◇圧縮・解凍とは 「圧縮」とは、ファイルを効率よくまとめてデータ量を小さくすることです。例えば、メールにファイル(画像とか文書など)を添付して送るときに、送信したいファイルを圧縮すればサイズが小さくなるので、送信にかかる時間や料金を節約できます。 また、複数のファイルをまとめて圧縮し、1つのファイルとして一括して管理することもできるので、ハードディスクの空き容量が増やせます。 ただし、圧縮したファイルを復元するには、「解凍」という作業をしなければなりません。圧縮や解凍には専用のソフトが必要です。こうしたソフトはインターネットから無料で入手できます。 ◇圧縮・解凍ソフトがパソコンに組み込まれていますか? メールに添付されて送られてきたファイルをダブルクリックすると、「ファイルを開くアプリケーションを選んでください」という画面が出ませんか?(これは、とりあえず「キャンセル」ボタンをクリックして閉じてください。) その添付ファイルに「.lzh」とか「.zip」という拡張子が付いていたら、これが「圧縮ファイル」です。解凍ソフトがインストールされていれば、圧縮ファイルをクリックした時にこのメッセージは出ません。 ◇LZHファイルとZIPファイル 圧縮ファイルにはいろんな方式があります。 日本では「LZH(エルゼットエッチ)」という方式が一般的ですが、インターネット上では「ZIP(ジップ)」方式が広く使われています。どの形式で圧縮されているかは、ファイルの拡張子をみればわかります。圧縮の方式によって必要になるソフトが異なるので注意しましょう。 ◇圧縮・解凍ソフトのダウンロード 圧縮・解凍ソフトは「窓の社(まどのもり)」のソフトライブラリからダウンロードできます。 ◇おすすめソフト +Lhaca ZIP形式とLZH形式を解凍するだけなら「+Lhaca」がおすすめです。LZH・ZIP形式の圧縮ファイルを、アイコンにドラッグ&ドロップしたりダブルクリックするだけで素早く解凍できます。イ 設定の画面で「関連付け」の「LZH」ボタンと「ZIP」ボタンの両方をクリックしておきましょう。 LHAユーティリティ32(エルエッチエー) ZIP形式、LZH形式の圧縮と解凍ができます。 ただし、「LHAユーティリティ32」を使うには、「Uulha32.dll」というファイルが別途必要です。DLLファイルは「窓の杜」では「圧縮・解凍DLL」に分類されています。 ダウンロードした「Uulha32.dll」は「Windows」の「System」フォルダに移動しておきます。 ファイルの圧縮方法は、圧縮したいファイルを右クリックして「書庫を作成」をクリックするだけです。
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