ようこそお越し頂きました。
ありがとうございます。
このページの 更新が2年半もできなくて
時の移りが早くて、
そのスピードに付いて行けなくなったのでしょうか。
8月に入って夏「真っ盛り」 この暑さも覚悟の上とは言え 応えます。
日本工芸会の正会員 に 認定されたのが 平成元年 で、
「日本伝統工芸展」への初出品、初入選が昭和60年で
私が39歳の時ですから
もう32年も 日本工芸会 に在籍していることになります。
メンバーも大きく様変わりしました。
入会当時にお世話になった先生方も居られなくなって・・・・
染織部会の幹事 研究会の役員 支部の会報委員 と
走り回っていたころが 懐かしく思い出されるのです。
案外楽しく ワイワイやっていたのですが ・・・・・
一時 体調を壊して 人の集まり に出られなくなって
言ってみれば「登校拒否」のようになりまして・・・・
ちょっと病院にも通いまして ですから
支部運営のお手伝いもお断りしなくてはならなくなって
公募展も出品を見合わせざるを得なくなって
仲良くしていただいていた皆さんにも 話すに話せなくて
大きな不義理をしてしまいました。
そして 10数年ほどの時間が流れました。
トラウマのようなものはいまだに残りまして まだまだ 人の集まり には出かけられませんが
お陰様で何とか回復しまして元気になりました。
5年ほど前から 1年に1作だけ その年の自分への課題として
作りたいものを 作って 出品しています。
今年も お陰様で 公募展への出品作 を何とか完成さして
千葉の搬入先へ発送準備を済ませることが出きました。
この仕事に携わって55年を越えました。
まだ しぶとく「日本刺繍」をして「着物業界」で弟子の「佐藤未知」と生きています。
ここまでくると 色々なものがよく見えるようになって
「違う違う 刺繍はこんなものではない 刺繍はもっと面白いものだ」と
そんな思いで デザインや色の出方を思いあぐねているのです。
もう少しやりたいことをやりますか。
平成28年 8月 1日 気温35℃
2014年も今日は15日 小正月です。
小餅をついて小さなお正月を喜んだものです。
あいにくと今年は寒いです。
お陰様で3月の催事 秋の個展と今年は何かと忙しそうです。
昨年和裁学園の非常勤講師の仕事が終了しました。
自宅で開設していました「刺繍教室」も一部残して閉鎖しました。
余裕のできた時間を作品つくりに使おうと思っています。
一年に1点「大仕事」になりますが、時間をかけてやりたいことをやってみようと言う
思いをさらに強くしています。
時の移りが早くて、何事も時間がかかるようになって、
ちょっとモタモタするようになって、
時間の使い方が気になるようになりました。
小正月のお飾りに「蓬莱飾り」です。
お気に入りなのです。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
2014年1月15日と17分
2013年1月1日です。
新年あけましておめでとうございます。
今年も元気に明るく、朗らかにやっていきたいと思っています。
昨年はとうとう一回きりのご挨拶でした。
・・・・・何を書いても、何を言っても白々しく思えて・・・・
以前のように思うことがスラスラと文書にならなくなりました。
しなくてはならないことを黙々とやり遂げる。
自分の身は自分で守る。
・・・・・。
そんな思いでいます。
今年もどうか宜しくお願い致します。
2013年 元旦
2012年1月1日です。
新年あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました、厚く御礼申し上げます。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
お陰様で変わりなく、このように新年の挨拶ができます。
有り難いことです。
何が起ころうが、どんな災難に遭遇しようが、政権がかわろうが
日々しなくてはならないことがいろいろあって、ポチポチと予定が入ります。
食事も掃除も洗濯も毎日毎日繰り返さなければなりません。
この当たり前の毎日がどれだけ大切なことなのかよくわかりました。
この当たり前のことを大事にしたいと思っています。
この小さな星のすべての生き物が共存出来ますように。
一部の人間だけが奪い取り、食い尽くすことがないようにと、
そんなことを願わずには居られません。
2012年 元旦
今日は8月1日です。
あの大惨事から5ヶ月になろうとしています。
あの日からお天気も今ひとつ安定しません。
暑い日があったかと思うと、急に大雨が降ったり、大風が吹いたり、どんより曇ったり、良いお天気になっても長続きしません。
暗雲立ち込めどことなく不気味です。
そんな感じの毎日です。
それでも蝉は今こそと啼き、月日は一日一日過ぎて行きます。
とにかく元気でいなくてはと、一日4kmの散歩を欠かさないようにしています。
お腹いっぱい食べないように、無理をしないように、心がけています。
続かなくては、続けなくては意味が無く、何も残せないと思うのです。
今まで経験したことのない深刻な事態が進行しています。
「伝統工芸」も例外でなく極めて厳しい状況下に置かれています。
守り繋げていくことに力を注がなくてはなりません。
自分に出来ることをするだけです。
8月1日 森 康次
花の盛りを前にして、言葉を失い 心を痛めております。
3月11日から20日もすぎようとしていますが、惨状を伝える
画像はあまりにも痛ましく、復興の道のりは長く険しく、
普通の生活を取り戻すには
想像以上の月日が必要と痛感しています。
まして福島原発事故は、世界での我が国の立ち位置をも脅かしています。
日本経済はかってない試練に直面しているのです。
和装業は平和産業です
しばらくは大変なことになりそうです。
覚悟をしなければいけないと考えています。
今こそ、きもののことを大事に考えている人たちと
力を合わせて、この難局を切り開かなくてはなりません。
一日はあっという間に過ぎ、花は咲き朝が来ます。
ここで頑張らなくては・・・・
重い気持ちの4月1日です。 森 康次
2月になりました。
今年も1ヶ月が過ぎてしまいました。
早いものです。本当にあっと言うまです。
しかし今年は寒さ厳しい冬でした。まだまだ寒さは残るでしょうが
今日は幾分和らぎ、天気予報では寒さのピークは過ぎたように
行っています。
そう言えばもうすぐ節分です。
業界も政界も世界情勢も不安要素ばかりで「困ったもんだ!!」
と思うのですが、「出来ることを精一杯するしかない」そう思っています。
2011年2月1日 森康次
新年明けましておめでとうございます。
1月5日が来ると晴れて「65歳」になります。
日本刺繍に携わって50年になりました。
それでも「まだ何もやっていない」と痛感しています。
欲張りでなく「こんなものではない」と切に思っているしだいです。
私のしている刺繍のことを「伝統工芸刺繍」と呼んでいます。
本当は「日本伝統工芸刺繍」と言いたいのですが、
これではあまりにも長すぎるので「伝統工芸刺繍」と縮めています。
もっと縮めて「日本刺繍」と言っています。
認知度も高く分かりよいからです。
この刺繍の可能性は無限です。
「こんな物ではない」といつも思うのです
そう感じています。
デザインをしていると(新しい形と構図を模索)煮え詰まって訳が分からなくなり、
自分が何処に行きたいのかも分からなくなるのですが、
そこをガマンして、
「必ず何処かにいい形が潜んでいる」と言い聞かせて続けます。
だからデザインをすると言うことは「宝探し」みたいな物です。
新年の始めに改めてこんな事を思いました。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
2011年1月1日 森康次