写生帖 2
どうしてもこの花を描きたいと思って描いたのではない。
かといって、たまたまそこにあったものを描いたのでもない。
なぜか心を動かされ、美しいと思ったからであろう。
この当時は「刺繍の模様にしようと写生をしていない」
前にも言ったが 形を操るには写生しか方法がないと思っていたから。
ただただ見たものを「紙の上に置き換えることのむつかしさ」に翻弄されながら
少しずつ分かりかけたころの「スケッチらしい」
ボケの花と菊がいいではないか。などとおもいながら眺めている。
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