趣旨
今、ニューヨークの都市デザインが熱い!
あのヤン・ゲールがコンサルタントを務めたブロードウェイのホコ天プロジェクトを実現させたかと思うと、鉄道の高架線路の跡地を見事にランドスケーピングして、素晴らしい歩道へと変身させた。
ユニオン・スクエアの前の歩道を広げ(車道を狭めた)、ファーマーズ・マーケットを開催したら大人気を博す。
自転車の走行スペースを確保しようとし、サイクリストがユダヤ人コミュニティを相手取って醜い争いをしたことも、ニューヨークにおける人間的な都市デザインが主張するようになったからであろう。
また、ちょっと北にいけば、アメリカ最大の投資がされたといわれる通称ビッグ・ディッグとよばれる公共事業が遂行されたボストンがある。これは、ウォーターフロントと都心部を隔てていた高速道路を地下化させるという事業で、ヨーロッパの都市ではもうそれほど珍しくはないが、自動車大好きのアメリカで実施されたということで、大きな衝撃を内外に与えた一大都市デザイン事業である。
これはチェックしなくてはならない。ということで、都市環境デザイン会議では、国際委員会と関西ブロックが共催して、ニューヨークとボストンをめぐる都市デザイン・ツアーを企画、実行しました。そこで、JUDIのメンバーが見聞したニューヨーク、そしてボストンの最新都市デザイン事情をご報告させていただきました。
服部 圭郎
日時・場所
・2011年12月16日(金曜日)
・6時15分開場 6時分開演 8時30分頃まで
CITE(大阪市都市工学情報センター)会議室
記録
1 タイムズスクウェア論 JUDI関西支部ブロック幹事 角野幸博 2 ハイラインとボストンのレンタル・サイクル体験 JUDI国際委員会 服部圭郎 3 Lightingで変化する夜間風景〜世界あかりの旅 New York・Boston編 LEM空間工房 長町志穂 ニューヘイブンとボストン〜この20年で変わらないものと変わったもの HTAデザイン事務所 高原 浩之 4 質疑応答
主 催
都市環境デザイン会議関西ブロック
参 加 費
都市環境デザイン会議会員500円/会員外1000円/学生500円
定員30名/申し込み先着順
終了後懇親会準備中・当日実費精算
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