都市環境デザイン会議関西ブロック
2010年度第5回都市環境デザインセミナー
地域に学ぶ景観まちづくりの作法
JUDI関西・京都景観スタディ報告
中村伸之、藤本英子ほか
趣旨
京都になじみの深いJUDI関西のメンバーが、2008年12月より中京区「姉小路界隈を考える会」の方々と月1回のワークショップを重ね、景観シミュレーション、コンピューターによる色彩分析、学生コンペ(灯りのデザイン)などを行ってきました。
このワークショップは、2008年10月のJUDI関西フォーラム『京都の景観はよくなるか!?「デザイン基準」から考える』での提言『地域から積み上げる「景観まちづくり」の実践』を受けて、地域主体の景観まちづくりを目指し、景観的にまとまりのある地区ごとの事情、意思を反映できる運用方法をケーススタディしたもので、現在も進行中です。
そこで学ばせていただいたことは、地域の皆さんの景観まちづくりの作法です。それは意識的ではないかもしれませんが、独特のこだわりやその時々の判断から読み取れる価値観でした。
今回は17ヶ月におよぶスタディの成果の一部をご報告しました。
JUDI関西 藤本英子・中村伸之
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5月16日(日曜日)、セミナーの前に行った町歩きの様子(小野晴久撮影)
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記 録
はじめに〜今までの経緯紹介JUDI関西 中村伸之
1。学生コンペと灯りのイベントJUDI関西 松川奨
2。街なみ環境整備事業の紹介
姉小路界隈を考える会 谷口親平/橘工匠 清水仁/京都市立芸大 藤本英子(聞き手)
3。町並み景観シミュレーションJUDI関西 中村伸之
4。色彩のまちづくり 京都市立芸大 藤本英子/ビバコンピュータ 芥川憲
5。質疑応答
プログラム
町歩き
セミナーに先立って、景観スタディの対象エリア(姉小路通の烏丸−寺町間)を歩きます。
セミナープログラム
「学生コンペと灯りのイベント」 松川 奨(JUDI関西)
「街なみ環境整備事業の紹介」 谷口親平(姉小路界隈を考える会)、清水 仁(橘工匠)
「街なみ景観シミュレーション」 中村伸之(JUDI関西)
「姉小路・色彩のまちづくり」 藤本英子(JUDI関西)、ビバコンピュータ株式会社の方
セミナー日時/場所
2010年5月16日(日曜日)
15時開場 15時30分開演〜18時頃まで
さいりん館(室町二条上るの京町家です。先着40名といたします。地下鉄丸太町駅6番出口徒歩4分、烏丸御池駅2番出口徒歩5分)
セミナー参加費
都市環境デザイン会議会員・学生・地元関係者500円/会員外1000円
定員40名/申し込み先着順
懇親会
引き続き「さいりん館」にて懇親会をいたします。(先着30名)
18時から19時頃
会費2000円程度
主 催
主 催
都市環境デザイン会議関西ブロック
協 力
姉小路界隈を考える会 ビバコンピュータ株式会社(色彩分析)
この記録はYuYU編集工房がおこした記録をもとにご発言の方が校正されたものです。
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