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9月6日(火)
今年も始まりました。
3月24日の卒業式以来の奈良行き。
みんな元気で何より。
選択した3年生が12名 2年生の正規授業が11名と大人数だが
3年生は経験済みだから要領もわかっていて、作業が早い。
15回キモノデザインコンクールに2点の出品を目標にしている。
画面も昨年より一回り大きくして見栄えを重視、従って水張りをして
本格的な作業に入る。
2年生も昨年のデザインを見ているようで混乱無く進む。
桜も散りかけ、こうして新しい生活が否応なしに始まる
我々も明日のためにすることをしなくてはならない。
あまりにも良いお天気での初日 有り難いことです。
この授業が終わる頃は8月の一番暑い頃。
2回目のデザイン授業。
心配していた雨も出かける時には止んでいて、快晴
北山まで自転車、新田辺行きの普通に乗車
新田辺で樫原神宮行きの急行に乗り換えて西大寺まで、
尼崎行きの準急にのり富雄まで。
奈良行きは案外空いていて座っていける。
今年は順調に進行していると思う。
3年生のユニークな発想が楽しい
イルカが出てきたり、大きな御所車が右肩口から覗いてたり
ラクダの模様に挑戦している。
2年生は個性的で、色使いも新しい。
愉しくてしかたがない。
この授業も3日目。
今日も楽しい授業だった。
3年生は慣れたものだし、進行も早く昨年以上のデザインが出来つつある。
15回のコンクールに出品するのも楽しみだし、昨年よりも高度になった技法、
広がった表現に進歩の航跡を見る。
2年生の集中力は大したものと見受ける。
3年生と同じ教室なので緊張しているのかもしれない。
ひな形の模写もなんとか無事に通過。
コンクールの出品作に取りかかる学生も数人。
このような「着色の本格的なきものデザインを描くのは
始めて」と言う学生ばかり。
よく頑張っている。
とにかく今日も無事に終了。
はい みなさんお疲れさん
次回は連休明け。
全国的に荒れ模様のお天気、朝の出かけはなんとか曇り空だったが
奈良に着く頃は雨模様。かえりもきっちり濡れて、まあこれもいいっか!
と開き直り。
3年生はコンクール出品作に没頭、2年目なので順調に進行
構図 配色 モチーフも斬新で楽しみ。
木枠が緩くて水張りに不都合が出てくる。
次回には修正が必要か。
2年生は慣れない作業も楽しみながら進行しているようす。
「ひな形」をモデルにした再考も全員が完成。
この勢いで出品作に挑戦。
2年生がコンクールの出品作に一斉に取りかかっている。
美術の学校ではないので、まさか本格的なデザイン作業があると
思わなかったらしい。
その分途惑いながらも楽しんで没頭している。
そう思っているのである。
本当は授業とはいえかなり無理なことを学生に要求している。
絵を描く、色を付ける と言うことはそう簡単にできる物ではない。
この子達は美系の学生とは違う。
にもかかわらずやっていることは美術系の授業と同じ。
授業時間からすればこちらの方がかなりハード。
しかし 集中すれば、その気になれば描ける。
それを証明している。
完成予想図と言うか「着色デザイン」が描けると、
営業でのプレゼンや、確認、指示などの場面でかなり有利に展開することが出来る。
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昨日の激しい雨も出かけるときには小雨になる。
一安心。
明るくなり、靑葉も輝きまさに初夏。
キモノデザインコンクールに出品まで今日を入れて
4回の授業。
「創作現場」だから色々考えたり模索する時間が必要、
これで!と思っても迷いが出て、振り出しに戻る。
様々な局面で手探りの作業になる。
物を作り出すことはなかなか大変。
自分の好きな物を描けばいいのだから、その点は自由
気楽で楽しく進められる。
「製品にしようと思うと」「売れるか売れないか」一番の要素になる。
ものつくりの現場は「結果がすべて」と厳しい。
この教室ではそのようなことも意識しながら「デザインをする」ことを体験できればと考えている。
コンクールでの「入」「落」は成績に直接関係ないことにしてあるが、
折角の出品だから、全員の入選を目指している。
今日もあっという間に5時で終了。
昨年よりも明るく大胆で新鮮な感じが多い。
出品作30数点出品者24名
6点完成だが公募展出品のためUP出来ないのが残念。
台風2号の影響もほとんど無く、雨の心配がなかった。
朝7時に家を出るのだがずいぶん明るくなった。
季節は確実に夏に向かっている。
1名の欠席だったがみんな元気で一安心。
猛烈な勢いで出品作品に取り組んでいる。
3年生は2点 2年生は1点の課題だが
完成して時間と余力のある学生はさらに1点追加をしている。
総数40点近くになる。
テーマが「着てみたいきもの」だけど「雪の夜景や
熱帯魚 鰯の群れ イルカ パンダ 撮影所風景
お花畑」等々。実に楽しい。
画用紙を「水張り」しての本格的な作図作業、これが
