。
伝統文化コースで学んだ学生は32名
このコース最後の「4期生」は来年桜の花とともに卒業していきます。
1期生から3期生まで29名は
加工 流通 販売 など思い思いの現場で活躍しています。
思い起こせば20歳前後の学生と有意義な時間を共有しました。
授業の準備に戸惑い、学生の進化に確信を持ちながらの5年間でした。
「全国キモノデザインコンクール」には13回から17回まで5年間出品し
いくつもの賞をいただきました。
学生の努力はすさまじいものでした。
楽しい思い出ばかりです。
2013年12月20日 森 康次