伝統工芸刺繍作家日本工芸会正会員 森康次 公式ホームページ
暈していくぬい方です。刺繍の場合、この暈しを、「かする」と言います。絵の具の場合は水で薄めて暈していく事ができますが 刺繍の場合は使用する糸を細くして 同時に渡りを短くそして粗くぬっていきながら暈します。
大きな面積での「かすり」は 糸の段階で地色までの3~5色を用意します。暈す方向に、糸色をだんだんと地色に近づけて ぬっていきます。