案外難しく上手く張れた時とそうでない時がある。
困ったもんだ。
色々考えているのだが、
次回試してみようと思っていることがある。
これが最後の手段。
今回もあっという間に5時が来て終了。
残って作業を継続している学生を励まして帰途につく。
コンクール応募期日までこんかいの授業をいれて残り2回。
約40点の出品を予定している。
2年生も3年生も真剣に取り組んでいる。
3点目を制作中もいる。
23名もいると個性豊かで実に楽しい。
「トマト」や「洋服のボタン」をモチーフにしたデザインもある。
このページで発表できるのは来年の5月頃になるが、
期待してお待ちいただきたい。
水張りでの問題はなんとか解決しそう。
この授業では問題なく綺麗に張れた。
良いお天気だった。
そして15回キモノデザインコンクールに応募する作品作りの最終日。
3年生は2度目、選択授業で入っているので、要領も経験済み。
2年生は始めて、絵筆絵を持つのも高校の「美術」の時間以来。
それでも11人16点のデザインが完成。
3年生も12名25点完成予定。 みなさんよく頑張りました。
公募展ですのでここで披露できないのが残念ですが、8月末の結果発表と
10月28日から30日の二条城での発表会が楽しみ。
各自の作品の解説、デザイン意図などをコメントしてもらい
合評会としました。
みなさんお疲れ様でした。
降り続いた雨も出かけるときには止み
「今日はついている」と気を良くして出かける。
いつもの時間に予定どうり授業の開始。
応募という大仕事をやり遂げ一段落、そんな感じ。
コンクールに参加をすのが授業の目的ではないが
応募する以上入選入賞を目指すのも悪くはない。
そのためには作画の技術もデザイン力もさることながら
そのコンクールの傾向、審査員は誰なのか 過去の出品作品、
特に入賞作はどのようなものだったのか
入念に調べることも大事。
デザインの段階では何種類かの下書きの中で「一番いいと思った物を選びだす」
それを繰り返して「構築」していく。
この作業を繰り返すことが大事なのだが、
当たり前のことだが、「経験がない」だから手探りで進めるしかなかった。
これもしかたがない。
3年生はキモノについてはこれで終了、
それを思うと、心残りというかどことなくもの悲しい。
2年生は来年選択でとればもう一度授業が出来る
一年でどれだけ成長するのか心待ちにしよう。
とにもかくにも一安心、一段落。
帯の授業に入って2日目。
後期に始まる刺繍用のデザインも兼ねているが、
ベースの生地については、染めや織りで完成出来ている。
だから地色は決まっている。
その決まった地色作りをしてデザインにはいるから、「水張り」は必須
これがくせ者でみんな苦労している。
ただ、出来る子はいとも簡単にやってのける。
どこが違うのかよくわからないが、
わずかな手加減が思わぬ結果に反映されるのだろう。
軽く冗談も言いながら楽しくやっているが、学生の数だけ
テーマがあるのでその時々の切替にウロウロしている。
チョット油断していると「そらあかんやろ」と飛んで行かなくてはならない。
狭い教室をあっち行ったりこっちいったり。です。
こんなことゆうたはるで、さーどうする。
夏の始まりらしい一日だった。
帯のデザインに入っている。
後期のに刺繍の実習があるのでそのデザインも兼ねている。
6点完成、刺繍の実習が5日間しかないので、多くの柄を付けられない。
それでも「居残り」覚悟で柄付けをする学生もいる。
織りの授業で「無地の名古屋帯」を完成している学生。
これからの染めの授業で 「あしらいとして刺繍を使う」計画を持っている学生。
と いろいろあるが完成すればその帯は自分のもの。
地色作りに苦労しながら進めているが、そうは簡単にいかない。
何回も挑戦しながらやっとなんとかできました。
この授業も残すところあと4回になった。
卒業後もこの経験が何らかの形で生かされるようにと思っている。
言い残したことはないかと気がかり。
今日も夏らしいいいお天気。
目覚ましよりも早く目が覚めたのだが、プリントを一枚忘れていたのを思い出す。
PCを起動さそうと思ってもこんな時に限って上手く起動しない。
もたもたしながら時間ギリギリに飛び出す。
刺繍用のデザインもほぼ全員が完成。
紙の上での作図だけでなく刺繍帯の完成予想図。
今までは「作図完成で出来上がり」だったが、これはあくまでも完成予想図だから
気になるところがあれば形も色もここから修正する。
そのための作図。
下絵にあたる、「実寸の線画」を草稿紙に描くのだが、
生地に写すまでならいくらでも修正できる。
その日は3年生は11月1日
2年生は来年1月10日
今週末から夏休み
気持ちは故郷 実家
就活で一苦労、なかなか大変だ。
夏休みも終わり、学生達はいつもの生活に戻り、今日は振袖用の帯デザイン。
それも3回目、送れている子、進んでいる子、その差が出てきているが
それも良かろう。
デザインの授業も回を重ねる度に進歩している。
手際も良いし、配色も綺麗で個性的。
筆使いも絵の具の溶き方も作り方も慣れてきた。
水張りだけはなかなか難しい。
そんなことも含めて、授業としても定着して来たようで今後が楽しみ。
しかし学生箇々の性格がでて実に楽しい。
大雑把な子 神経質な子 なかなかまとめられない子
行ったり来たりで進まない子 気配まで消して没頭する子
小さい物しか描かない子 大きく大きく描く子
細かいところまで指示を取る子 何となく上手く描いてしまう子
器用でたいがいのことはこなしてしまう子。
こだわりがきつくて頑固な子
やる気があるのか無いのか分からない子
本当に快晴で朝日が眩しかった。
残り少なくなったこの授業、惜しみながらの奈良行き。
帯のデザインとして、最後は「振袖用」をイメージする。
学生は振袖に最も近い年代が大半を占める、色彩、
形、構図、どれをとっても「自分なら」と言う意識が感じられて
好感が持てる。
次回が最終、大詰めである。
しかし「上手くなった」。
私は鉄線を使って、袋帯のデザインしました。
色数を少なくし、全体的にやわらかい印象の
配色にできたが、振袖の帯としては、
少し違うものになってしまいました。
ただ蔓をのばすだけではなく、唐草のように
できたらよかったです。
(中神)
南の空には絹雲が出てる。秋晴れだ。
この授業が始まった頃は桜が残っていた、今日の帰りは
秋の虫が大合唱。季節の移りは早い。
学生も上達した。12名がデザインコンクールに入選、入賞した。
そのことを実証している。
そして今日は最後の授業。
名残惜しいが致し方のないことで、言い残したことはないかと気がかり。
「振袖用の帯」を完成させ、時間をかけて合評会。
デザイン優先のものつくり きものや帯の模様の付け方が少しでも理解できれば
この授業の成果。
描くことに興味を持ち、今までにない物を生み出す力を養って欲しい。
花独楽と糸巻きを描きました。
振袖用なので、地色に黄色を使い、華やかにしました。
市松模様を変形させて、矢絣風の模様を描き、、
半分に折った時、腹のところも華やかに
なるよう気を遣いました。
色は、自分の好きな青と紫を使い、
地色と柄の色のコントラストをきかせています。
(奥村
振袖用の帯ということなので、
20歳になったらできること、飲酒・喫煙・夜遊び・・・と連想して、
パッケージのかわいいタバコの柄にしました。
これまでのデザインは根をつめて、考えて描いてきたので、
今回はあまり考えず、思いついたままに作りました。
缶ビールのパッケージでもよかったな(笑)。
(髙橋)
金銀でお祝い事を、黒で大人っぽさを、
赤で幼さを、イメージしました。
大輪の菊で、花言葉の「高潔」をイメージしました。
地色に負けて、目立たないのが残念です。
(隅田)
振袖の帯ということで、成人式用につくりました。
青海波と、雪の結晶を意識した花を、
赤系の色と白、そして金で彩色し、おめでたい感じを出しました。
古典的な雰囲気を出しつつも、
どこか異国情緒が表れるようにデザインしました。
(深川)
振袖の帯のデザインということで、
上品で落ちついたイメージ・・・というよりは、
元気で若々しいイメージでデザインしました。
前に描いた、バラの古典文様をアレンジして
華やかになるよう心がけました。
(仁和)
振袖に合わせる帯ということで、
今作っている振袖に合うような帯をイメージして、
振袖にはいっている牡丹と鈴をいれて、
統一感があるようにして考えました。
最初は、振袖の柄を唐獅子牡丹にしようと思っていてやめたので、
帯で使えたらなあー、と思って選びました。
唐獅子が、問題が発生して、下書きなしの状態で色をつける
ことになってしまったけど、墨のよさがでたかなーと思えるような・・・・・・。
まぁ、かっこよさげな雰囲気で仕上がったので、
良かったかな、と思います。
(町田)
お正月に着る振袖をイメージして、羽子板を描きました。
羽子板の表には四君子、裏には松竹梅と青海波、
背景は、蝶と鶴亀のシルエット、羽根を散らしました。
細かくて苦労した割には、羽子板が背景に
溶けてしまって目立たなくなってしまい、
近くで見ないとよく分からないような仕上りになってしまい、
残念です。
(飯間)
作品のコンセプトは『沖縄・二度目の成人式』。
沖縄が本土に復帰して40年。
最初の20年は、高度成長期。
二度目の20年は、そろそろ興土をしっかり考えようよ!という思いを込めて、
沖縄の象徴ともいえるあざやかな青を地色に
ブーゲンビリア、ハイビスカス、月桃を乗せてみました。
月桃は、沖縄ではムーチーでなじみのある植物、
沖縄の人なら分かるであろう、選択です。
(藤原)
一面に同じ柄でなく、2種類の柄を描きたい、と思い、
いろんな太さのギザギザで区切りました。
椿がメインのつもりが、どっちも強調されてしまったけど、
それぞれの雰囲気がつくれてよかったと思います。
背景(地色)が灰色で、灰色自体使うのが初めてで、
どうなるか不安もあったけど、いい色が出せてよかったです。
初めての配色や工夫、デザインに、自分なりに挑戦した結果、
良くできた部分と失敗した部分があったけど、どれも
作り上げていく過程で勉強になったので、よかったと思います。
(藤澤)